こんにちは、ベトナムナビです。3月及び4月は南部の観光シーズンのピークとなります。ベトナムはご存知のように、縦に長い国土を持っているので、エリアによって気温差が異なり、降水量もまばらです。せっかくの海外旅行だから、観光中にスコールに見舞われたくはないですね。南部は傘の心配なく観光できるハイシーズンとなりますので、南部旅行はこの時期で決まりです!!
カレンダー編
3月8日 女性の日(祭日)国際婦人の日とも呼ばれているこの日は、女性をもてなす日となります。市場や道沿い、公園では女性に贈る花束が売られています。恋人や親しい友人に贈り、夜にはカフェやバーで寄り添う若者のカップルたちで賑わっています。
4月9日 フンヴオンの命日(祝日)フンブオン王はベトナムの神話に出てくるベトナム国を作った最初の王とされています。実際の祝日は旧暦の3月10日となりますが、新暦だと暦がずれるため、2014年はこの4月9日となります。
4月30日 南部開放記念日(祝日)この週からベトナムでは日本でいうGW(ゴールデンウィーク)に該当します。4月30日は南部旧大統領官邸(現:統一会堂)に北部の軍隊が戦車で乗り越えた日。事実上のベトナム戦争の終結の日となります。大型連休となるため、ベトナム人の旅行客で観光エリアはどこも賑わいを見せます。
天気・気候編
この時期、南部は季節で言う夏に相当します。日中は30度を超え、日射しが厳しいので、紫外線対策は怠らないようにしてください。また、ホテルの室内は冷房が効いていますので、気温差に体調を崩さないように長袖の準備もしておきましょう。
<北部>
平均気温 23度 降水量 80mm
<中部>
平均気温 26度 降水量 20mm
<南部>
平均気温 30度 降水量 40mm
南部旅行がおすすめ
3月と4月のおすすめエリアは『南部』。南部と言えばホーチミンを思い浮かべがちですが、東南アジアの風香るメコンデルタ地方や、プチリゾート気分が味わえる港町ブンタウ、砂漠を楽しめるムイネー、ホーチミンからほど近い離れ小島のフーコック島などもナビのおすすめです。滞在日数が3日以上ある方は、ちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。ベトナムの楽しみ方は雑貨やスパだけではありません。どこも異国情緒を感じることができる素晴らしいスポットばかりです。
エンタメ情報
イオンがベトナムに進出!ホーチミン1区中心からタクシーで20分から30分程度のところにあるタンフー区に、日本のイオンがオープンしました。日本食レストランは毎日現地人で溢れかえっており、家電、アパレル、食品ともに大人気。比較的ローカルエリアの立地なので、ベトナム人の生活風景を観光がてら見てみてはいかがでしょうか。
住所:30 Bo Bao Tan Thang St,Dist.Tan Phu,Ho Chi Minh city
世界3位!フーコック島が人気ドキュメンタリー番組で有名なナショナルジオグラフィック社が紹介する「冬の季節に行くべき観光地」として、3位にフーコック島が選出されました。透き通る蒼い海と自然の恵みが調和した小さな島で、現実社会に疲れた人は、ここでしばしの休息をしましょう。
3月&4月のおすすめエリア~ホーチミン編
雑貨を買うならドンコイ通り。
ホーチミンの観光中心地区は1区。雑貨ショップが並ぶドンコイ通りや自然と調和するパスター通り、ベンタイン市場まで走るレロイ通りなどを歩いて散歩してみるのがおすすめです。雨の心配はほとんどありません。また、この周辺はお洒落なカフェがいたるところにあるので、疲れてきたらオープンカフェやエアコンが効いたところで落ち着くこともできます。
おすすめエリア~中心からタクシーで30分圏内
ゴーバップ区ゴーバップ区はホーチミン市内に住む人々のベッドタウンエリア。ベトナム人の庶民の生活風景を見れることから、じわじわと外国人観光客に人気がでてきました。通りを歩けば屋台や青空市場にぶつかり、学校から出てくるアオザイ少女の姿や、キリスト教会で鐘の音に寄せられるカトリック教徒を見ることができます。犬肉やヤギ肉など、ちょっと変わったレストランもあり、東南アジア好きには堪らないエリアとなること間違いありません!
チョロン一方中心から西へタクシーを走らせると、辺りは序々に中華風に。漢字が併記されている看板。お店が入り乱れるカオス的通り。飛び交う中国語。チョロンは中華街となります。日本の中華街と異なり、ちょっと汚い町並み。ベトナムに住む華人のほとんどはこのエリアに居住を持っています。中華風の寺院や會館に足を運んだり、町並みを散策して楽しみましょう。
ナビのおすすめ2大ナイトマーケット
ハントンタイ市場周辺(ゴーバップ区)ゴーバップ観光に来たならば、是非楽しんでいってもらいたいのがこちらのナイトマーケット。ベンタイン市場とは比べ物にならないくらいの人込みです。レストランなどはほとんどなく、生活雑貨や食品を売るお店がメインです。スイーツ食堂や屋台はいくつかありますので、夜食には丁度いいかもしれません。価格はすべて現地価格なのでリーズナブル。また、外国人はほとんど来ないのでぼったくられる心配もありません。
ベンタイン市場周辺(1区)ガイドブックにも必ず掲載されているホーチミンの象徴ベンタイン市場。その市場の周辺で毎夜開かれるのがナイトマーケットです。世界各国から来る観光客。リーズナブルなシーフード料理。お土産にぴったりのベトナミーズ雑貨などなど、滞在期間中は毎日繰り出したくなります。
3月&4月のおすすめエリア~郊外編
メコンデルタ地方メコンデルタへはツアーで行くのがおすすめ。ミトー、カントーなどは定番中の定番。日本では味わえない常夏の空気と東南アジアのエキゾチックな雰囲気を楽しむことができます。ジャングルクルーズやメコン川で行われる朝市はボートに乗るのでちょっとしたアトラクション気分。ラオスやカンボジアなどに跨る自然の恵み、メコン川を楽しんでください。
ブンタウホーチミンのサイゴン川沿いの通りから毎日フェリーが出ています。これに乗って約90分ほどで到着するブンタウは、現地人に人気のリゾートエリア。さながら熱海といったところでしょうか。海水浴はもちろんのこと、シーフード料理がここは絶品です。どこも新鮮な魚介で、注文も指差しでOKです。近年は大分リゾート開発も進み、1日楽しめるアミューズメント施設も建設中です。日帰りでも十分楽しめるので、ホーチミンの市内観光に飽きた方は、是非こちらにお越し下さい。
ムイネームイネーはホーチミンからツアーバスで約4時間から5時間程度。途中ファンティエットの街で降りて、そこを楽しんだのちムイネーに行くのもおすすめ。ムイネーは砂漠が有名なリゾートエリア。特にロシア人の避暑地として知られています。通りにはバンガロータイプの宿泊施設やレストランが並び、海もすぐそこです。海水浴、海、市場どれをとっても楽しめますし、バイクをレンタルして、ひたすら海沿いの道路をひた走るのもナビのおすすめ。
フーコック島ホーチミンから国内線で約60分程度で着く離島。コンダオ島と比べると、こちらの方が賑やかで観光地化されています。バイクをレンタルして赤土の道路を走るのは体力が必要ですが、人の手が入っていない大自然を堪能することができます。また市内中心は毎夜ナイトマーケットで盛り上がり、周辺のバーでカクテルを揺らす時間も楽しみの一つ。観光スポット巡りよりも、現実から離れてしばしの休息を取りたい方におすすめのエリアとなります。フーコック島のスポットはすべて屋外で楽しむので、雨が降らないこの時期がおすすめとなります。
ピックアップグルメ
今月はこちら、
「ジャックフルーツ」です。日本では見かけない常夏の国の果物です。大きな実を割って中身をくりぬくのですが、屋台や市場、コンビニなどどこでも気軽に手に入ります。甘い味わいで、乾物のお菓子にもなっているので、気に入ったらお土産に買っていくのもいいかも。ただ、ちょっとクセのある匂いがするのが玉に瑕。一度はお試し下さい。
いかがでしたか。3月と4月は南部の屋外エリアを中心に観光するのがおすすめです。ここは東南アジアのベトナム。町を歩くだけでも新しい風景に出会えます。名所巡りで慌しく動くより、のどかな風景に目を保養してみてはいかがでしょうか。
以上、ベトナムナビがお届けしました!