2020年最新!ホイアン&ミーソン1日観光プラン~タイムテーブル付き

2つの世界遺産を無理なく観光!タイムスケジュールで紹介

こんにちは、ベトナムナビです。ベトナムの観光地の中でも日本人に屈指の人気を誇る中部ホイアン。近年は隣町のダナンが注目されていますが、それでもダナン旅行者の9割はホイアンに行くとのデータもあるようです。そこで、今回はホイアンにプラスして世界遺産のミーソン遺跡も含めた1日プランをご紹介。初めてホイアンに行く人は、ここで紹介したタイムテーブルに沿って行動してみてはいかがでしょうか。それでは行ってみましょう!

9:00~10:30:ホテル~ミーソン遺跡へ

出発は8時か9時くらいがいいでしょう。最初はホイアンではなくミーソン遺跡に向けて出発します。ミーソン遺跡はダナンから車で90分、ホイアンから60分の距離。半日ツアーが催行しているほか、ホテルで車をチャーターしていくこともできます。ちょっと距離があるのと、現地の待機時間もあるため、タクシーで行くのはおすすめしません。もし現地で見学中、タクシーに逃げられたら大変です。

10:30~12:00:ミーソン遺跡の見学

ミーソン遺跡は森林の中に建つ複数のレンガ造りの祠堂です。まだ日が昇り切らない午前中に観光を終えておくのがベスト。また、この時間は雨季でもあまり雨の心配がありません。ミーソン遺跡はかつてこの一帯をチャンパ王国という国家が支配していて、彼らが祭事に利用した聖域と言われています。まだ詳しいことは分かっていませんが、このミーソン遺跡が彼らが残した遺跡の中で最大規模となり、1999年にホイアンと並び世界遺産に登録されました。
ミーソン遺跡の特筆すべき点は、「チャンパ王国の内情がまだ分からない」ところです。そのため、ミーソン遺跡の祠堂の建築技術や発掘品というのは、彼らの習慣や技術力を知る大きな手掛かりとなることが期待されています。ちなみに2020年現在も発掘調査中で、続々と新たな遺跡が出てきているそうです。
レンガ造りの祠堂。建築技術は高かったと思われる

レンガ造りの祠堂。建築技術は高かったと思われる

まだ発掘中

まだ発掘中

貴重な発掘品

貴重な発掘品

レンガ造りの建築は支柱がなく高い天井が特徴

レンガ造りの建築は支柱がなく高い天井が特徴

12:00~13:00:ホイアンへ移動

ミーソン遺跡の見学を終えたら、ホイアンへ移動しましょう。車は歴史保護地区には入ることができませんので、ハイバーチュン通りもしくはレロイ通りから少々歩くことになります。また、帰りも同様です。タクシーの乗り入れはできませんので、同通りまで出る必要があります。

13:00~14:00:ランチはホイアン名物を

ホイアンに着いたら、まずはランチを。事前にどこのお店で食べるか決めておくのもいいですし、歩いていて気になるお店に入るのもいいでしょう。旧市街のお店でぼったくられたという話は聞きませんが、お店によって味がけっこう違うため、おいしい料理にありつきたい場合は、事前に口コミを見ておくといいでしょう。
人気のレストラン「Citronella」

人気のレストラン「Citronella」

ホイアン名物を堪能

ホイアン名物を堪能

14:00~14:15:日本橋で記念撮影

ホイアン観光の最初は日本橋からスタート。日本橋は貿易時代に日本人が建築した屋根付きの橋で、2万ドン札にも描かれている名実ともにホイアンの象徴です。まずは日本橋をバックに記念撮影をしましょう。

14:20~14:45:廣肇会館

廣肇会館は日本橋からチャンフー通りを歩いたすぐにある集会所。集会所とは寺院とは少し異なり、貿易時代からホイアンに住む華人が集う場所。とはいえ中国の神様が祀られていますし、見た目は寺院そのもの。裏手には九頭龍の像と大きな壁画があり、そちらが見どころとなります。ホイアン観光では入場料が5枚一綴りなので、計5か所の名所を入ることができます。廣肇会館はその1つにふさわしいです。
三国志の関羽が祀られています

三国志の関羽が祀られています

裏には庭園が広がっています

裏には庭園が広がっています

なんだか異世界に迷い込んだみたい

なんだか異世界に迷い込んだみたい

中華世界です!

中華世界です!

15:00~15:30:福建會館

続いて訪れるのは福建會館。こちらは福建省出身の華人が建てた集会所となります。性質的には廣肇会館と似ていますが、道教の神である天后聖母の像は見ておきたいところです。福建會館も入場チケットが必要なスポットの1つです。ちなみに、最初に訪れた日本橋も門前で写真を撮るならば無料ですが、中に入ってしまうと入場券が必要となります。
広い庭が特徴

広い庭が特徴

不思議な空間

不思議な空間

かつては多くの中国人がここに住んでいました

かつては多くの中国人がここに住んでいました

15:45~16:30:潮州會館

チャンフー通りをずっと真っ直ぐ進むと見えてくるのが「潮州會館」です。ホイアン市場の向かいにあるので、それを目印に探してください。潮州會館はあまり日本の観光ブックには紹介されていませんが、実は少しだけ日本と縁のある会館です。奥に進むと彫刻があり、そこには日本の髪型を真似した中国人女性を見ることができます。
潮州会館

潮州会館

大きな彫刻があります

大きな彫刻があります

こちらが例の女性の彫刻

こちらが例の女性の彫刻

16:45~18:00:ショッピング

日が沈みはじめると、気温も落ち着いてきてお土産ショッピングに最適な時間帯となります。お土産雑貨がたくさんある通りは、チャンフー通り、レロイ通り、グエンタイホック通り、バクダン通り、ハイバーチュン通りとなります。シルバーアクセサリーやランタン、キーホルダーにポストカードなど、比較的安い雑貨がたくさんあります。もししっかりとしたお土産を買いたいならば、ダナンに戻ってきたときに買うのがいいでしょう。
小腹が空いたら屋台も楽しんで

小腹が空いたら屋台も楽しんで

露店もたくさん

露店もたくさん

洋服のお店もあります

洋服のお店もあります

こんなお土産もいいですね

こんなお土産もいいですね

18:00~19:00:バクダン通りの屋台ストリートでディナー

日が暮れたらバクダン通りのアンホイ橋傍に行きましょう。トゥボン川に沿って数多くの露店が出没しますので、夕食はここで過ごしましょう。席に座っていれば、スタッフがメニューを持ってやってきてくれますので、あとは選ぶだけ。ホイアン料理とベトナム料理をメインに多数の料理を食べることができます。味はさることながら、世界遺産の夜の雰囲気を堪能してください!

19:15~21:00:夜のホイアンを散策

●灯篭流し

日本橋とバクダン通り傍では、毎晩灯篭流しが開催されます。鉄の竿を持って河岸から浮かべることもできますし、500円くらい払って船に乗って、船上で流すこともできます。
灯篭流し。1個50円くらいで楽しめる

灯篭流し。1個50円くらいで楽しめる

ランタンに彩られたカフェレストラン

ランタンに彩られたカフェレストラン

●ナイトマーケット

また、アンホイ橋を渡った先にはナイトマーケットも開催。ナイトマーケット周辺にはお洒落なカフェやレストランも営業しています。こちらは歴史保護地区から外れているため、店によっては夜遅くまで営業しているところもあります。
お香類の雑貨は日本人に人気

お香類の雑貨は日本人に人気

年々拡大しています

年々拡大しています

チープ雑貨は値段交渉もできます

チープ雑貨は値段交渉もできます

ランタンもお土産にいかが

ランタンもお土産にいかが


いかがでしたか。今回はミーソン&ホイアン観光プランをタイムテーブルでご紹介しました。これ以外の滞在日はダナンで過ごしたり、ビーチライフ、ホテルライフを楽しんでいってください。是非有意義なホイアン旅行を!以上、ベトナムナビがお届けしました。
関連タグ:ホイアン

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2020-07-10

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