ベトナムで初となるサファリパーク。動植物園も兼ねている広大な敷地面積。ヴィンパールランドも隣接しているので1日遊べる
こんにちは、ベトナムナビです。いままでベトナムには動物園はあるものの、サファリパークは存在していませんでした。それが2015年12月についに上陸。運営はベトナムでリゾートホテルや高級マンションなどを運営する不動産投資会社「ヴィングループ」。ベトナム人にとっては、ヴィンパールランド(遊園地)でお馴染みです。そして、サファリパークの場所は今後期待のリゾート地「フーコック島」。今回はベトナムで初となるヴィンパール・サファリをご案内します。
ヴィンパールリゾートの敷地内
サファリパークのある場所はヴィンパールリゾートの敷地内です。5つ星のラグジュアリーホテルや、テーマパークのヴィンバールランドが敷地内にあり、そのヴィンパールランドの横に当サファリパークは作られました。ユーンドン市中心部からタクシーで約30分~40分程度。ヴィンパールリゾートホテルに宿泊している方は無料シャトルバスで向かうことができます。
チケットを購入
入場慮は大人が50万ドン。子供は140cm以下が40万ドンで1m以下が無料です。余談ですが、このように年齢ではなく身長で決めるのは中国文化が由来しています。
サファリバスは定期運航しています。パーク内は一周30分程度。バスが来るまでは日陰の待合所に並んでください。サファリバス内は他の国々同様サファリの制服を着た従業員が動物の解説をしてくれます。サファリパークの醍醐味といえば、柵も檻もない自然の中を闊歩する半野生の動物たちを観察すること。ヴィンパール・サファリは非常に広い敷地なので、あちらこちらに動物がいます。
サファリバス内
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野生の動物たちの生きる様を観察できます
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園内はアフリカをモデルにしています
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アフリカの国立公園ないのような雰囲気
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ライオンやサイ、キリンといった大型動物もいれば、シマウマやヤギなど草食動物も。また、サファリパークの定番でもある、バスが走っている道中に動物たちの道の横断といったプチトラブルもあるかもしれません。また、係員が餌を持って、バスの窓のすぐ近くまで動物を誘導してくれたりするので、子供たちにとっては大型動物を間近で見学できる貴重な体験となるでしょう。
ライオンも野生の生活そのもの
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サイ
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キリン
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ベトナム人に大人気のダチョウ
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ヴィンパール・サファリの敷地内は隅から隅まで合わせると500ヘクタールにも及びます。サファリパークだけではなく、動物園と植物園も敷地内にあります。詳しくは現地でマップを確認すると分かるのですが、入口を抜けた最初に広がるのは動物園。その広い敷地を持った動物園の中に植物園や鳥園があり、最奥部にサファリエリアがあります。
すべてのエリアを見て歩くと1日がかりになります。また、日中や昼下がりは日差しが厳しいので、ずっと歩くのは小さなお子さんだけではなく、大人でもかなりきついです。目的はサファリなので、まずはサファリバスを楽しんで、そのあと、疲れるまで動物園内を歩くのがいいでしょう。
ラクダ
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エアコンが効いた施設はないのが残念
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鳥園
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クジャク
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園内北部にはショーが1日複数回開催されます。マレーシア仕込みのショーはバードショーが主。賢い南国の鳥が飛んで客の指先に挟んだチップをとっていったり、巨大蛇を客の肩に乗せたりと、観客参加型が多く楽しめます。ナビとしては一押しのイベントなので、最低でもサファリパークとこちらは押さえておいてほしいところです。
いかがでしたか。2016年6月時点で公開されているのは、全500ヘクタールの敷地内のうち380ヘクタール。今後もさらに拡大される予定となっていますので、目を離せません。現在ではすでにフーコック島で一押しの観光スポットとして、旅行会社もすすめています。是非足を運んでみてください。以上、ベトナムナビがお届けしました!