11&12月のベトナム 【2014年】

晴れた日と雨上がりを楽しむのがベトナム旅行満喫のポイント!


こんにちは、ベトナムナビです。11月と12月は北部と南部では、雨季から乾期に変わる時期です。とはいっても、まだ1日数回のスコールが降る時もありますし、豪雨となることもしばしば。今回は11月と12月におすすめの観光地、及び、晴れた日と雨の時間の楽しみ方もご紹介したいと思います。

カレンダー編

11月20日 教師の日

日頃お世話になっている学校や塾の先生たちに、感謝の意を込めてプレゼントを贈る日です。プレゼントは花束が定番。日が近くなると、道端に花束を売る露店も並びます。

12月25日 クリスマス

仏教国と知られるベトナムでも、キリスト教徒は非常に多くいます。目抜き通りやショッピングセンターは煌びやかな装飾に包まれ、夜遅くまでカップルたちの拠り所に。異国の地で過ごすクリスマスも悪くありません。

ピックアップイベント

クリスマス

12月25日前後は各都市の中心では交通規制がかかるほどの盛り上がりをみせます。現在ホーチミンではグエンフエ通りからレロイ通り(ベンタイン市場へ続く道)にかけて地下鉄工事が始まっていますので、通行禁止区域なども出てくることが想定されます。クリスマスはショップや通り沿いにイルミネーションが輝きますし、レストランでは、スペシャルメニューを用意するところも。
年末年始

ベトナムでは、旧暦で正月を祝いますが、12月31日から1月の三が日にかけては閉店するお店なども出てきます。閉店(閉館)情報は、現地で直接仕入れましょう。大晦日の夜は日付が切り替わると同時に主要都市で花火が打ち上がりますので、滞在先のホテルからも眺められるかもしれません。

天気・天候編


南部は晴れた日は日中30度を超えることがしばしば。日差しも強いので紫外線対策は必須。しかし、朝晩や雨上がりの午後は涼しい風が吹き、過ごしやすくなります。

<北部>
平均最高気温 25度 降水量 50mm
<中部>
平均最高気温 27度 降水量 280mm
<南部>
平均最高気温 30度 降水量 70mm

11月&12月の過ごし方


11月は引き続きスコールに警戒する必要がありそうです。12月の中旬から下旬にかけて乾期に移り、徐々に晴天の日が続くことでしょう。歩く際は、傘ではなく雨合羽がおすすめです。また、雨が降ってきたら、無理に外に出ようとせず、カフェやショッピングセンター、博物館といった屋内施設でやり過ごすのが無難です。また、歩行中はバイクや車の水しぶきに注意してください。

中部地方への旅行は警戒が必要


中部地方は依然として降水量が高く、フエやホイアンといった世界遺産地域もしばしば洪水となります。どちらも屋外スポットとなりますので、この時期の観光は思うようにいかないかもしれません。

11月&12月のおすすめスポット~晴れた日

●メコンデルタ地方

ツアー「メコン川のジャングルクルーズ」など、人気ツアーが目白押しのエリア。豊かな自然が残されていて、東南アジアの雰囲気を感じる王道です。個人で行くのは少々心もとないので、ツアーに参加するのがベストです。
メコン川を下降します

メコン川を下降します

ニシキヘビを巻いて記念撮影も

ニシキヘビを巻いて記念撮影も

●蛍ツアー

夜に催行される蛍鑑賞ツアー。メコンデルタでは、蛍は年間を通して鑑賞することができます。日が暮れた時間、ボートに乗って、メコン川に根を張る木々に棲みつく蛍を鑑賞します。クリスマスイルミネーションのようにチカチカ瞬く蛍はとても幻想的です。
蛍が現れるまで食事をしながら待機します

蛍が現れるまで食事をしながら待機します

雄大なメコン川

雄大なメコン川

●カオダイ教総本山

タイニン省にあるカオダイ教の総本山。仏教、キリスト教、イスラム教、道教の神々を崇める新興宗教です。礼拝の時間には、女性たちの合唱や、球体に描かれている一つ目の「天眼」を見学することができます。
カオダイ教のシンボル「天眼」

カオダイ教のシンボル「天眼」

並んで礼拝の時間を待ちます

並んで礼拝の時間を待ちます

●クチトンネル

ベトナム戦争時、ゲリラ戦が展開されたクチ。全長250kmにもおよぶと言われているトンネル内部を一部探検することができます。また、戦時中にアメリカ軍を撃退した数々のブービートラップも展示されています。ベトナム戦争を学ぶと同時に、楽しみどころも満載なので、アミューズメント施設感覚で楽しむことができるでしょう。
忍者屋敷のようなブービートラップ

忍者屋敷のようなブービートラップ

試射もできます

試射もできます

11月&12月のおすすめスポット~雨の日

●カフェ

スコールは30分から1時間程度でやみます。それまではカフェでまったりするのもベトナム旅行の楽しみ方の一つ。ベトナム人定番のカフェスアダー(コーヒーミルク)や、シントー(スムージー)などを飲みながら、今後の観光プランを練るのも貴重な時間かと思います。特にホーチミンはフランス統治の名残りからか、お洒落なカフェがたくさんあります。事前に行く場所をおさえておくのがおすすめです。
●エステ(スパ&マッサージ)

空がぐずついてきて、「雨がそろそろ降りそうかな」と感じたら、エステで時間を費やしてみてはいかがでしょうか。スパ&マッサージで60分~120分ほどのコースを選んでおけば、終わったころには雨も上がっていることでしょう。女性同士はもちろん、ほとんどのお店にはカップルルームも用意されているので、恋人と二人っきりでプライベートの時間を楽しむことができます。

ナビの一押しエリア

●フーコック島

一昔前までは、ベトナム人の避暑地として人気があったフーコック島。近年はインフラが整いつつあり、リゾートホテルも建つようになったので外国人観光客も増えてきました。バイクをレンタルして、海沿いの道を当てもなく走ったり、ナイトマーケットで海鮮を楽しみ、夜が深まった頃は、バーでカクテルを揺らす。しばしの間、社会という現実を忘れることができるでしょう。
開閉式の橋です。ベネチアのようですね

開閉式の橋です。ベネチアのようですね

コショウ畑。主に欧米に輸出しているそうです

コショウ畑。主に欧米に輸出しているそうです

巨大な樽にはヌクマムが溜まっています

巨大な樽にはヌクマムが溜まっています

真珠工場。日系もあります

真珠工場。日系もあります

石山殿から見渡すビーチ

石山殿から見渡すビーチ

ナイトマーケットではウニも食べ放題♪

ナイトマーケットではウニも食べ放題♪

どれも新鮮です

どれも新鮮です

ポストカードにもなっているレバット村

ポストカードにもなっているレバット村

ピックアップグルメ


ベトナムでは10月頃からマンゴーの季節がはじrまります。ベトナムのマンゴーは日本で売っているより一回り多く、また非常に甘いのが特徴。ただし、マンゴーには甘いマンゴーと、酸っぱいマンゴーがあり、後者はエビ風味の塩につけて食べるのが一般的。どちらも試してみてください。マンゴーはコンビニ、スーパーの他、市場や露店でも売っています。


いかがでしたか。11月と12月に旅行を計画されている方は、晴れたときと、雨が降っているときとの両プランを事前に考えておくのがいいかと思います。
以上、ベトナムナビがお届けしました。
関連タグ:11月12月

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-10-29

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