2022年のベトナム旅行はツアーへの参加が必須?現地ツアーの選び方

ハノイ、ダナン、ホーチミンの3都市のツアーの選び方をご紹介します!

こんにちは、ベトナムナビです。コロナ後のベトナム旅行解禁は、どうやら2022年になりそう。しかし、最初のうちは自由に観光できるとは限らなく、自治体によって制限がかけられることが予想されます。そこで、今回はコロナ後の観光の動き方をご紹介しつつ、ホーチミン、ハノイ、ダナンの3都市につきましては、おすすめの現地ツアーの選び方もご案内します。それでは行ってみましょう!

ベトナム旅行はいつから?制限等

ベトナム政府観光省の公表によると、2021年11月から段階的に観光地を外国人に開放し、最終的に制限なくすべての観光地を自由に観光できるのは2022年6月を目指すとのことです。しかし、タイやマレーシアといった周辺国の対応状況によって、おそらくもっと前倒しになるのでは、と考えております(ベトナムはころころ仕組みが変わるので)。一方で11月から6月までにベトナム旅行を考えている方は、おそらく現地ではある程度の制限が欠けられる見込みです。
旅行者がかけられる制限は下記が予想されます。
1.交通機関の制限
路線バスの使用不可。タクシーでの移動のみなど。
2.エリアの制限
市外や特定観光地以外のエリアの侵入不可。
3.ツアーの利用推奨
11月~3月の間は、現時点では外国人は決められたルートのみ観光が可能で、必ずガイド付きのツアー参加が義務付けられています。

現地ツアーの選び方~ハノイ

ハノイ旅行者は現地ツアーに参加する際は、どういった基準でツアーを選べばいいのでしょうか。
まず、ハノイ旅行ではハイライトとなるのは、言わずもがな世界遺産の「ハロン湾」や「ニンビン省(チャンアン&タムコック」です。これらは外国人が自力で行くのは困難ですので、原則ツアーに参加する必要があります。また、いずれも1日かけて楽しむツアーとなるので、もし滞在日数が2日の場合は、自由行動は1日しかありません。そのため、ハノイ旅行では、ハロン湾とニンビン省のどちらかをツアーで選んだあとは、残りの滞在は自由行動を楽しむのがいいでしょう。

ニッチなツアーもおすすめできる!

また、2度目以降の旅行者におすすめしたいのは、「ドゥンラム村」や「伝統工芸村」、「ヴァンロン自然保護区」など、ガイドブックにはあまり紹介されていないニッチな穴場の観光地です。穴場といっても欧米旅行者は多く訪れる観光地となるので、異国の雰囲気は満載。ただ、どの旅行会社でも取り扱っているツアーではないので、事前にネットで取り扱いサイトを探して、予約しておくのがおすすめです。
バッチャン村。半日ツアーが催行しています

バッチャン村。半日ツアーが催行しています

のどかな田舎町散策はいかが

のどかな田舎町散策はいかが

旧市街は夜に行こう!

ハノイ市内観光の目玉として旧市街が挙げられます。ガイドブックでは昼間のお土産散策などが紹介されていますが、ナビのおすすめの時間は断然夜です。旧市街は古き良き町並みが美しい反面、冷房つきのお店が少なく、日中は汗だくになりながら歩かなければなりません。そのため、気温が低くなる夜の方が、歩きやすくておすすめとなります。週末はナイトマーケットが開催されるので、ツアーに参加する要素はありませんので、ゆっくりとした時間を各々過ごすことができます。
旧市街の夜も雰囲気があります

旧市街の夜も雰囲気があります

週末ナイトマーケット

週末ナイトマーケット

たくさんの人で盛り上がっています

たくさんの人で盛り上がっています

お土産店やグルメ屋台もたくさん!

お土産店やグルメ屋台もたくさん!

現地ツアーの選び方~ダナン

続いてはベトナム中部ダナンのツアー状況をご紹介します。ダナンは近年人気急上昇中のビーチリゾート地で、隣町には世界遺産のホイアンとミーソン遺跡も観光ができます。ほとんどのツアーはダナン発となり、ホイアンからだと追加料金がかかりますので、ツアーを複数利用することを考えている旅行者は、ダナン市内のホテルを押さえるのがおすすめです。
ダナン発の人気ツアーは「ホイアン観光」、「ミーソン遺跡観光」、「ダナン市内ナイトスポット巡り」、「半日市内観光」、「五行山」が定番どころとなります。ミーソン遺跡は自力では行けませんし、ダナンからホイアンまでは往復のタクシー代だけで5000円ほどかかるので、ツアーに参加した方がコスパが高いです。市内観光はもちろんタクシーを使って自分たちで行くことができますが、効率がそれほど良くなく、もしかすると半日では終わらないかもしれません。

滞在日数が3~4日間の場合はツアーを積極的に利用しよう

ダナンはダナン市内だけでも観光スポットは多々ありますし、それに加えて海水浴、リゾートホテルライフ、世界遺産ホイアン、さらには古都フエに足を延ばすこともできます。数日程度では到底足りませんので、とにかく効率的に回ることを重視するのがおすすめ。多少予算をとってでも、観光地巡りはツアーを利用するのが良いでしょう。
チャム彫刻博物館

チャム彫刻博物館

ハン市場

ハン市場

五行山

五行山

愛の桟橋

愛の桟橋

1日は高級スパ&リゾートホテルライフを満喫して

ベトナムでは2~3時間の高級スパパッケージが5000~1万円程度体験するととができます。また、広大な敷地面積を持つリゾートホテルでのホテルライフも見逃せません。1日くらいはスパとホテルを往復するだけのゆっくりとした南国バカンスを満喫してはいかがでしょうか。
ホテルは戸建が多い

ホテルは戸建が多い

客室風呂も普通にあります!

客室風呂も普通にあります!

のどかな田舎風スパも

のどかな田舎風スパも

現地ツアーの選び方~ホーチミン

日本人旅行者に最も高い人気を誇るベトナムの観光地ホーチミン。市内観光では「スパ」、「グルメ」、「お土産ショッピング」が3本柱として観光の中心となることでしょう。市内観光だけであれば、3~4日間の滞在でも十分満喫することができます。

しかし、一方でホーチミンは郊外にも魅力がたくさん。メコンデルタのジャングルクルーズやホタル観賞、クチトンネルにカンザーのマングローブの森ツアーなどなどはいずれも1日ツアーとなりますので、これらに参加を予定するのであれば、個人行動ができる時間は限定されてしまいます。ただし、上記エリアはいずれも自力では行くことができませんし、南国熱帯気候の大自然を体感できるおすすめのツアーとなります。是非最低1つは参加していってください。

ホタル観賞ツアー

ホタル観賞ツアー

メコンツアー

メコンツアー

カオダイ教総本山

カオダイ教総本山

クチトンネル

クチトンネル

ホタル観賞は外れナシのおすすめツアー!

ナビが取材を通して知り合った旅行者にアンケートをとったところ、メコン行きのツアーの中でも午後催行の「ホタル観賞ツアー」は非常に満足度が高いという回答を多々いただきました。午後催行のメコンツアーの1つで、ホタル観賞以外にもジャングルクルーズや高速ボートでのメコン川の遊覧、ココナッツキャンディー工房の見学など、一通りのプログラムを体験することができます。また、夜の静まり返ったメコン川を見学できるのもホタル観賞ツアーだけ。クリスマスツリーに例えられる幻想的なホタルの瞬きは、写真ではなくその目で直に見てほしいところです。
ジャングルクルーズもあります

ジャングルクルーズもあります

小島でホタルの時間まで待機します

小島でホタルの時間まで待機します

名物もしっかりと堪能♪

名物もしっかりと堪能♪


いかがでしたか。現地ツアーは必要に応じて利用すると、旅行者にとって非常にコスパが高く、満足度を得ることができます。特にベトナムは市内と郊外観光地を結ぶ鉄道が整備されていないので、郊外観光は必ず現地ツアーを利用する必要があります。日本にいるうちから、どのツアーに申し込むのか、パートナーと吟味して決めてくださいね!以上、ベトナムナビがお届けしました!
関連タグ:2022年コロナ後

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2021-11-12

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