2020年の1月は旧正月シーズン!一風変わったベトナムの町を散策して♪
こんにちは、ベトナムナビです。2020年に入り少しは落ち着いてきたころでしょうか。お正月に休みをとれなかった人は1月中旬から下旬にかけて連休をとる人もいますね。1月はベトナムを含むアジア諸国では旧正月のシーズンとなり、非常に慌ただしい日々が続いています。彼らに交じって異国の正月を楽しむのもいいですね。それでは2020年1月2月のベトナムに行ってみましょう!
カレンダー編
1月1日(元旦)祝日日本のお正月である1月1日ですが、旧正月で祝うベトナム人にとっては、それほど特別感はなく、本番前の予行練習といった風。とはいえ大晦日の24時には花火が上がりますし、いたるところで野外イベントが開催されます。
1月23日~29日(旧正月)祝日ベトナムのお正月は旧暦で数えるため、日付けは毎年変わります。2020年は例年よりも早い1月となり、公休は23日から29日の一週間。スーパーや市場、商店も正月三が日はだいたいがお休みとなりますので、観光プランは複数練っておくといいでしょう。
天気・天候編
2020年の1月2月の天気天候編。北部と南部は乾季となり、中部は雨季の終わり。毎日小雨が降ったり、肌寒い日が続くので、まだ海水浴は難しそう。一方北部も年間の中でも最も寒い時期となるので、山岳地帯に行く人は防寒具が必須です。
<北部>
平均最高気温 21度 降水量 50mm
<中部>
平均最高気温 25度 降水量 80mm
<南部>
平均最高気温 32度 降水量 20mm
ピックアップエンタメ
●ホーチミンシティマラソンベトナム人の健康のためにと開催されたフルマラソン。現在は毎年1月のこの時期に実施され、外国人も大勢参加するに至っています。フルマラソンだけではなくハーフマラソンを含む4つのコースとキッズコースに分かれているので、日ごろ運動不足の方でも気軽に参加できます。
日時:1月13日
参加方法:https://hcmcrun.com/ja/(公式HP)
●バレンタインデーベトナムは社会主義国のため、かねてから女性の日(国際婦人デー)が盛んでした。しかし、ここ最近は若者も国際化してきて、バレンタインデーをカップルで祝うようになりました。ちなみにベトナムでは男性が女性にプレゼントを贈る日となります。
●ジャパンフェスティバル毎年恒例の日越最大の友好イベントであり、一部のベトナム人にとってはコスプレが輝く日。同イベントでは大勢のベトナム人コスプレイヤーが集結。彼らの完成度を見てやってください(笑)
日時:2月22・23日
場所:9月23日公園(ホーチミン)
新正月と旧正月の違い
新正月とは新暦で祝う正月です。もう少し簡単に言うと、みなさんが日ごろ使っているカレンダーで1月1日を元旦と定めて祝います。一方で旧正月は昔の暦を数えて旧暦で祝います。ちなみにご存知ない方もいるかもしれませんが、新正月(1月1日)を祝うのは実は日本だけです。お隣の韓国も中国もマレーシアも、どこもお正月は旧暦で祝います。
ベトナムならではのお正月を体験しよう
旧正月は25日で、現地人のお休みは23日からはじまります。しかし、これより2週間ほど前から、ベトナム人は師走の大忙し。お正月の雰囲気をばっちりと実感することができます。もし中旬以降にベトナムへ旅行される予定がある方は、是非ベトナムのお正月を一緒に体験していってください。
●フラワーロードを楽しもうホーチミンのグエンフエ通りやダナンのバクダン通りでは、毎年恒例のフラワーロードが開催されます。辺り一面カラフルな花に包まれた一本道で、通りにはたくさんのお店や展示品で溢れます。お正月というよりはお祭りのような雰囲気ですが、人々は伝統衣装のアオザイを纏い、ベトナムの歴史にちなんだイベントなども随時開催されます。
お店もたくさん並ぶ
|
|
いろいろな展示品を楽しんで
|
マスコットキャラも大集合!
|
|
ブックフェアも毎年の恒例
|
お正月の注意点
お正月のベトナム旅行では2つほど注意点があります。1つは国内の移動手段の確保です。空路、バス、鉄道といずれも混雑しているほか、ホテル含めてどこも予約が取りづらくなっています。また、料金も上がっているのでなるべく早めに手配するといいでしょう。もう1つは盗難です。混雑しているフラワーロードや市場ではスリが多発するので、細心の注意を払うとともに、大金を外に持っていかないようにしましょう。
●ホーチミン1月2月のこの時期はホーチミン含む南部エリアがおすすめ。先に説明した通り、北部はベトナムの冬が迫り、中部は雨季となることから、常夏を感じることができるのは南部のみ。ホーチミンは東南アジア有数の都市に成長しましたが、現在でも市場で買い物したり、屋台でグルメを楽しむことができます。
また、ちょっと足を延ばしてメコンデルタ地方に行ってみるのもいいでしょう。まだベトナムでは移動手段が限られていますので、ツアーに参加するのがいいでしょう。メコンデルタでは手漕ぎボートに乗ってジャングルクルーズや水上市場を楽しむことができます。また、クチトンネルではベトナム戦争で使われた巨大トンネルを歩くことができたり、実弾の入っているライフルの射撃体験をすることができます。
メコンデルタ
|
|
ツアーに参加するのがおすすめ
|
カオダイ教総本山
|
|
クチトンネルのライフル射撃体験
|
●ムイネー&ニャチャンまた、ビーチリゾート地として知られているムイネーとニャチャンもおすすめ。共に中南部ですが、ホーチミンと同じ常夏の気候なので1月2月の両月も乾季となり、海水浴を楽しめます。ムイネーでは砂丘を楽しむことができ、ニャチャンでは離島ツアーが人気の旅程。共に新鮮なシーフードを堪能できますので、お楽しみに!
ムイネーのオープンレストラン
|
|
フェアリーストリーム
|
ムイネーの砂丘
|
|
南国感溢れるムイネー
|
特にビーチリゾートのニャチャンはダナンに負けない規模の観光地です。欧米人にとってはダナンよりもニャチャンの方が知名度が高く、ハイシーズンになるとどこのホテルも満室となるほど。ビーチだけではなく巨大テーマパークのヴィンパールランドや泥温泉、ナイトマーケットなどを楽しむことができます。
ポーナガル遺跡
|
|
広大なニャチャンビーチ
|
ⒸVinperl land
|
|
ナイトマーケット
|
いかがでしたか。今回は1月2月のベトナムをご紹介しました。2020年1月の旅行者は旧正月を楽しみ、南部エリアに行ってみてはいかがでしょうか。きっと東南アジアらしい時間をおくることができるかと思います。以上ベトナムナビがお届けしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2020-01-17