昼と夜とでは雰囲気がまるで違う!両方とも満喫していって♪
こんにちは、ベトナムナビです。日本人に人気の観光地である北部ハノイ。東南アジアらしい南国でありながら、どことなく郷愁漂う町並みが印象的です。今回紹介するのは、ハノイ観光の中心地である「ホアンキエム湖」と「旧市街」の昼と夜の顔。多くの旅行者はこの2つの観光地のいずれかのホテルに宿泊することでしょう。昼は散策やグルメスポットとして、夜はナイトライフを楽しむことができます。日本人旅行者ならば何度もお世話になるエリアでもありますので、是非現地の空気感を日本にいるうちから感じていってください。では行ってみましょう!
【昼】のホアンキエム湖
まずは昼のホアンキエム湖から。ホアンキエム湖はハノイ市ホアンキエム区の中心に広がる楕円形の湖で、周辺には水上人形劇場や市民劇場、ベトナム料理レストランにハノイ大教会など、主要観光名所があることから、観光の拠点として知られています。そのホアンキエム湖は観光客だけのたまり場ではなく、現地人にとっても憩いの公園として人気があります。現地の学生やカップル、子供連れファミリーが湖沿いの遊歩道を散歩したり、おじいちゃんおばあちゃんがベンチに座って日向ぼっこをしている光景は、「郷愁漂うハノイ」の呼び名にぴったりです。
ホアンキエム湖の昼間の風景は努めて穏やか。夏場はうだるような暑さが続きますが、湖周辺は不思議とそれほど暑さを感じません。似顔絵を描くアーティストの前に座って、自分の似顔絵を旅の記念に描いてもらうのはいかがでしょうか。また、湖周辺には人力三輪車のシクロも多数お客を待っています。一周10万ドンくらいとちょっと高いですが、ゆっくりと走るシクロに乗ってみる風景は、歩いてみるものとタクシーに乗ってみるものとも似つきません。また、湖北部には電気バスの停留所があります。これに乗って旧市街やハノイ大教会を見て回ることもできます。
ファミリーでも
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観光の合間に憩いの時間を過ごせます
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玉山祠にかかる橋
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玉山祠
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【夜】のホアンキエム湖
昼のホアンキエム湖は穏やかな時間が流れる公園といった雰囲気。続いては夜のホアンキエム湖を紹介。ハノイは夜になると気温が低く、湿度が下がってくるので、旅行者にとっても過ごしやすい時間となります。日中観光を終えて、ホテルで一休みをしたあとは、まずはホアンキエム湖から夜観光をはじめてみてください。ホアンキエム湖の夜はたいへんにぎやか。遊歩道は橙の街灯が並んで明るいですし、玉山祠やそこに架かる橋、周辺のホテルやブティックなどもそろってライトアップ。恋人夫婦のデートスポットとしても申し分ありません。
●玉山祠ホアンキエム湖から歩いて渡ることができる湖上の寺院「玉山祠」。かつてここで引き揚げられた大亀のはく製が展示されています。祠堂の見学はもちろん、祠堂にかかる橋から眺められる湖の夜景も見逃さないでください。
湖外周でも取り分け現地人や観光客でにぎわっているのが、北部方面。電気バスステーションの傍らはロータリーとなっていて、中央噴水も夜はロマンティックにライトアップ。現地人のカップルがバイクに乗って集まっている光景が毎夜見れます。ちなみにこれより北側は旧市街となります。ホアンキエム湖から旧市街は御覧のように近いので、昼も夜も湖⇔旧市街は観光の王道ルートとなります。
「昼」の旧市街
続いてご紹介するのは「昼の旧市街」。旧市街はホアンキエム湖北部にあるかつての商業地区。現在は世界遺産ではないものの、政府指定の国の文化遺産に指定されています。旧市街は観光客にとっても重要な観光の要所。ガイドブックにも掲載されているような人気のレストランや老舗食堂もあれば、最近はお洒落なカフェもオープン。中級ホテルからバックパッカーが泊るようなゲストハウスまであります。
●ハノイ36通り旧市街は別名「ハノイ36通り」と呼ばれています。これは商業地区としてにぎわっていた当時、36の商業組合があったことに由来しています。町を見てみると分かるのですが、薬を売る通りやアルミ製品を売る通り、洋服を売る通りといった風に、通り毎に扱っているお店が統一されています。旧市街には冷房の効いたカフェやレストランがほとんどないので、昼間に観光するときは予め気になった通りをいくつか押さえて、要所だけ回るようにしましょう。
老舗食堂
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洋服店。ベトナムファッションもお土産にいかが
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名物チャーカーラーヴォンのある通り
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子供玩具の通り
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●ドンスアン市場旧市街北部ドンスアン通りにある「ドンスアン市場」は、ハノイ市内最大の屋内市場。ホアンキエム湖南部にホム市場もありますが、規模はドンスアン市場の方が一回り大きく、また外国人向けのお土産雑貨のお店も多数あります。お店は基本値段交渉となるので、くれぐれも言い値で買わないように。また、混雑している場所ではスリにも注意してください。ここでお土産を買うのもいいですが、品質は安かろう悪かろうなので、きちんとした品質のものを買いたい場合は、ニャートー通りなどのショップで買うことをおすすめします。
ドンスアン市場正面
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市場内の雰囲気。この雰囲気を味わうだけでも足を運ぶ価値があります
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気に入ったものがあれば買い物していくのも
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まとめて買うと安くなります
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「夜の」旧市街
昼間は暑いためか旅行者を含めて、あまり人の気配はありませんでしたが、夜の旧市街は別世界。世界中の外国人旅行者がここに集まり、路上屋台でお酒を飲んだり、ナイトマーケットを散策します。ツアーデスクも夜遅くまでやっているので、ここで明日の予定を相談するのも。食堂やレストラン、安マッサージ店もだいたい21時から23時ころまでやっていますし、北部ドンスアン市場周辺の食堂は政府に許可された食堂が営業。深夜2時ころまでやっています。
●ナイトマーケット毎週金曜から日曜は旧市街にてナイトマーケットが開催。現地人も楽しみにしているナイトスポットで、旅行者にも1日のしめくくりとしておすすめのスポット。お店の主人も外国人慣れしているので英語はもちろん、日本語ができるスタッフも見かけます。雑貨だけではなく屋台グルメもお見逃しなく。レストランでは食べられないB級グルメが、旅の一番の思い出に残る味かもしれません。
毎夜訪れたくなります
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ベトナムランプもお土産にいいかも。電圧はご確認を
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グルメ旅も素敵ですね
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アクセサリー雑貨は驚くほど安く買えます
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いかがでしたか。今回はホアンキエム湖と旧市街の昼と夜の顔を紹介しました。いずれも雰囲気はまるで違いますので、別々の観光スポットとしてどちらも訪れてほしいところです。以上、ベトナムナビがお届けしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2018-10-19