ベトナム最大級の戦争テーマパーク!半日で行けるクチトンネルツアー

Cuchi Tunnel Half Dayクチトンネル・半日ツアー[SGN012/SGN022]

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ホーチミン郊外観光の定番クチトンネルを半日で体験しちゃいます。

こんにちは、ベトナムナビです。ベトナム南部ホーチミンから約2時間ほど北西に走ったところにあるクチ。ベトナム戦争の激戦区であるとともに、米軍を撃退した南ベトナム解放軍(ベトコン)が作ったトンネルがあるところで有名です。今回はそのクチトンネルを見学・体験する半日ツアー(混載ツアー)に参加してみました!
※専用車ツアーの場合は他の参加者はおりません。

本日の日程

7:40 指定ホテルもしくはTNKトラベルJAPANオフィスにて参加者をピックアップ
8:00 英語ツアーとの混載バスにてクチへ出発
※途中1回休憩があります
10:00 クチトンネルに到着
~~~クチトンネルを楽しもう~~~~
12:00 出発
14:30 デタム通り、もしくは戦争証跡博物館にて解散
※車内にてガイドが解散方法を指示します(専用車ツアーはホテルまでお送り)
※本ツアーに昼食は付いていません
※汚れてもいい服装でお越しください
※時間、予定は道路の混雑情況、天候などによって変わる場合があります。

出発

申し込み時に、ホテル待ち合わせかTNKトラベルJAPANオフィスかを選ぶことができます。ホテルの場合はツアーデスク指定のホテルに限りますので、それ以外の方はTNKトラベルJAPANオフィスでバスに乗りましょう。
ガイドは日本語がとても上手です

ガイドは日本語がとても上手です

英語ツアー参加者との混載になります

英語ツアー参加者との混載になります

道中は車窓を流れる景色を楽しんでください。ホーチミンの都会から徐々に田舎風景に移り変わる様は異国情緒が漂います。また、バス車内では同じツアー参加者との親睦を深めることもおすすめします。旅は道連れ。是非一つ一つの出会いを大切にしていってください!
ホーチミンの都会の景色もしばしのお別れ

ホーチミンの都会の景色もしばしのお別れ

バスで30分ほど走ると田舎の風景に変わります

バスで30分ほど走ると田舎の風景に変わります

のどかですねー

のどかですねー

都会は市内中心部だけということが分かります

都会は市内中心部だけということが分かります

田舎のカフェにはだいたいハンモックがあります

田舎のカフェにはだいたいハンモックがあります

田園風景も東南アジアらしい光景

田園風景も東南アジアらしい光景

そろそろクチです

そろそろクチです

ちゃんとした家ですから

ちゃんとした家ですから

クチトンネル

チケットとクチトンネルの概要を記したパンフレットを受け取れます。クチは全長250km以上の長いトンネル。中で生活できるよう、さまざまな工夫がされていたとのことです。
クチトンネルを作った南ベトナム解放軍は、のちに米軍から「ベトコン」と呼ばれるようになりました。当時は差別用語でもありましたが、現在はその気配もなく、ベトナム人もベトコンと言う言葉で表しています。
敷地内のマップもあります

敷地内のマップもあります

カタログ。これを読んで勉強してくださいね

カタログ。これを読んで勉強してくださいね

お土産ショップもしっかりあります

お土産ショップもしっかりあります

入場ゲート

入場ゲート

まずは敷地に入ってすぐの小屋に入ります。ここではビデオでベトナム戦争を学ぶことができます。その後ガイドによるクチ及びトンネルの地形、当時使った武器などの説明があります。当時最新兵器を使っていた米軍に対して、解放軍はどのような武器を使っていたのでしょうか。
もちろん日本語音声です

もちろん日本語音声です

ガイドによるクチ一帯の説明

ガイドによるクチ一帯の説明

敷地内は雑木林に囲まれていて、舗装されていない道を歩きますので、汚れてもいい服装で来てください。欧米人観光客も多く、みなさん興味津津の様子です。ところどころにある穴は通気口で、料理をする際の煙や空気などの出入り口の役割があると同時に、米軍に場所を悟られないようにかく乱させる機能も果たしていました。
通気口。手榴弾も入らない小さな穴です

通気口。手榴弾も入らない小さな穴です

ツアー参加者はいつもたくさんいます

ツアー参加者はいつもたくさんいます

険しい地形ですね

険しい地形ですね

米軍を撃退したベトナム軍の戦略

写真のような穴がトンネル内には無数にあり、そこから顔を出して米軍の背後から攻撃をするといった、モグラたたき戦法でした。とてもアナログな戦術ですが、これが最後まで米軍は攻略することができません。トンネルに通じる穴も小さく、大柄なアメリカ人は見つけても入ることができませんでした。また、中には米軍が入れる大きな穴をわざと作り、中で迎え撃つトラップ作戦も成功しました。
どこに穴があるでしょうか

どこに穴があるでしょうか

こんな小さな穴が落ち葉に隠されていました

こんな小さな穴が落ち葉に隠されていました

このような形で、敵の背後に回ります

このような形で、敵の背後に回ります

クチトンネルの中を探検

クチトンネルを実際歩くことができます。腰をかがめて歩くので、かなり体力が必要なので覚悟しておいてください!クチトンネルは中で十分な生活ができるようになっていました。台所はもちろん、作戦会議室、シネマ、備蓄倉庫などもあり、生活に不便はなかったと言われています。このゲリラ作戦によって、事実上米軍は撤退しました。西洋の学者は後ほど、「世界中の技術者をかき集めても、クチトンネルを作ることは不可能」と言わしめたほどです。

解放軍が仕掛けたトラップ

解放軍が仕掛けたトラップは幾種類にも及びます。まるで忍者のようなトラップもあります。どれも基本構造はいたってシンプル。火薬を使わないパンジステークが主で、落とし穴や、鉄球、槍などを駆使しました。また、槍には蛇の毒を塗った戦法が非常に効果的で数分で毒が身体を回り死に至らしめました。
道を歩くと……

道を歩くと……

落とし穴の底には槍が!

落とし穴の底には槍が!

こちらも似たようなタイプ

こちらも似たようなタイプ

なかなか外れません。針には毒も塗られています

なかなか外れません。針には毒も塗られています

こんなアナログ戦法が勝利に導いたのですね

こんなアナログ戦法が勝利に導いたのですね

こちらも毒が塗られています

こちらも毒が塗られています

米軍が落とす爆弾や地雷を収集することもありました。その兵器自体を使うことはなく、中の火薬を抜き出し、自分たちの武器に入れ替えていました。写真の模型はその作業風景。一歩間違えれば爆発してしまう大変危険な作業です。その他にもいくつかの模型がありますので、記念撮影もOKです。
ベトコンと記念撮影

ベトコンと記念撮影

米軍の戦車です。地雷を踏んで破壊されたもの。戦車に乗って写真撮影もできます

米軍の戦車です。地雷を踏んで破壊されたもの。戦車に乗って写真撮影もできます

ライフルの試射を体験

最後はAK47やM16といったアサルトライフルからマシンガンの試射体験をすることができます。本ツアーでは別途料金が発生しますので、体験される方は受付で料金を支払ってください。料金は試射する武器によって変わります。また、発砲音で鼓膜が破れる危険もありますので、体験する際は必ずイヤープロテクターをつけてください。
イヤープロテクター

イヤープロテクター

連射用

連射用

誰でも簡単に撃てますよ

誰でも簡単に撃てますよ


最後は軽食をとって本ツアーは終了です。帰りはTNKトラベルJAPANオフィスもしくは戦争証跡博物館で降ります(専用車ツアーはホテルにお送り)。
いかがでしたか。クチトンネルはメコンデルタやカオダイ教ツアーと一緒に組み込まれていることが多いですが、「クチだけ行きたい」、「半日は郊外で、午後は市内観光をしたい」という方には、こちらの半日クチツアーがおすすめとなります。さらにベトナム戦争を知りたくなった方は、戦争証跡博物館で降りて、当時の様子をパネル式で学習することができます。
以上、ベトナムナビがお届けしました。
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記事登録日:2014-05-30

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送迎場所

集合場所:市内主要ホテル

市内ご宿泊ホテルまでお迎えにあがります。
※その他遠隔のホテルはTNKトラベル デタム店に集合となりますので、予めご了承下さい。予約手続きの際にご連絡させていただきます。

解散場所:TNKトラベルJAPANオフィス

TNKトラベルJAPANオフィスにて解散

ツアースケジュール

日程 内容
8:00頃 TNKトラベルJAPANオフィス前より出発
バス車内ではガイドさんのためーになる話が聞けます!
約2時間でクチトンネルへ
トイレ休憩もしっかりとありますよ!
10:00 クチトンネルに到着!移動中寝てしまったという方も心を弾ませてレッツゴー!
100mにも及ぶ実際のトンネルをくぐることができます!
前後の距離間はしっかりと保ってくださいね♪
ライフルの試射。(料金別途)
テレビやゲームでしか撃つことのできなかったライフルを実際に
撃つこと出来ます!
ベトナム兵が食べていた食事を体験してみましょう!
12:00 いかがでしたか?楽しかったクチトンネルツアーもあっという間に終了! バスに乗り、ホーチミン市へ
14:30頃 帰りはホテルか、TNKトラベルJAPANオフィス前で解散
※途中で戦争証跡博物館前での下車も可能です。ガイドにお伝え下さい!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2014-02-06

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