こんにちは、ベトナムナビです。ベトナムへ初めて訪れる旅行者の方は、皆さんガイドブックを片手に観光エリアを散策することでしょう。しかし、中には「本当のベトナムの顔を知りたい」、「ベトナム人の国内旅行と言えばどこ?」などと現地に浸かりたい東南アジア好きの方もいるかと思います。そこで、今回は現地のベトナム人に訊いた観光スポット及びエリアのベスト5を紹介します!「ここがおすすめなんだ!?」と旅行者にとっては盲点のエリアも入っていますので、一味違ったランキングとなるでしょう。
1位は断トツホイアンでした!てっきりホーチミンかなと思いきや、ホーチミン中心は外国人旅行客に特化した街づくりが行われているため、現地の人から見たら馴染み薄い様子でした。一方ホイアンは町全体が世界遺産であり、歴史を遡ってみると日本では徳川家康公の時代から友好を築いています。ホイアンの象徴「日本橋」はベトナム紙幣にも描かれており、日本とベトナムの歴史深さを知ることができます。日本人にとっては古き良き町並みに、ふとノスタルジー香る時間を満喫することができるはずです。
2位は言わずと知れたホーチミン。ベトナム旅行客の8割が選ぶと言われている観光のメッカ。中でも中心市街地の1区界隈がおすすめです。ただし、統一会堂や博物館は現地の人たちにとってはあまり興味がない様子で、おすすめどころは専らカフェや雑貨ショップ巡りでした。また、1区中心には西洋のコロニアル建築の建物が多々ありますので、こちらもおすすめのようです。
ダラットはナビもおすすめする穴場スポット。ホーチミンからバスで6時間程度で行くことができる標高の高い高原地帯です。ベトナム人の間では若いカップルの定番スポットのようで、湖や森林、公園、花園など自然に溢れています。それ以外にも古くはフランス統治下の時代、フランス人の避暑地として開発されたのがはじまりのため、現在でも西洋風のヴィラやカフェが点在しています。市内観光にはバイクが必須。1日500円~1000円程度でレンタルできるので、異国の地をバイクで飛ばしましょう♪
ホーチミン中心からフェリーで約90分。気軽に行ける港町のブンタウはのどかなベトナムらしい風景が見所。また、ホーチミンのレストランで扱っている魚介のほとんどはブンタウから仕入れているほど、ここで食べられるシーフード料理は定評があります。アジアで最も大きいマリア像や仏教寺院、ビーチリゾート、市場、とホーチミンに勝るとも劣らない観光エリアです。ツアーも催行されているので、海外旅行に慣れていない方でもおすすめです。ベトナム人にとっては週末の休日にふらっと遊びに行くようなお手軽スポットらしいですよ。
カンボジアの国境近くにある小さな島。ホーチミンから空路で約60分程度です。バンガロータイプの宿に泊まり、常夏の香りをエンジョイして、夜はナイトマーケットで連日シーフード料理を堪能。そのあとは近くのバーでピニャコラーダを。時間を忘れて楽園のひとときを楽しみたい方、現代社会に疲れてストレスを解放したい方にはぴったりの場所です。
少数派の意見
ホーチミン「戦争証跡博物館」「ベトナム戦争の悲しみを知って欲しい」、「いまもまだ苦しんでいる人はたくさんいます」
戦争と侵略の歴史のベトナムでは全国各地にベトナム戦争を題材にした博物館があります。ベトナム戦争が終結してまだ40年。記憶に残っている人もいるのでは。ベトナム戦争を知らない若い世代の方にも、教養を身につける意味でもおすすめです。
ホーチミン「ゴーバップ区」「ホーチミンのベッドタウン」、「お洒落な1区もいいけど、ベトナムを感じたいならゴーバップ」、「外国人がまったく来ないから寂しいです…」
ゴーバップ区は空港よりタクシーで北上すること20分。観光地化されていない本物のベトナムの光景に出会うことができます。庶民の生活風景、現役で活躍する青空市場、若者が集うナイトマーケットなど、見所はたくさん。
日帰りでも半日観光でも十分楽しめますので、滞在中一度は行って欲しいところです。現地の人は外国人に面識がありませんので、皆さんを喜んで歓迎してくれるはずです!
いかがでしたか。ご覧頂いた中には「聞いたことのないスポットが入ってた」と思われる方もいるかもしれません。ベトナム人の旅行は基本国内です。そんなベトナム通のベトナム人の方々がおすすめする観光エリア、スポットを信じて訪れてみるのもいいかもしれませんね。