コロナ明けの最初のベトナム旅行はどこへ行く?各地の魅力をご案内
こんにちは、ベトナムナビです。コロナも丸2年が経ち、そろそろ海外旅行も解禁といった情報も世界各地で出回っていますね。ベトナムでは4月から6月にかけて全面解禁(隔離無し)を予定しています。そこで、2022年最初にベトナム旅行へ行くならば、どこへ行きたいですか。今回はコロナ後に行きたいおすすめの観光都市を全国各地から厳選してご紹介します。
北部:ベトナムの首都ハノイは鉄板の観光都市
ベトナムの首都ハノイは、南部ホーチミンと肩を並べる巨大都市であり、日本人旅行者が最も多く訪れる都市の1つ。世界の旅行者からみると、ホーチミンよりも断然旅行者数は多いようです。市街中心部にあるホアンキエム湖をはじめ、旧市街、世界遺産観光など、その場の風景に溶け込んでゆっくりと歩きたくなる観光地が特徴です。
世界遺産ハロン湾に行きたい場合は、現地の旅行会社からツアーに申し込むことになります。旅行会社によって提携しているクルーズ船が違いますので、どんな船に乗りたいかによってツアーを決めるのがいいでしょう。
ナイトマーケットは毎週末に旧市街で開催
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ホーチミンの遺体が眠るホーチミン廟
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中南部高原地帯「ダラット」はカップルにおすすめ
ホーチミンから国内線で1時間で行ける山岳高原地帯のダラットは、ベトナム人の間では恋人たちの聖地として知られています。リゾート地としてはかなり素朴ですが、近年は徐々に名所も増えてきましたし、お洒落なリゾートホテルもオープンしてきました。
ダラットの楽しみ方としては、ダラット市場とその周辺散策。郊外景勝地は有名なところが幾つかありますし、最近は茶畑の見学処やイチゴファーム、ブルーベリーファームなども観光客に人気となっています。
屋外プールから見る景色は絶景です!
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美しい景色を見渡せる景勝地がたくさんあります
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中部ダナン&ホイアンは2022年もおすすめの観光都市!
中部ダナンは2010年頃から急速に発展し、日本人旅行者数も右肩上がりで増えてきた観光エリアとなります。隣町のホイアンは歴史保護区全体がユネスコ世界遺産となっていて、ダナンではリゾートホテルや海水浴、市街地観光などを楽しむことができます。
ダナン旅行者の多くは5日間から6日間の旅程となりますので、現地で丸1日観光できるのは2~3日程度となります。そのため、ダナンとホイアンにそれぞれどのくらいの時間を費やすのかは事前に決めておきたいところ。ホイアンは日中よりも夜の散策がおすすめなので、昼間は全日程でダナンと近郊の観光に集中しても問題ありません。
まだ外国人旅行者がいない穴場リゾート地「クイニョン&フーイン」
2022年はコロナ明けということもあり、外国人で密集しているエリアよりも、穴場の観光地でのんびりと自分たちだけの時間を過ごすのはいかがでしょうか。クイニョンはニャチャンから車で4時間、ホーチミンからはゴールデントレインと呼ばれる寝台列車で行くことができ、同都市は終点となります。クイニョンは港町となりますので、海側のホテルに泊まってゆっくりと海の町を散策するのが楽しみ方となります。
一方で「フーイン」はクイニョンから車で2時間で行ける小さなビーチエリア。近年観光開発が進み、5つ星のリゾートホテルもオープンするようになりました。半日ほどホテル内で過ごしたあとは、ベトナム政府指定の文化財の景勝地に行ったり、名物のマグロを堪能したりすることができます。1日中慌ただしく名所を巡るというよりは、時間を持て余すような南国バカンスを楽しめます。
クイニョン中心部のオープンカフェ
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フーインから行ける溶岩の岩場
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南国ビーチバカンスなら「ニャチャン」がおすすめ!
ベトナムのビーチエリアと言えばダナンをイメージする人が多いかもしれませんが、ニャチャンも同規模のリゾート地となります。また、ニャチャンはホーチミンと同じ熱帯サバナ気候となりますので、年間を通して蒸し暑い、まさに絵に描いたような常夏の都市となります。
ニャチャンはビーチリゾートでありながら、ヒンズー教の遺跡や泥温泉、遊園地、市場など海水浴以外の名所も充実しているので、子供連れファミリーから恋人、友人同士など、あらゆる旅行者層におすすめできます。夜は海沿いでナイトマーケットが開催されたり、砂浜でシーサイドバーが賑わいます。コロナで大きな打撃を受けた観光地の1つでもあるので、是非皆さん訪れてください。
夜は大人の時間を満喫
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現地ツアーに参加して離島巡りもできます
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旅行者人気No.1!The南国都市「ホーチミン「
コロナ前までは年間40万人以上の日本人が訪れる巨大観光都市。スパやショッピング、グルメを軸とした市内観光に加え、大自然を堪能できるメコンツアーやカンザーツアー、ホタル観賞ツアーなど、名所や楽しみ方は本当に多彩。日本にいるうちからしっかりとスケジュールを組んでおきましょう。
ホーチミンの市内観光では事前に調べておいたレストランやお洒落カフェを巡りながら、観光名所やお土産店をはしごしつつ、時間を見計らってスパのパッケージコースを楽しんでみてください。スパは女性だけではなくカップルでもおすすめです。東南アジアはスパが有名ですが、ベトナムは事前予約をすればほとんどの店が無料でVIPルームを貸切りにしてくれます。
ベトナムのリゾートアイランド「フーコック島」
最後はこちら。ベトナム最西端の離島フーコック島は、2021年にコロナ禍の中で外国人旅行者に開放した最初の観光エリアです。政府自治体ともに、2022年に訪れる外国人旅行者はフーコック島への誘致を望んでいる様子。
フーコック島ではコショウ畑や真珠の養殖工房の見学、海水浴にサファリパークなどが一般的な名所となりますが、2022年からはカジノも楽しむことができます。初体験の方も是非!
また、近年はノボテルやインターコンチネンタルといったインターナショナルホテルも相次いでフーコック島にオープンしています。いずれも宿泊料金は都市部と比べて格安なので、是非贅沢なホテルライフを1泊くらい体験してみるのはいかがでしょうか。
いかがでしたか。ほんの10年ほど前は、ベトナムの観光地といえばハノイとホーチミン程度でしたが、現在は非常に多くの観光地が外国人に支持されています。2022年最初の海外旅行を検討している方は、是非ベトナムを選んでみてください。以上、ベトナムナビがお届けしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2022-02-04