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ベトナム屈指の人気ビーチリゾート、ニャチャンを歩こう!


こんにちは、ベトナムナビです。ニャチャンはカインホア省の省都であり、ベトナム屈指のビーチリゾートとして人気を博しています。ベトナム人のみならず、欧米系を中心とした大勢の外国人観光客がニャチャンを訪れて、海水浴や食事、土産物ショップなどに行って休日を満喫しています。
ニャチャンは大きく分けて北エリアと南エリアとに分けることができます。メインはニャチャンビーチの広がる南エリアですが、北エリアも見どころは満載です。ここでは、双方エリア別に紹介していきたいと思います。

ニャチャン基礎知識


<位置と面積>
ニャチャンはベトナム中南部カインホア省の省都で、面積は約250キロ平方メートル、ホーチミンから約450キロ北東の場所に位置しています。

<人口と言語>
人口は約35万人強です。言語は南部ベトナム語で、中部なまりはあまり感じられません。外国人移住者も近年増加傾向にあり、特にロシア人の移住が目立っているため、ベトナム人の中にもロシア語を話せる人が増えてきています。

<歴史>
古くはチャンパ王国時代から始まり、現在でも遺跡や寺院が点在しています。その後フランス領となり、要人のリゾート地として開発されていきます。現在はベトナム屈指のリゾート地として開発が進められています。

<名物>
ニャチャンの名物は豚肉やさつま揚げ、クラゲなどがあります。現在では全国どこでも食べられているのでなかなかイメージがつきにくいですが、ニャチャンの人に「名物は?」と訊くと、必ず上記の料理を挙げてくるでしょう。

ニャチャンに行こう!


ニャチャンに行くには飛行機、鉄道、バスと三種類の方法があります。ホーチミンを拠点に考えると飛行機なら約1時間、列車なら約7時間、バスなら約9時間程度の旅となります。移動費を節約したいのであればバスが最も安値ですが、おすすめは列車です。ホーチミンのサイゴン駅発クイニョン行きの「ゴールデントレインズ」は日本人観光客に最も人気がありますし、同じくサイゴン駅発ニャチャン行き「ブルートレイン」も走っていて、どちらも寝台列車なので寝て起きたらニャチャンに着いているという感じです。欧米人旅行客も多く利用していますし、異国の寝台列車の旅というのも情緒があります。

まずはニャチャンの北エリアです。ここではニャチャン駅を基準に南北に区分けして紹介します。

北エリアは外国人観光客も少なく、通りもベトナムのローカル色が濃くのどかな町並みとなっています。
一方観光スポットとしては、寺院や市場、岬やアミューズメント施設などが挙げられますが、やはりどれもニャチャンの地元住民がよく訪れるスポットでもあります。

隆山寺(ロンソン寺)


ニャチャン駅、並びにバスターミナルから最も近い場所に位置している観光スポットがここ「隆山寺」です。見どころは石段を上がったところにある二つの大きな仏像です。頂上にある仏像は裏に回れば中に入ることができるので見逃さないようにしましょう。また、ここから見える展望も最高です。
正門です

正門です

中庭です。

中庭です。

寝仏です。足の裏には卍が刻まれています

寝仏です。足の裏には卍が刻まれています

ダム市場


ニャチャンで最も活気のある市場がダム市場です。ホーチミンのベンタイン市場に負けず劣らずの熱気で、明け方から日が沈むまで人々で賑わっています。外国人観光客もここを訪れ、シルク製品や定番の雑貨、小物などを買いあさっては値段交渉をしています。
ベトナムの定番土産が揃っています

ベトナムの定番土産が揃っています

ダム市場の2階部分です

ダム市場の2階部分です

外回りでは果物も豊富です

外回りでは果物も豊富です

ポー・ナガル塔(タップ・バー)


4月2日通りを北上すると、二つの橋を渡ることになります。そして、橋を渡り切ったところにあるのが「ポー・ナガル塔」です。地元の人々には「タップバー」と呼ばれているここには複数の祠堂があります。この建物はチャンパ王国の遺産であり、今でも信仰の厚い人々が花束を持って祠堂の中に入っていきます。定期的に若い女性たちによる伝統舞踊も開催されるので、是非見物していってください。
現在は5つの祠堂があります

現在は5つの祠堂があります

ポー・ナガルとは女神を指します

ポー・ナガルとは女神を指します

美しいダンスを見学することができます

美しいダンスを見学することができます

タップ・バー・ホットスプリング・センター


近年人気を博している通称「泥温泉」です。現地の人々や外国人観光客も訪れ、土日は特に混雑しています。皆で入るプランや一人から二人で入るプライベートプランもあります。塩分濃度が高いせいか、泥に浸かると体が浮きます。さらさらとした泥を顔パックして固め、洗い落したあとはお肌がすべすべになります。また、奥には温水プールもあり、1日過ごすことができるアミューズメント施設となっています。少し遠いのでバイクタクシーかタクシーを使うことをおすすめします。ただ、旅慣れた方でしたら、看板が出ているため迷うことはありませんのでレンタサイクルでも十分行ける距離です。
主に現地人が入っています。皆で和気あいあいとして楽しそう

主に現地人が入っています。皆で和気あいあいとして楽しそう

こちらはプライベート浴槽です

こちらはプライベート浴槽です

温水プールの温度は35度とかなり高めです

温水プールの温度は35度とかなり高めです

ホンチョン岬


ホンチョン岬はニャチャン北部にある穴場スポットです。現地人のデートスポットでも知られていて、また、ダイビングをすることもできます。ここで有名なのは落ちそうで落ちない岩です。観光客の絶好の写真撮影のスポットです。現地人が泳いで魚を獲っている光景や釣りをしている光景などを見ることができるでしょう。
石段を下りていくと、目前に海が広がります

石段を下りていくと、目前に海が広がります

ニャチャンビーチよりも透明度が高く、見ているだけで癒されます

ニャチャンビーチよりも透明度が高く、見ているだけで癒されます

釣りやダイビングをしている現地人の姿も

釣りやダイビングをしている現地人の姿も


いかがでしたでしょうか。ニャチャンの北エリアには寺院や市場、泥温泉、そして美しい岬など地元民にも愛されているスポットが多々あります。タクシーやバイクなどの移動手段を使えば1日で回ることもできますし、自転車をレンタルしてツーリングしながら回ることもできます。ニャチャンに訪れた際はビーチだけではなく、是非北エリアにも足を運んでみて下さい。

ニャチャン駅から南の方面はビーチが広がっています。市街地も外国人観光客向けにリゾートホテルからバックパッカー用の安宿まで所狭しと建ち並んでいて、土産物ショップも充実しています。近年話題を呼んでいるのはチェー島という離れ小島をまるごとアミューズメントパークにした「ヴィンパール・ランド」です。それ以外にも教会や博物館と見どころも押さえておきましょう。

約7キロ弱にも及ぶニャチャンビーチは連日大勢の人々で賑わっています。外国人のみならず、ベトナム全国からニャチャンのビーチリゾートを目指して訪れてきます。透明な海にヤシの木にパラソルとここ一帯は常夏の楽園のようです。夜は浜辺がオレンジ色にライトアップされてデートスポットとしても有名です。また、目抜き通りのチャンフー通りがここニャチャンビーチと並行して走っています。
海は南北に長く、どこでも泳ぐことができます

海は南北に長く、どこでも泳ぐことができます

木陰でお弁当を広げている光景。素敵な休日です

木陰でお弁当を広げている光景。素敵な休日です

大広場です。何もなくだだっ広い感じがいいですね

大広場です。何もなくだだっ広い感じがいいですね

ホテルも並んでいます

ホテルも並んでいます

チャンフー通りはビーチと並行して走る長い道です

チャンフー通りはビーチと並行して走る長い道です

劇場です

劇場です

ニャチャン大聖堂


ニャチャン駅からほど近く、大きなロータリー付近の高台に建っているのがニャチャン大聖堂です。ミサの時間になると次々とキリスト教信者の人たちが石段を上がって教会に入ってきます。大勢の人たちで歌う聖歌には圧倒されます。是非一度ミサの時間を選らんで訪れてみてください。
大きな教会です

大きな教会です

ミサの時間です

ミサの時間です

外にも人々で溢れています

外にも人々で溢れています

国立海洋学博物館


ニャチャン港付近にあるこの博物館は全長約18メートルもある巨大なクジラの標本が話題を呼んでいます。それ以外でも巨大なジュゴンの標本や水族館、ジュゴンのホルマリン漬けなど見どころが満載です。子供から大人まで楽しむことができる大規模博物館です。
クジラの骨の標本

クジラの骨の標本

この先は水族館です

この先は水族館です

様々な魚のホルマリン漬けです

様々な魚のホルマリン漬けです

ヴィンパール・ランド


チェー島という離れ小島をまるごとアミューズメントパークに仕上げたのがヴィンパール・ランドです。小島までは船かもしくはケーブルカーで行くことができます。ここではジェットコースターや屋内施設など遊園地にあるようなアトラクションや水族館、プールがあります。プールは流れるプールや波のあるプール、ウォータースライダーなど複数の種類で遊ぶことができ、1日満喫することができます。
ケーブルカーに乗っていきます

ケーブルカーに乗っていきます

ジェットコースターは遠くからでも悲鳴が聞こえるほどの迫力

ジェットコースターは遠くからでも悲鳴が聞こえるほどの迫力

屋内施設の3D映像です。

屋内施設の3D映像です。

猿のショーもやっています

猿のショーもやっています

水族館ではもしかしたら人魚に出会えるかも

水族館ではもしかしたら人魚に出会えるかも

さまざまなプールがあるので、飽きません

さまざまなプールがあるので、飽きません



いかがでしたか?
ニャチャンの北エリアと南エリアとに分けて紹介しましたが、ニャチャンの旅行を海水浴だけで終わるのは少しもったいない気がしてきませんか。少し足を伸ばせばニャチャンにしかない文化やアミューズメント施設に行くことができます。
是非、一度訪れてみてください。以上、ベトナムナビでした。

記事登録日:2012-03-06

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2012-02-21

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