2014年の観光のキーワードは「郊外エリア」
こんにちは、ベトナムナビです。2013年は日越友好40周年樹立の記念の年でした。2014年もベトナムはイベント盛りだくさんのはず(笑)日本からベトナムへ訪れる旅行者は年間50万人を超え、徐々にベトナムの知名度、人気度も上がってきたとナビはひしひしと感じています。2014年のベトナムのキーワードは「郊外エリア」とさせていただきます。どういうことか、どんなエリアがおすすめなのかをご紹介したいと思います!
2014年の祝日
ベトナムは日本と比べると祝日が少ないのが難点。旅行者に注意していただきたい期間は「旧暦で祝うテト正月」、及び「日本のゴールデンウィーク」となります。ベトナムでも短いですが4月下旬から5月頭は連休となりますので、交通機関は混雑が予想されます。
<元旦 新正月>
1月1日
<テト 旧正月>
1月28日~2月5日
今年のテト正月は9連休になる見通しです。特に大晦日である30日から2月3日程度までは、どこのレストラン、ショッピングセンター、博物館なども閉店している可能性がありますので注意が必要です。
<フンヴォン記念日>
4月9日
<戦勝記念日>
4月30日
ベトナム戦争終結の日です。この日に南サイゴンは旧内閣府(現:統一会堂)に戦車で攻め込まれて、事実上、国が終わりました。「解放記念日」と呼ぶ人もいます。
<メーデー>
5月1日
<独立記念日>
9月2日
ベトナム戦争が終結し、ホー・チ・ミンが独立宣言を行いました。
この日以降、ベトナムはハノイを首都に置く共産主義国家となったのです。
イベント情報(予定)
中部世界遺産の町「ホイアン」では、毎月旧暦の14日の夜は人工的な明かりは消え、ランタンの淡い光のみが町を照らすという幻想的な景観を楽しむことができます。トゥボン川を眺めながら屋台で食事をとり、どこからか聴こえてくる伝統民謡に耳を傾けることができます。
1月14日/2月13日/3月14日/4月13日/5月12日/6月11日/7月10日/8月9日/9月7日/10月7日/11月6日/12月5日
※日付は変更される場合があります。
<テト(旧正月)>1月28日から2月5日までは祝日に制定されてどこのお店も閉店していることが多いです。旅行者の皆さんは9月23日公園などで開催される花市や各種イベント、フラワーロードを楽しんでください♪
<ベトナムフェスティバル ※日本にて>毎年恒例のベトナムフェスティバル2014が既に開催予定に組み込まれています。日本にいながらにしてベトナムの名物、文化、人々との交流を楽しむことができますので、是非ご参加ください。
■日時
9月13日(土)、14日(日)
■場所
東京 代々木公園
2014年おすすめの観光エリア~キーワード「郊外エリア」
ホーチミンの郊外エリアと言えば「ブンタウ」と「ファンティエット/ムイネー」です。「ホーチミンだけでは物足りない」、「せっく東南アジアに来たんだから、バカンスを楽しみたい」そんな思いを抱いている方におすすめのエリアとなります。
なぜ郊外が注目なのか
2013年、ベトナムのホーチミンへ訪れる日本人観光客はおよそ40万人でした。ホーチミンの楽しみ方は「雑貨、スパ、レストランの梯子」が定番でした。しかし、「リゾートでのんびりと過ごしたい」、「アウトドアを楽しみたい」という旅行者も年々増えてきて、ベトナム政府もホーチミン郊外エリアの本格的な都市開発にようやく着手しました。メコンデルタはまだまだインフラが整っていないのが現状ですが、ブンタウ、ムイネーといったエリアはプチリゾートエリアとしてベトナム人及び外国人にもじわじわと人気が出てきています。まだ日本人には知名度が少ないのですが、ナビのおすすめエリアでもありますので、是非足を運んでください!
<ホーチミン郊外 ブンタウ>
ホーチミン市中心の船着き場からフェリーで約90分という近場のプチリゾートエリアです。ビーチでゆっくりするのもよし、寺院巡りやマリア像参拝の登山をするのもよし、シーフード料理の食べつくしをするのもよし、ホーチミンでは叶えられない旅の時間をブンタウで過ごすことができます。
沈みゆく夕日
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仏教スポットもあります
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フェリー乗り場からすぐ近くのところにケーブルカー乗り場があります
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佇むベトナム人女性の背後にはブンタウの海が。のどかですね
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<ホーチミン郊外 ファンティエット/ムイネー>
ファンティエット/ムイネーはホーチミンからバスで4時間ほど走ったところにあるリゾートエリアです。旅行者の間ではムイネー砂漠が有名ですが、ヌクマムの一大産地でもあります。旅行者が滞在する通りはショップやバンガローが並ぶリゾートエリアで、海沿いにあるため夜はさざ波の音を聴きながらゆっくりと眠ることができます。もちろんローカル市場も旅行者に人気で、ベトナムの香りを楽しみつつバカンスも体験できるエリアです。
噂のムイネー砂漠
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ムイネー市場もおすすめ
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朝は皆で獲れたての魚を焼いて食べましょう
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チャム王国の遺産はここにも眠っています
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その他のエリアも大人気!
ビーチリゾートのニャチャン、高原地帯ダラット、世界遺産都市ホイアン、ベトナム最後の王朝フエ、ベトナム第3の都市ダナン、もちろんこちらも外国人旅行客に大人気です!南北に長い国土を持つベトナムでは、エリアによって乾期と雨期の時期が異なります。ハイシーズンは乾期となるので、旅行を計画している時期によって訪問エリアを変えてみるのもいいかもしれませんね。
2014年は外資企業の進出が注目!
2013年にはアメリカ発の大手チェーン店、「スターバックス・コーヒー」がホーチミンに進出しました。日本も負けじとファミリーマートやミニストップなどは既に進出済み。2014年もさまざまな外資系企業がベトナムに進出してくる予定なので目が離せません!
セブンイレブン……2014年春までに進出予定/ホーチミン
イオン……2014年1月進出/ホーチミン
スターバックス・コーヒー……多店舗展開/ホーチミン・ハノイを想定
ダンキンドーナッツ……多店舗展開/ホーチミン
マクドナルド……2014年進出予定/ホーチミン
高島屋……2015年?進出予定/ホーチミン
2014年のホーチミンおすすめエリア
今年ナビがおすすめするホーチミン市内のエリアは
「2区」です。ホーチミン市内中心からタクシーで30分ほど走ったところにあるベトナム人富裕層が住む界隈。サイゴン川沿いにお洒落なカフェ、レストラン、スパが並び、バイクの喧騒もなく静かな時間を過ごすことができます。「お洒落カフェを梯子したい」という女性には特におすすめです♪
しばしのコーヒーブレイクを
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お洒落なカフェがたくさんあります
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いかがでしたか。2014年もベトナムは見逃せません。新興国としてどんどん発展を遂げるベトナムは、一年前とはまったく違った顔をします。何度来ても新しい環境に出会え、異国情緒を満喫できる。それがベトナムの魅力ですね。以上、ベトナムナビがお届けしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2014-01-15