クチトンネル&カオダイ教1日ツアー <ホーチミン発>

Cuchi Caodai One Day Tripクチトンネル&カオダイ教1日ツアー <ホーチミン発>[SGN011/SGN023]

閉店・移転、情報の修正などの報告

神秘の教団カオダイ教とベトナム観光の目玉クチトンネルの2大スポットを1日にで周るホーチミン発郊外ツアーに参加しよう♪ を知るには現地事情を知る事こそ大事です。そんなことを格安で参加できるとはお得です


こんにちは、ベトナムナビです。
ホーチミンの市内観光を終えた方は、ちょっと足を伸ばして郊外に行ってみたくはなりませんか。市内から離れると景色も移り変わり、常夏の国らしい素朴な風景に出会えます。今回参加するツアーは、そんなエリアの中に佇むカオダイ教と呼ばれる新興宗教の礼拝の様子。そして、ベトナム戦争の生々しい傷痕を追うことができるクチトンネルです。

今日のコース内容

7:30 ホテルへお迎え(1区全域無料。対象ホテルあり)
8:00 デタム通りより出発(催行会社オフィス前)
12:00 カオダイ教総本山へ到着 ミサを見学
昼食 ※前後する場合があります ※料金は自己負担(混載ツアーのみ)
15:00 クチトンネル 
17:00 ホーチミンへ向けて出発
18:30 解散

※ 時間、予定は道路の混雑情況、天候などによって変わる場合があります。
※ご宿泊ホテルが対象外の場合、ツアー出発場所に集合となりますので、予めご了承下さい。

出発

デタム通りから出発します。参加人数によっては英語ガイドのツアー参加者と同じバスに乗ることとなります(ルートは同じなので)。また、乗車後はペットボトルの水を貰えます。デタム通り周辺はいくつものツアー会社がありますので、間違えないようにしましょう。
バスが走り出すと、ガイドさんが流暢な日本語でホーチミンの歴史をはじめ、これから向かうカオダイ教の説明をしてくれます。
今回は英語ガイドのツアー客と一緒です

今回は英語ガイドのツアー客と一緒です

ガイドさんは日本語がとても流暢です

ガイドさんは日本語がとても流暢です

途中休憩

まず最初に向かうのはカオダイ教の総本山。ホーチミン市内から北西に約120km進みます。所要時間は約3時間ちょっととなるので、間に小休止を挟みます。その時々によって立ち寄る場所は異なりますので、今回ナビのツアーで立ち寄った場所とは異なる場合もあります。
こちらは漆塗り工場。枯れ葉剤の被害者の方々も働いています。漆塗りは日本でも文化として根付いていますが、ベトナムにも古くから伝わっています。中では彼らの仕事ぶりを見学できるだけではなく、完成品をお土産として購入することもできます。
一つ一つ手作業です

一つ一つ手作業です

日本人にも親しみがありますね

日本人にも親しみがありますね

カオダイ教

カオダイ教は1926年に二人の教祖から正式に発足されました。現在では新興宗教としてベトナム人の間で認知されています。建築は西洋と東洋を混ぜたちょっと奇抜な様式。
最近は若者に人気がなくなっているとのこと

最近は若者に人気がなくなっているとのこと

信者の方は白いアオザイを纏っています

信者の方は白いアオザイを纏っています

天眼

カオダイ教のシンボルとして掲げられている一つ目のマーク。カオダイの神の目です。左目なのは、心(心臓)と繋がっているからだそうです。1ドル札のピラミッドに描かれているマークのようでもあります。

一般の信者は白いアオザイ姿ですが、徳の高い方はカラフルな袈裟を纏っています。この色には意味があり、黄色は仏教、青色はカトリック、赤色は道教です。カオダイ教は新興宗教にありがちな複合宗教で、仏教、道教、キリスト教、イスラム教などをミックスしています。神として崇めているのは釈迦やイエス、ムハンマド、ソクラテスなどさまざま。
ミサの時間

ここでは1日4回、6:00,12:00,18:00.24:00にミサが行われます。ツアー客も多いので、着いたら早めに並んでおきましょう。土足厳禁です。

ミサの時間

最奥には球体の天眼が見えます

最奥には球体の天眼が見えます

上階からも見学できます

上階からも見学できます

子供達の聖歌隊が楽器に合わせて合唱する様子です。厳かな空気に包まれて、神聖な雰囲気が漂っています。
ほとんどが女性

ほとんどが女性

こんな小さな子供もいます

こんな小さな子供もいます

昼食

総本山からすぐ近くのレストランで昼食タイムとなります。タイニン省への到着時間によっては、ミサの前に食事をする可能性もあります。注文方法は、メニューを見て厚紙に自分の食べたい料理の番号を記入するだけです。
※混載ツアー参加のお客様の食事代は自己負担となります。
敷地内の散歩もおすすめ

敷地内の散歩もおすすめ

メニューは庶民派料理が中心

メニューは庶民派料理が中心

団体席もあるので、みんなでワイワイできます

団体席もあるので、みんなでワイワイできます

クチトンネル

食事を取ったあとは、最後の目玉、クチトンネルです。
クチトンネルはベトナム戦争時に掘られた穴で、その長さは250kmにも及びます。
アメリカ軍も最後まで攻略できなく、撤退を余儀なくされたほどです。

最初に日本語解説のビデオを見て、クチトンネルについて学びます

最初に日本語解説のビデオを見て、クチトンネルについて学びます

その後ガイドさんが詳しく解説

その後ガイドさんが詳しく解説

クチトンネルはただの洞穴ではなく、食料を備蓄する場所やキッチン、会議室、市場、シネマスペースまでありました。出入り口は草や落ち葉で隠れ、また小柄なベトナム人ひとり入れる程度なので、アメリカ軍は見つけてもどうすることもできなかったのです。どこからでも姿を現し、姿を消す巧妙かつシンプルなゲリラ作戦は、アメリカ軍を最後まで苦しめました。
一見なにもなさそうですが……

一見なにもなさそうですが……

こんなところに穴が

こんなところに穴が

一人やっと入れる大きさ

一人やっと入れる大きさ

アメリカ人にはちょっと入れそうにないですね

アメリカ人にはちょっと入れそうにないですね

数多くのトラップにも注目

アメリカ軍が落とした爆弾から火薬を抜き取る様子

アメリカ軍が落とした爆弾から火薬を抜き取る様子

アメリカ軍が落とす新兵器は使わず、ベトコンの人たちは地雷や落とし穴、毒を塗った槍などを使って応戦しました。クチトンネルを巧妙に使い、アメリカ人が入れる出入り口で待ち伏せしたりと、まさに地の利を使った戦法だったのです。西洋の学者に「クチトンネルは、世界中のどんな技術者を集めても作ることはかなわない」と言わしめたほどです。
ただの芝生ですが、ここを歩くと

ただの芝生ですが、ここを歩くと

まるで忍者の館のようですね

まるで忍者の館のようですね

こちらも落とし穴のトラップ

こちらも落とし穴のトラップ

足を入れるとなかなか抜け出せません

足を入れるとなかなか抜け出せません

古典的な方法ですが、針に毒が塗られています

古典的な方法ですが、針に毒が塗られています

ドアを開けた瞬間毒針が迎え撃つトラップ

ドアを開けた瞬間毒針が迎え撃つトラップ

射撃に挑戦!

ここでは射撃の試し打ちをすることもできます。種類はいくつかあり、AK47やM16といったアサルトライフルからマシンガンまであります。ツアー料金には含まれていないので、射撃に参加される方は別途料金が必要となります。発砲音はものすごいので、必ずイヤープロテクターを装着してください。
的はかなり遠くにあります

的はかなり遠くにあります

実弾です

実弾です

イヤープロテクターなしでは聴覚障害に陥る危険があります

イヤープロテクターなしでは聴覚障害に陥る危険があります


最後はみんなで軽食をとって終了です。ホーチミン市内に戻るのは18:30頃。
いかがでしたか。カオダイ教もクチトンネルもベトナムの歴史の重要な一コマ。「もっとベトナムのことを知りたい!」という方に、こちらのツアーはおすすめです。
以上、ベトナムナビがお届けしました。
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記事登録日:2014-02-06

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送迎場所

集合場所:市内主要ホテル

市内ご宿泊ホテルまでお迎えにあがります。
※その他遠隔のホテルはTNKトラベル デタム店に集合となりますので、予めご了承下さい。予約手続きの際にご連絡させていただきます。

解散場所:TNKトラベル デタム店

TNKトラベル デタム店にて解散

ツアースケジュール

日程 内容
8:00~8:30頃 TNKトラベル前より出発
午前 タイニンに到着。
カオダイ教の説明、寺院の観光。
正午には礼拝の様子を見学。
昼食 クチへの道中、レストランで昼食(混載ツアーのお客様のみご負担)
午後 クチトンネルに到着。
模型やビデオを利用して、ベンディントンネルの説明。
当時のトンネルの内の施設を見学。
約30mのトンネルに入って体験。
ライフルの試射(料金別途)。
17:30~18:30頃 ホテル前かTNKトラベルデタムオフィス前到着、解散

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2014-02-06

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利用日
大人 子供

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