乾季の入口。でも最後の一降りに注意!楽しみ方を考えよう
こんにちは、ベトナムナビです。11月に入るとベトナムの一部地域では雨季が明けて乾季に入ります。しかし、全国的に見るとまだまだ天気は不安定。そこで、2019年11月、12月におすすめのベトナム旅行方法をご紹介します。では行ってみましょう!
カレンダー編
12月24日・25日 クリスマスイブ・クリスマス世界的な祭日ですね。ベトナムでもこの両日は祝日ではありませんが、若者を中心に非常に盛り上がります。12月に入ると市街地ではクリスマスムードが漂い、お店は装飾され、さまざまなイベントが開催。レストランではクリスマス限定ディナーも予約できます。
12月31日 大晦日旧正月をメインに祝うベトナムでは、一昔前までは新正月はあまり関心がありませんでした。しかし昨今は若者がお祭りのように騒ぐイベントへと変わりました。大晦日の深夜24時には盛大に打ち上げ花火もあがり、市街地は夜遅くまで大盛り上がり。ホテルからちょっと外に出て、いつもとは違った雰囲気を味わうのもいいかと思います。
天気・天候編
11月と12月は全国的に気温は低め。ハノイは雨季が明けますが、ベトナムの秋と言われ、気温はぐっとさがってきます。また中部ダナンやホイアンはまだ雨季となりますので気温は低く、また雨が降った際はより肌寒く感じます。
<北部>
平均最高気温 25度 降水量 50mm
<中部>
平均最高気温 27度 降水量 280mm
<南部>
平均最高気温 30度 降水量 70mm
ハノイ最大の歴史遺産の「ハロン湾」。11月は気温も下がりますが、一方でハロン湾のベストシーズンとも言われています。これまでは雨季だったため、雨のクルージングで景色が見えなかったりして残念でしたが、11月になると霧がかかった幻想的なハロン湾を船上からうかがうことができるようになります。予算を少しとって大型客船で1泊するツアーに参加するのはいかがでしょうか。
ハロン湾の美しき風景
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クルージングツアーが人気
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11月のハロン湾はおすすめ
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宿泊すれば美しいサンセットも鑑賞できる
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11月はハノイに行こう
11月はハノイ旅行が人気。11月に入るとハノイは雨季が明け乾季に入ります。とはいってもホーチミンと違い、気温は徐々に下がっていきます。12月から2月のハノイは冬といわれてぐっと寒くなりますので、11月の内に行くのがおすすめです。ちなみに中部、南部はまだ雨季となりますので、「寒いのは我慢できるけど、雨の中の観光は嫌だ」という人にもハノイが一押しです。
ベトナムらしいのどかな風景
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旧市街では町食堂を利用してみては
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ホアンキエム湖の風景
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古き良きハノイを歩けます
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12月は南部フーコック島に行こう!
12月に入ると南部も雨季から乾季へと移ります。雨降りの日も少しずつ少なくなってきますので、年末年始休暇などを活かしてリゾート地に向かってみてはいかがでしょうか。おすすめしたいのは南部「フーコック島」。近年リゾートアイランドとして開発が進んでいます。
フーコック島での過ごし方はさまざま。美しいビーチで時間を気にせず海水浴をするのもいいですし、ツアーに参加してマリンスポーツやフィッシングを楽しむのもリゾート地ならでは。子供連れならばヴィンパールランドやサファリパークといったテーマパークもあります。もちろん昼も夜も食事はシーフード三昧をするのもいいでしょう。
また、フーコック島は「ベトナムで最も美しいサンセットが鑑賞できる場所」としても知られています。ビーチや石山殿から望める夕日は非常に美しく、旅行者だけではなく現地人も多く鑑賞スポットに訪れます。フーコック島はベトナム最大の離島ではありますが、観光整備されているのは市街地のユーンドーン市と北西部のみとなりますので、観光範囲もそれほど広くはありません。3日くらいゆっくりと過ごし、残りの滞在はホーチミンという旅程が定番です。
ピックアップグルメ
ボッチエン(Bot Chien)という屋台グルメ。ベトナム全国で食べられる定番料理です。タピオカ粉を玉子と炒めたお手軽料理。油がちょっと多いですが、日本ではあまり食べられない食感なので、見つけたら一皿食べてみてください。現地では女性を中心に人気があります。
いかがでしたか。2019年の11月および12月のベトナムをご紹介しました。11月に雨季を明けるのはハノイのみで、12月にホーチミン。ダナンはまだ雨季の最中となります。旅行を考えている方は、現地の楽しみ方を旅立つ前から計画しておくといいでしょう。以上、ベトナムナビがお届けしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2019-11-08