楽しいベトナム旅行にするための「10の心得」

有意義なベトナム観光をおくる秘訣!これを知っておけばベトナムにどっぷり浸れる!!

こんにちは、ベトナムナビです。ベトナムへ旅行される方は年々増加傾向。ベトナムで有意義な旅行を楽しむ際は、まず日本とは文化も環境も考え方も異なる外国だということを認識しておかなければなりません。特にベトナムは東南アジアの中でもちょっと遅れている新興国。日本と比べるとさまざまな違いを体験することでしょう。中には不快に感じてしまうこともあるでしょう。そこで、今回は旅の心得をご紹介します。肝に銘じておけば、いざと言う時も「これはベトナムでは普通のことなんだ」、「ベトナムではやってはいけないことなんだ」と認識できるはずです。


心得一:ベトナム人に積極的に話しかけよう

せっかくベトナムに来たのだから、現地の人との触れ合いも楽しみましょう。カフェや公園で休んでいると、向こうの方から話しかけてくるかもしれません。現地の人たちにとって外国人は新鮮ですし、親日なので皆さん日本に興味があります。「突然話しかけてきたから、なんか怪しい」と勘ぐるのも大切ですが、相手が若いカップルや学生の場合はそれほど警戒する必要もありません。是非友達の輪を広げてください。


心得二:断るときは毅然とした態度で

シクロやバイクタクシー、売り子など街を歩いていると、声をかけられることはいくらでもあります。中でもしつこいのはバイクタクシーです。覚えたての日本語をひたすら並べて会話をしようとしてきますが、必要がなければ毅然とした態度で「NO!」と言いましょう。あとはひたすら無視です。ココナッツを売る人の中では、「重いから一個あげるよ」と言って半ば無理やり渡してくる人がいます。そこで飲んだら「一個3万ドン」と言われ、お金を支払うハメになることも。ベトナムにおいて「無料はない」ということは絶対に覚えておきましょう。

お金目当ての人がとても多いのがちょっと残念。でもそれも東南アジア独特の体験! お金目当ての人がとても多いのがちょっと残念。でもそれも東南アジア独特の体験! お金目当ての人がとても多いのがちょっと残念。でもそれも東南アジア独特の体験!

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心得三:道を渡るときは慎重に

ベトナムでは横断歩道はおろか信号もあまりありません。とくにロータリーや交差点を渡るときは、左右から縦横無尽にやってくるバイクや車の隙間の縫って歩かなければなりません。
①ゆっくり、少しずつ歩く
②決して走ってはいけない
③戻らない
以上のことを覚えておいてください。日本では歩行者優先でも、ベトナムではそうはいきません。歩行者よりもバイク、バイクよりも車と大きいものが優先されます。走ったり戻ったりとイレギュラーな行動をとると事故の原因にもなりますので注意してください。

心得四:喜捨の精神を持とう

「喜捨」とは字のごとく、お金を喜んで捨てるという意味。ベトナム戦争が終わり40年ほど経ちましたが、まだまだ貧困層は増えるばかり。ホーチミン市内でも道端でお金を乞う人々は多いのが現状。無論すべての人を救うことはできないので基本は無視するのですが、どうしてもと乞われた場合はささやかながら小額紙幣を渡してもいいでしょう。二千ドンから五千ドン程度で構いません(10円~25円程度)。

心得四:お年寄りには優しく

ベトナムは儒教が発展している国でもあります。バスに乗ってみると、若者が座ってお年寄りが立っていることなどありません。お年寄りには積極的に優しく、親切に接してあげましょう。ちなみにバスに乗る機会があったら、お年寄りに手を差し伸べて席を譲ってあげましょう。「カムオン(ありがとう)」と言ってくれます。これもベトナム人との大切な触れ合いなのではないでしょうか。

心得五:スプーンと箸は使う前に拭こう

食堂や露店で食事を摂るのもベトナム旅行の楽しみ方の1つですね。ベトナムのローカル料理を大衆食堂で現地の人々と混じって食べてる瞬間は、ベトナムにどっぷりと浸っている証拠です。ナビも積極的におすすめします。ただし、食堂や露店では食器も不衛生ですので、使用する前にはティッシュなどで拭いて綺麗にしましょう。これは現地の人も皆さん行っていることなので失礼に当たることはありません。

心得六:移動手段を使いこなそう

ホーチミンやハノイに数日間滞在する方の中には「名所はもう行ったし、他に行くところがない」と手持無沙汰になることがあります。基本世界遺産は中部に集中していますし、ビーチリゾートは離れ小島であったり中南部であったりと距離が離れています。ベトナム国内での移動手段は主に「鉄道、空路、バス」となります。ホーチミンからバスで四時間走れば砂漠があるムイネーへ、6時間で高原地帯ダラット、深夜鉄道で9時間走ればビーチリゾートニャチャンへ行くことができます。ホーチミンのみに留まらず、他のエリアにも足を伸ばすのがベトナム旅行を一層充実したものにする秘訣です。

ホーチミンから鉄道で9時間、飛行機で1時間。ビーチリゾートニャチャン

ホーチミンから鉄道で9時間、飛行機で1時間。ビーチリゾートニャチャン

ホーチミンからバスで6時間。高原地帯ダラット。

ホーチミンからバスで6時間。高原地帯ダラット。

ホーチミンからバスで4時間。砂漠のリゾート地帯ムイネー。

ホーチミンからバスで4時間。砂漠のリゾート地帯ムイネー。

心得七:値段交渉は妥協ラインを探そう

市場で値段交渉をするのも東南アジア旅行の醍醐味。しかし、値段交渉とはお互いの妥協できる金額を探すやり取りであり、ただやみくもに値切ることとは異なります。相手も生活がかかっていますので、譲れないラインというのはあるものです。仮にぼったくられたとしても100円や200円。値段の相場がないのでそれは当たり前です。納得した金額で購入できたら、例え同じ商品が他のお店でもっと安く売っていたとしても、それはぼったくられたとは思わないようにしましょう。

心得八:簡単なベトナム語は覚えておこう

ホーチミンやハノイなど観光エリアであれば大抵は英語が通じますが、せっかくベトナムに来たのだから、挨拶程度のベトナム語は覚えておきましょう。「指差し会話帳」などは大活躍しますし、ガイドブックの後ろ頁にも簡単なベトナム語は掲載されています。飛行機の中やホテルの中のちょっとした時間でかまいませんので、一言二言覚えて実際現地の人に使ってみましょう。相手は必ず喜んでくれるものです。

心得九:大金やスマートフォンの持ち歩きには注意しよう

大金、貴重品、スマートフォンの持ち歩きは注意しましょう。ポーチに入れておくと、ポーチごとひったくられますし、スマートフォンを片手に弄っていると、後ろからバイクで奪われてしまいます。せっかくの旅行も一つのトラブルで台無しになってしまいますので、極力貴重品はホテルの金庫に預けておきましょう。また、もしトラブルに巻き込まれた場合は、即在ホーチミン日本総領事館へ駆け込みましょう。

旅の心得十:チップをあげよう

ベトナムには基本チップの文化はありませんが、外国人相手には例外です。ホテルのベッドメイクやタクシーで重い荷物を持ってもらったとき、バイクタクシーで1日案内してもらったとき、それ以外にも期待以上のサービスを受けたときは、チップをあげてください。金額的には2万ドン程度(100円)で十分です。財布の紐を締めるのも大切ですが、ときにはケチらずサービスへの対価として差し上げてください。




いかがでしたか。ここで紹介した十の心得を守れば、ベトナムでの滞在をより安全かつ楽しく過ごすことができます。東南アジアの空気に浸ると同時に、事故やひったくりなどのトラブルには細心の注意を払ってください。以上ベトナムナビがお届けしました!



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記事登録日:2017-04-13

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