ホイアンに旅行に訪れたならば、もちろん美味しい料理にもこだわりたいところです。ここではホイアンの5大名物を紹介したいと思います。
こんにちは、ベトナムナビです。ベトナムのホイアンは中南部に位置している世界遺産にも登録された町です。その古き町並みを楽しみに年々観光客も増加しています。そこで、ただ観光地を歩くだけでは物足りません。せっかく旅行に来たのだから、ご当地グルメを余さず食べつくしたいところです。ここではホイアンの名物を紹介したいと思います。
ホイアン5大名物とは?
ではホイアンにはどんな名物があるのでしょうか。
ホイアンで美味しい名物と言えば、5つあります!
1、Cao Lau(カオラウ)
2、White Rose(ホワイトローズ)
3、Fried Wonton(揚げワンタン)
4、Mi Quang(ミークアン)
5、Com ga(コムガー)
この5つはホイアン市内のどのレストランに行っても大概メニューにあります。ミークアンやコムガーは普段も食べているかもしれませんが、その他の3つはいずれもホイアンの三大名物とも呼ばれ、観光客に親しまれています。ここではミークアンとコムガーを含めてホイアン五大名物として紹介したいと思います。
Cao Lau(カオラウ)
カオラウはうどんのようにコシがある麺料理です。
具は店によっても多少異なりますが、主には豚肉、揚げたライスペーパー、もやし、香草です。スープは少量ですので、麺とよく絡めてから召し上がってください。濃い味付けなので、麺によく染み込むのが特徴です。また、お好みでヌックトゥやライムをかけても美味しく召し上がれます。
White Rose(ホワイトローズ)
何ともお洒落な名前が付いているホイアン第二の名物はホワイトローズです。
ワンタンのような米粉で作られた生地の上に、海老のすり身や揚げたニンニクが添えられている料理です。ニンニクのパリッとした食感と柔らかいワンタンの食感がマッチしています。またヌクマムとも相性が良く、味が染み込むため一層美味しく食べることができます。
カオラウとホワイトローズはどちらも一人前の量が少ないので、二つ同時に頼んで一度に名物を二つ食べるのがベストです!
Fried Wonton(揚げワンタン)
揚げた黄色い皮に乗せられているのは豚と海老のすり身です。その他にもインゲンやパイナップル、トマトと店によって具材は異なります。一緒に付いてくる特製スープに付けて食べると、カリッと甘く、それでいて少し酸味が効いています。夜のバクダン通りに並ぶ屋台では定番料理で地元民はじめ多くの人に親しまれている料理です。
Mi Quang(ミークアン)
ミークアンはホイアンというよりかは中部地方を代表する料理です。ホイアンやダナンを訪れた際は是非おすすめしたい一品です。
麺はカオラウと比べると柔らかく、味も薄味です。具は豚肉にハム、海老、レタス、たまごが主です。せんべい状に揚げたライスペーパーを砕いて入れるとより食感が楽しめます。また、辛いもの好きならば、青唐辛子を少し入れると味が引き締まります。
Com ga(コムガー)
コムガーはベトナム全土でよく食べられている料理です。
コムガーのルーツは中国にあると言われており、その証拠にホーチミンのチョロンにはコムガーの屋台をよく見かけます。そして、中国人がベトナムの中部地方にコムガーを伝えたという言い伝えも残っています。
ホイアンの地元民に、何でホイアンの人たちはコムガーをいつも食べているのか、と質問したら、「安くてお腹いっぱいになるから」と笑顔で答えてくれました。ミークアンやカオラウのような麺が主流のホイアンの人々にとって、コムガーは貴重な料理のようです。
いかがでしたか。ホイアンを訪れた際には是非余すことなく食べつくしてほしいものばかりです。
特にカオラウ、ホワイトローズ、揚げワンタンの三つはホイアン以外ではあまり食べることができないので、最低でもこの三つは食べたいところです。屋台やレストランによっても味や具材が異なる場合がありますので、食べ比べをしてみるのも面白いかもしれません。
以上、ベトナムナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-03-22