コロナ以前に旅行経験のある人は要チェック!コロナ後の観光・習慣の違い
こんにちは、ベトナムナビです。2022年3月中旬より、およそ2年振りにベトナム政府が日本に対して、「観光のための入国に対して15日間のビザ免除」を適用しました。まだPCR検査の陰性証明書などの提出義務はあるものの、ベトナム政府は着実に『コロナ以前の環境に戻す』ことを念頭においています。
そこで、今回は「コロナ前後で変わったこと」をご紹介。2019年以前にベトナム旅行の経験があり、コロナ後にも旅行を計画している方は特に要チェックです。
ダナンは5月から日本行きが週4便!
中部リゾート地のダナンは2022年5月19日にダナン⇔羽田、7月1日にダナン⇔成田が就航開始します。特にダナン⇔羽田間は格安旅行会社のLCCが就航しますので、学生や20代の若い層にも人気がでることが予想されます。
ダナン市街中心部のバクダン通りです
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世界遺産ホイアン旧市街
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ホイアンインプレッションテーマパークです
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旧市街で開催されるホイアンシアター
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コロナ期間中にGrabがさらに普及!観光の足に
配車アプリのGrabはコロナ以前もありましたが、当時は旅行者にとっては一般のタクシーの方が圧倒的に利用率が高かったです。しかし、タクシーよりも安価で、ぼったくりのないGrabの台頭が目立ち、コロナ後は旅行者も積極的に利用することが予想されます。Grabはアプリをインストールするだけで、Grabが走っている国はどこでも使うことができますので、特に東南アジア圏によく旅行される方は是非ダウンロードしてください。
地方ではタクシーがまだ現役のところも多いです
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バイクタクシーも段々廃れていっています
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2022年はダナン旅行が熱い理由
日本人にとってのベトナム観光地の定番は北部「ハノイ」、中部「ダナン」、南部「ホーチミン」となりますが、その中でも2022年に観光都市として躍動の予感があるのはダナンです。ダナン市は市長がかなりのやり手と言われていて、観光開発のためにダナン市内のインフラ整備、道路清掃、IT推進、観光開発を積極的に推し進めています。また、ダナンでは2022年に新たに「ミーアンビーチナイトタウン」や農業観光サービスといった新しい観光スポットを作っています。
ホイアンのアンバンビーチ
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南国らしい風景が待っています!
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一方で南部ホーチミンでも、コロナ禍の中で新たな観光スポットができました。ホーチミンの1区中心サイゴン川沿いのバクダン埠頭から、毎夜トゥードゥック市(1区の隣の町)に向けた巡回水上バスが運行を開始しています。夕方発となり、トゥードゥック市を回って帰ってくるので、ホーチミンの夜景観賞ができます。いまはベトナム人だけですが、コロナが落ち着いたあとは外国人にも人気がでることが予想されます。
フーコック島では大型リゾートホテル&カジノが開業
ⒸFocus Asia Travel
ベトナム南部の離島「フーコック島」は、コロナ以前まで、日本人観光客に人気急上昇していた観光地で、ホーチミン、ハノイ、ダナンに次ぐ人気の観光地でした。そのフーコック島では、現在地場デベロッパー最大手のビングループが開業したビンパールホテルが注目されています。広大な敷地面積には5つ星ホテル、サファリパーク、遊園地、カジノが運営しています。
2022年はツアーが大活躍する理由!
コロナ以前は、ホーチミンやハノイを旅行する人の大半は個人行動の時間を重要視しており、現地ツアーへの参加は滞在中せいぜい1つ程度でした。しかし、コロナ禍の現在はスパやお土産店といった旅行者向けのお店はすべて閉店していますし、国際便が再開したからといって、突然すべてのお店が営業を再開するわけではありません。
観光再開後早期にベトナムへ行くと、「あれっ、どこのお店も閉まってるんだけど!」とがっかりすることになるかもしれません。
しかし、オプショナルツアーであれば、観光地化されているスポットを回ったり参加することになるので、コロナ以前と変わらない環境を楽しむことができます。旅行会社も参加者を集めるために、いろいろと独自キャンペーンも行うことでしょう。是非いろんな旅行会社の催行ツアーを確認してみてください。
市内で開催される料理教室ツアー
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大自然を満喫。メコンツアー
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異世界な雰囲気も
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ナイトツアーも楽しみです!
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2022年中は観光にはマスクが必要?
ベトナムでは執筆段階の4月は、屋外においては原則マスクの着用が義務付けられていて、もし外してしまうと警察に捕まり罰金刑となります。ちょっと前までは罰金でだれだれが捕まった、といったニュースがよくネットに上がっていましたが、最近は全く見かけなくなったので、もしかすると警察も目を瞑っているのかもしれません。ただ、ベトナムの法律はころころと変わるので油断は禁物。少なくとも何かしらの明確なアナウンスがない限りは、マスクを持参しておくといいでしょう。
お土産の買い方にもコロナ前後では変化が見られる!
ⒸYUGOC
現状は観光目的の旅行者よりも、ビジネス目的の出張者が多く、彼らも現地で「お土産店が閉まってる」と嘆いている様子。そこで、各お土産店が乗り出しているのは「通信販売」です。自社ホームページを持つところもあれば、Facebook内で販売しているところもありますし、日本語対応しているところもあります。通信販売で購入すれば、希望の時間帯に宿泊ホテルに届けてくれます。支払いは代引きか事前クレジットカード払いかを選べますので、旅行者にとっても便利なはずです。
通販で買えるYUGOCのパームシュガー
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アロマもお土産には欠かせません
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木彫りの調度品
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見ざる聞かざる言わざる??
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「海」と「世界遺産」ならコロナ以前と変わらない満足度!
観光スポットの中でも、海や世界遺産の風景はいつも変わりありません。コロナ前と比べてしょぼい印象を受けるのが嫌だ、という旅行者は、ビーチリゾート地や世界遺産のある都市を巡ってみてはいかがでしょうか。ビーチであればダナン、フーコック島、ニャチャンなど。世界遺産であればハノイ、ホイアン(ダナン近郊)がおすすめどころです。また、海や世界遺産のある観光都市には、南国らしいリゾートホテルもありますので、ホテルライフを楽しむのもおすすめです。
ニャチャンのビーチ
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ミーソン遺跡
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ニャチャンにある5つ星ホテル
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南国バカンスを満喫できます!
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いかがでしたか。2022年のベトナムはコロナ後2年振りとなる観光再開がほぼ決定していますが、楽しみ方はコロナ前と少し違うかもしれません。「こんなはずじゃなかった」と残念に思うことのないように、事前に現地情報を調べて、当日の楽しみ方をパートナーとよく吟味するのが大切です。以上、ベトナムナビがお届けしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2022-04-15