初めての人から2回目以降のホーチミン旅行者も必見です!
こんにちは、ベトナムナビです。2023年はコロナ明け最初の年として海外旅行を考えている人も多いのではないでしょうか。もし旅先をホーチミンとして検討しているなら、ここで紹介するホーチミン観光モデルコースを参考にしてみてください。
今回はお土産・スパ・ショッピング・グルメに重点を置いてモデルプランをご紹介します。それでは行ってみましょう!
ホーチミン旅行者にとって、日々の観光の拠点となるのは市民劇場がある「ドンコイエリア」となります。市民劇場からサイゴン川まで伸びるドンコイ通りとグエンフエ通り、両通りの周辺は巨大なショッピングエリアとなっていて、ホテル・レストラン・スパ・お土産雑貨店・カフェなどが数多く建ち並んでいます。
日本人が多く宿泊する人気のホテルもこの界隈にたくさんあるので、初めてホーチミンに訪れる人はドンコイエリアに立つホテルを選ぶと失敗ありません。
観光する前に人気土産を手配しておこう!
昨今ベトナムではホーチミンを中心に複数のお土産ブランドが旅行者に支持されています。食器のamai、チョコレートのmarou、生はちみつ&パームシュガーのYUGOCなどなど。これらはそこらへんの雑貨店にあるわけではないので、できれば事前に取り扱い店の住所を控えておくか、通販で購入するのがおすすめです。
例えばベトナム産自然食品をお土産にしたYUGOCでは、日本語通販サイトで購入することで、ホーチミン市内の宿泊ホテルまで商品を配達してくれます。オンラインでカード払いしておけばホテルで待機する必要もなく、観光に出かけている間にレセプションに届けてくれるのでかなり便利です。
YUGOC公式HP:https://yugoc.com
ホーチミンモデルコース。午前中に回りたい観光スポット
ドンコイエリア(市民劇場)から観光を始めるのであれば、まずは歩いてサイゴン川とは逆方向へ。数分歩くとサイゴン大教会が見えてきます。2023年時点ではまだ改修工事中のため中に入ることはできません。そのため現在は外観を見学するだけですが、教会のすぐ隣には中央郵便局が建っているため、そちらを楽しむのが良いでしょう。
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中央郵便局中央郵便局はガイドブックにも必ず掲載されている人気スポットですが、現地人からすると、国際郵便の発送と受け取りができる重要なポストオフィスです。
ちなみに内外観はパリの駅舎をモデルとし、設計はエッフェル塔のギュスターヴ・エッフェルの会社が担当しています。内部のアーチ最奥部に見える大きな肖像画が、有名な革命家ホー・チ・ミン氏となります。
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統一会堂中央郵便局から10分ほど歩くと見えてくるのが「統一会堂」です。ベトナム戦争が終結した場所となり、現在でも重要な国際会議が開催されています。
中には旧大統領官邸としての大統領と夫人の私生活がのぞける部屋や、暗号解読室、緊急脱出用ヘリポートなどを見学できます。入場料も数百円なのでそれほど安く観光できるのも魅力です。
会議室。現在でもつかわれている
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暗号解読室。地下にある
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午前中の最後は「ベンタイン市場」
統一会堂から徒歩10分程度歩くと、ホーチミン観光の象徴となる「ベンタイン市場」に到着します。途中迷ってしまうと蒸し暑い中長時間歩くことになるので、タクシーでスムーズに行くのもおすすめです。
ベンタイン市場には4000以上のお店がひしめきあっていますが、全体図を見れば雑貨エリア・生鮮エリア・食堂エリアなどにカテゴライズされています。ポストカードやキーホルダーなど安物雑貨は市場で値段交渉を楽しみながら買いものするといいでしょう。コロナ禍のときはお店も閑散としていましたが、現在はすっかりと元通りになっています。
昼食:ベトナムグルメを堪能しよう!
ベンタイン市場を散策したあとは昼食の時間となります。市民劇場とベンタイン市場周辺にはたくさんの旅行者向けのレストランがあります。事前にガイドブックやネットサーフィンをしてめぼしいレストランを調べておくのがおすすめです。
雰囲気のあるレストランを選ぼう
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ベトナム料理を堪能♪
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ハスの実のチャーハン
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やっぱり米粉麺は欠かせません!
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午後の一発目はスパを楽しむのはいかがでしょうか。高級スパはドンコイエリアに、安マッサージはベンタイン市場周辺に多くあります。また、タクシーで20分ほど走った場所にある「タオディエン地区」にも高級スパが点在しています。スパによっては送迎サービスを実施しているところもあるので、ケースバイケースで有効活用するのが良いでしょう。ちなみにスパの予算は2時間コースで5000円~1万円。高級ホテルの直営スパでも1万~2万円で受けることができます。2023年は大分円安なので、コロナ前よりも3割程度高く感じる印象です。
一度は高級スパを体験してほしいです
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お風呂付のVIPルームもあります
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サウナを楽しめるスパもあります
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安マッサージではフットマッサージがおすすめです
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スパで2時間コースを堪能したあと、時間はおよそ14~15時です。日が暮れるまでもう少しあるので、その間に雑貨ショッピングを楽しみましょう!質のいい雑貨が置いてあるのは断然ドンコイエリアとなりますので、まずはドンコイ通りやグエンフエ通り、トンタッティエップ通り界隈を歩いてみるのがおすすめです。ちなみに雑貨店は定価制となるので値段交渉はほとんどできませんよ。
ただし、新型コロナ後となる2023年時点では、まだまだ閉店している雑貨店も数多くあるので、「あまりいいのがない」と感じた場合は、冒頭でご紹介したネット通販を利用しましょう。最近は日本語化しているベトナムブランドのホームページも増えてきました。
雑貨店も回復の兆しが見えてきました
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木彫りはベトナム伝統工芸です
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陶磁器も伝統手工芸品の1つ
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最近はお土産店内でもYUGOCのはちみつを見かけるようになりました。
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夜の最初はベンタイン市場周辺ナイトマーケット
夜になるとベンタイン市場周辺で毎夜ナイトマーケットが開催されます。お土産雑貨や屋台食堂が多数出ますし、ぼったくりもないので安心して食事できます。夜はしっかりとしたレストランで食事をとるのもいいですが、屋台でしか食べられない大衆グルメもあるので、是非一度は体験してみてください。
ベンタイン市場の夜は遅くまでにぎわっています
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是非いろいろ雑貨を物色してください
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ベンタイン市場周辺ナイトマーケットを散策したあとは、歩いて15分程度のところにあるバックパッカーエリア「ファングーラオ」へ行きましょう。ファングーラオはファングーラオ通り・ブイビエン通り・デタム通りといった大通りをメインとしたバックパッカーエリアです。タイのカオサンと比べると規模は小さいですが、日本にはない東南アジアらしいエキサイティングな時間を過ごすことができるはずです。
ただし、マリファナや買春、違法賭博なども蔓延っているので、旅行者は甘い誘いに乗らないように、健全な楽しみ方をして過ごしてください。
ホーチミンの夜は眠らない
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いろいろなお店をはしごしましょう
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ベトナムたばこも売ってます
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毎夜大賑わいです
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いかがでしたか。今回は2023年ホーチミン旅行のモデルコースを紹介しました。オーソドックスなルートですが、コロナ後のいまも変わらず楽しむことができます。是非次のホーチミン旅行の参考にしてください。以上、ベトナムナビがお届けしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2023-06-09