ベトナム人に聞く! 連れて行きたい観光スポットBEST5

観光スポットはホーチミンだけじゃない?!現地の人がおすすめする観光エリア!


こんにちは、ベトナムナビです。ベトナムへ初めて訪れる旅行者の方は、皆さんガイドブックを片手に観光エリアを散策することでしょう。しかし、中には「本当のベトナムの顔を知りたい」、「ベトナム人の国内旅行と言えばどこ?」などと現地に浸かりたい東南アジア好きの方もいるかと思います。そこで、今回は現地のベトナム人に訊いた観光スポット及びエリアのベスト5を紹介します!「ここがおすすめなんだ!?」と旅行者にとっては盲点のエリアも入っていますので、一味違ったランキングとなるでしょう。



<今回の取材対象>
今回ナビが取材した現地の方は20代の学生から50代の中高年層までさまざま。
皆さん真剣に応えてくれました♪
スポット/エリアごとに現地の方の意見もご紹介しますので、こちらもご参考下さい!


1位:ホイアン


「毎年家族旅行の定番です。ゆっくりとした時間が流れて、ほのぼとしているのがサイコー!」(40代/女性/主婦)
「日本と最初に友好関係を築いたところだから、日本人にも親しみがあると思う」(50代/男性/会社経営)
「ベトナムのレトロな雰囲気を感じながら、世界遺産の町並みを散歩できるから、旅行には絶対おすすめ!」(20代/女性/会社員)




1位は断トツホイアンでした!てっきりホーチミンかなと思いきや、ホーチミン中心は外国人旅行客に特化した街づくりが行われているため、現地の人から見たら馴染み薄い様子でした。一方ホイアンは町全体が世界遺産であり、歴史を遡ってみると日本では徳川家康公の時代から友好を築いています。ホイアンの象徴「日本橋」はベトナム紙幣にも描かれており、日本とベトナムの歴史深さを知ることができます。日本人にとっては古き良き町並みに、ふとノスタルジー香る時間を満喫することができるはずです。


ホイアンでしか食べられない名物も

ホイアンでしか食べられない名物も

ホイアンの人々は皆さん親切です

ホイアンの人々は皆さん親切です

伝統舞踊もお楽しみいただけます

伝統舞踊もお楽しみいただけます


主な見所はココ!


2位:ホーチミン1区


「ベトナムは東南アジアでもフランスの文化があります!それを見逃さないで欲しい」(10代/女性/学生)
「市場へ行く人はぼったくられないように注意して!!買い物はやっぱりドンコイ通りがおすすめかな」(20代/女性/通訳)
「ベトナム人は皆お洒落なカフェが大好き!日本人の人にもカフェ巡りはおすすめだね」(20代/男性/営業)




2位は言わずと知れたホーチミン。ベトナム旅行客の8割が選ぶと言われている観光のメッカ。中でも中心市街地の1区界隈がおすすめです。ただし、統一会堂や博物館は現地の人たちにとってはあまり興味がない様子で、おすすめどころは専らカフェや雑貨ショップ巡りでした。また、1区中心には西洋のコロニアル建築の建物が多々ありますので、こちらもおすすめのようです。


ベンタイン市場はぼったくりに注意!雰囲気を楽しむだけでもおすすめです

ベンタイン市場はぼったくりに注意!雰囲気を楽しむだけでもおすすめです

雑貨ショップは女性の楽園

雑貨ショップは女性の楽園

コロニアル建築はホーチミンの名所です

コロニアル建築はホーチミンの名所です


<おすすめの道>
ドンコイ通り&パスター通り


ホーチミンの中心にある市民劇場(オペラハウス)

ホーチミンの中心にある市民劇場(オペラハウス)

雑貨ショップやホテルが並ぶ観光客にとっての目抜き通り

雑貨ショップやホテルが並ぶ観光客にとっての目抜き通り

雑貨ショップの数はホーチミン一

雑貨ショップの数はホーチミン一

お洒落なショップもあります

お洒落なショップもあります

オーダーメイド専門店が充実

オーダーメイド専門店が充実

緑豊かな通りですよ♪

緑豊かな通りですよ♪


ファングーラオ界隈

まさにカオス。でもスパイシー

まさにカオス。でもスパイシー

バックパッカーの聖地として世界に知られています

バックパッカーの聖地として世界に知られています

安宿探しもここがおすすめ

安宿探しもここがおすすめ

3位:ダラット


「恋人と行くなら100%ここがおすすめ!ベトナム人は皆カップルでダラットに行くことを憧れているの」(20代/女性/事務)
「ホーチミンからバスで行けるし、涼しいし、なによりダラットワインの産地!」(30代/男性/コンサルティング)
「まだ外国人は多くないから穴場スポットだと思う。でもロシア人は多いかなー。日本人ウェルカム」(30代/男性/IT)



ダラットはナビもおすすめする穴場スポット。ホーチミンからバスで6時間程度で行くことができる標高の高い高原地帯です。ベトナム人の間では若いカップルの定番スポットのようで、湖や森林、公園、花園など自然に溢れています。それ以外にも古くはフランス統治下の時代、フランス人の避暑地として開発されたのがはじまりのため、現在でも西洋風のヴィラやカフェが点在しています。市内観光にはバイクが必須。1日500円~1000円程度でレンタルできるので、異国の地をバイクで飛ばしましょう♪

バスは寝台バスが便利

バスは寝台バスが便利

ヴィラが並ぶエリアも

ヴィラが並ぶエリアも

少数民族にも出会えます

少数民族にも出会えます


主な見所はココ!

4位:ホーチミン郊外ブンタウ


「ホーチミンだけだと物足りない人には是非足を運んで欲しい!」(20代/女性/学生)
「ベトナムらしいホーチミンの風景に出会えると思います」(40代/男性/タクシー業)
「新鮮なシーフードを食べるならブンタウしかないですねえ」(30代/女性/貿易関係)


ホーチミン中心からフェリーで約90分。気軽に行ける港町のブンタウはのどかなベトナムらしい風景が見所。また、ホーチミンのレストランで扱っている魚介のほとんどはブンタウから仕入れているほど、ここで食べられるシーフード料理は定評があります。アジアで最も大きいマリア像や仏教寺院、ビーチリゾート、市場、とホーチミンに勝るとも劣らない観光エリアです。ツアーも催行されているので、海外旅行に慣れていない方でもおすすめです。ベトナム人にとっては週末の休日にふらっと遊びに行くようなお手軽スポットらしいですよ。
最近は日本人観光客も多くなっています

最近は日本人観光客も多くなっています

まだまだ田舎の風景です♪

まだまだ田舎の風景です♪

欧米人御用達のビーチリゾート

欧米人御用達のビーチリゾート

5位:フーコック島


「ヌクマムの特産地。ベトナム人はここで純度の高いヌクマムを仕入れます」(50代/男性/バイヤー)
「とにかくのんびりと楽園気分を味わいたい人にはおすすめ!」(30代/女性/アパレル)
「フーコック島も最近は観光地化されてきたから、外国人でも楽しめると思う」(40代/男性/商社)


カンボジアの国境近くにある小さな島。ホーチミンから空路で約60分程度です。バンガロータイプの宿に泊まり、常夏の香りをエンジョイして、夜はナイトマーケットで連日シーフード料理を堪能。そのあとは近くのバーでピニャコラーダを。時間を忘れて楽園のひとときを楽しみたい方、現代社会に疲れてストレスを解放したい方にはぴったりの場所です。
ヌクマムの生産工場の見学もできます

ヌクマムの生産工場の見学もできます

ナイトマーケットは毎夜盛り上がっています

ナイトマーケットは毎夜盛り上がっています

ポストカードにもなっているレバット村

ポストカードにもなっているレバット村


主な見所はココ!

少数派の意見

ホーチミン「戦争証跡博物館」
「ベトナム戦争の悲しみを知って欲しい」、「いまもまだ苦しんでいる人はたくさんいます」
戦争と侵略の歴史のベトナムでは全国各地にベトナム戦争を題材にした博物館があります。ベトナム戦争が終結してまだ40年。記憶に残っている人もいるのでは。ベトナム戦争を知らない若い世代の方にも、教養を身につける意味でもおすすめです。
ホーチミン「ゴーバップ区」
「ホーチミンのベッドタウン」、「お洒落な1区もいいけど、ベトナムを感じたいならゴーバップ」、「外国人がまったく来ないから寂しいです…」
ゴーバップ区は空港よりタクシーで北上すること20分。観光地化されていない本物のベトナムの光景に出会うことができます。庶民の生活風景、現役で活躍する青空市場、若者が集うナイトマーケットなど、見所はたくさん。
日帰りでも半日観光でも十分楽しめますので、滞在中一度は行って欲しいところです。現地の人は外国人に面識がありませんので、皆さんを喜んで歓迎してくれるはずです!


いかがでしたか。ご覧頂いた中には「聞いたことのないスポットが入ってた」と思われる方もいるかもしれません。ベトナム人の旅行は基本国内です。そんなベトナム通のベトナム人の方々がおすすめする観光エリア、スポットを信じて訪れてみるのもいいかもしれませんね。



上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-12-04

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