こんにちは、ベトナムナビです。2019年も残すところあとわずか。今年最後の海外旅行を計画している方もいることでしょう。年末年始というビッグイベントの前に、1年を締めくくる最後のイベントがありますよね。そう、「クリスマス」です。もし「いつもと違う雰囲気のクリスマスを体験したい!」という人は、ベトナムに足を運んでみてはいかがですか。南国クリスマスもまた面白いものです。今回は2019年クリスマスをベトナムで過ごすおすすめのエリア、方法をご紹介します。
2019年のクリスマス
2019年はイブが火曜、クリスマスが水曜という設定。ちなみにカレンダーを見ると23日は例年のように1年最後の祝日である天皇誕生日として赤く塗られていますが、2019年はご存知の通り令和となり天皇が変わったため、残念ながら平日となります。なので、今年は社会人にとってはちょっと休みがとりずらいかもしれませんね。
クリスマスのベトナムの気候
クリスマスの時期のベトナムは、実は気候にも恵まれています。北部は11月から乾季へと変わり、南部は12月上旬まで続いた雨季が明けたばかり。中部は相変わらず雨季の最中ですが、10月、11月と比べると降水量はがくっと下がります。また、年末前というのは一般的にはオフシーズンですし、今年は天皇誕生日がないため連休につなげるのもちょっと無理があるため、飛行機もホテルも比較的安くとれるはずです。
南半球に位置するオーストラリアは、12月は夏に相当するため、7月の冬の季節にも2度目のクリスマスを祝うそうです。世界的に見ても「クリスマス=寒い・冬」が定着していますね。日本人の中にも「クリスマスは絶対に冬じゃないと」と思う方は多いでしょう。そんな場合は、ベトナム北部にいらしてみてください。北部は首都ハノイ、世界遺産のハロン湾、ニンビン省、山岳地帯のサパなどがある地域。12月の時期は「ベトナムの冬」と呼ばれていて、防寒具なしでは歩けないほど寒くなります。
ただし、「クリスマス=ロマンティックな時間を過ごしたい」と考えているならば、北部はイメージにぴったりかもしれません。日本では都心や公園、テーマパークに繰り出してイルミネーションを見物するのが恒例ですが、北部の場合は世界遺産のハロン湾やニンビン省といった自然景勝地に出かけて、幻想的な風景に心躍ることができます。友人同士、カップル、子連れファミリーとどの層にとっても、忘れられない思い出となるでしょう。
ちなみに先に言ったハロン湾やニンビン省、サパといった自然エリアは、「えっ、ここ東南アジアだよね」と疑うほど寒いです。日本の秋とはいわず、冬服の格好で臨むのがいいでしょう。特にニンビン省のボートツアーは2時間ぶっ通しで船にのるので、防寒具を忘れるとかなりハードです(苦笑)
ビーチリゾートエリアとして売り出し中の中部ダナン。12月は雨季の最中ですが、それでも晴れた日の日中は夏服の格好でも大丈夫。海水浴はちょっときびしいかもしれませんが、市内散策や世界遺産のホイアン散策など、リゾートタイムを過ごすにはぴったりです。クリスマス気分とはちょっと離れているかもしれませんが、「冬の時期に真夏のリゾート」という何とも言えない贅沢を味わうことができます。
ダナンから日帰りで行けるホイアンは世界遺産に登録された昔の交易町。当時日本は江戸時代。徳川家康公が朱印船を何度もここホイアンに派遣していました。旧市街の散策は昼と夜で違う顔を持っていておすすめ。特に夜はナイトマーケットや灯篭流しなど、記憶に残るナイトスポットを楽しむことができます。1年最後の海外旅行の締めくくりにも申し分ありません。
南部エリアにあるホーチミンは日本人にとって最大の観光都市であり、またベトナム最大の都市でもあります。クリスマスシーズンになると都心観光エリアでは、商店、ショッピングセンター、カフェレストランなどあらゆるお店がクリスマス用に装飾し、夜になると一斉にライトアップします。日本と比べると目劣りするかもしれませんが、アジアの都会は東京や大阪とは一風変わった風景。是非夜のイルミネーションショーをお楽しみください。
また、アジアの自然も満喫したい、というならば、メコンデルタ地方に足を延ばすのもおすすめです。個人ではなかなかいけないので、ツアーに参加することになりますが満足度は往々にして高め。日帰りで行けるところが多く、エリアも複数あるので、予約する前によく吟味するようにしましょう。
いかがでしたか。今回はクリスマスに行く北部、中部、南部の現地情報、特徴、過ごし方などをご紹介しました。これからクリスマス・ベトナム旅行を計画している方は、是非上記記事を参考にしてみてください。以上、ベトナムナビがお届けしました!