9月&10月のベトナム【2019】

9月と10月は全国的に雨!雨でも楽しめる観光地を紹介!

こんにちは、ベトナムナビです。7月と8月は北部ハノイと南部ホーチミンは雨季で、中部ダナンやホイアン、フエといった都市が乾季のピークであることをご紹介しました。今回は2019年9月及び10月のベトナム。全国的に雨季となりますが、日本では土日祝の3連休があるので、相変わらず旅行者は多い見込み。では、この時期のベトナムはどこのエリアがおすすめで、どんな楽しみ方が考えられるのでしょうか。では、早速行ってみましょう!

カレンダー編

9月2日 建国記念日(祝日)

フランスから独立してハノイのバーディン広場で独立宣言を行った日。独立を宣言したのは、ベトナムの象徴でもあるホーチミン氏。この日は祝日に制定されているので、国内旅行者が多く、観光地は混雑します。

9月13日 中秋節(祭日)

子供の日としても知られていて、公園や住宅街では獅子舞が舞い、大道芸が子供にお菓子を配ったりする風景を見ることができます。また、日本でいう月餅の習慣もあり、通りには一か月ほど前から月餅商戦が繰り広げられます。この時期の旅行者はベトナムの月餅を試しに食べてみて。

10月20日 女性の日(祭日)

国際婦人デーとして知られる3月8日は世界の祭日ですが、10月20日はベトナム女性の日という祭日となります。イベント内容は似通っていて、男性が日ごろ親しくしている学校の教師や女友達、恋人などに花束やプレゼントを贈る日。最近はショッピングセンターでセールも開催されています。

10月31日 ハロウィン(祭日)

ベトナムでハロウィンが浸透し始めたのは、実はここ数年。いまでは若者が賑わう通りには、仮装をした人が行きかったり、お店はハロウィンの装飾がされたりと、大盛り上がり。

天気・天候編

全国的に雨季になりますが、1日降っているわけではなく、小一時間でやむものばかり。ですので、雨対策をしっかりと考えておけば、あまり気にする必要なく観光地をまわることができます。

<北部>
平均最高気温 29度 降水量 250mm
<中部>
平均最高気温 27度 降水量 450mm
<南部>
平均最高気温 31度 降水量 170mm

ピックアップエンタメ

9月13日は中秋節。旅行者は獅子舞は見る機会はないかもしれませんが、町のいたるところで月餅を売っている様子を見ることができます。ベトナムの月餅は日本と似ていますが、最近はいろいろな色形、具が出ていますので、1つ2つ買って食べ比べしてみてください。
月餅商戦に突入!

月餅商戦に突入!

人気店は行列が並ぶほど

人気店は行列が並ぶほど

ダナンの9月中は海水浴できるかも

9月になると、中部地方も雨季に突入。徐々に気温が下がり、雨降りの日も多くなってきます。しかし、9月頭から中旬頃までは、まだ気温も高いため、晴れた時間を見計らって海水浴をすることも可能です。しかし、雨が降った後はぐっと気温が下がることが多いため、風邪をひかないようしてくださいね。ベトナムの雨は雨粒が多いので、ちょっと降られただけでもずぶ濡れに。一度ホテルに戻ってシャワーを浴びて出直すのもいいでしょう。
ミーケービーチ

ミーケービーチ

風が強くなるのは雨の前兆

風が強くなるのは雨の前兆

南部・中南部ビーチエリアは避けるのが無難

中部であれば上記のように9月中旬までは海水浴ができますが、南部ムイネー、ニャチャン、フーコック島といったビーチリゾートは雨が降ってしまうと何もできなくなってしまうので、この時期の旅行はあまりおすすめできません。それよりも雨が降っても楽しめる屋内施設が多い市外観光が楽しめる観光地を選ぶのがおすすめです。
ムイネーも雨が降ると遊びづらくなります

ムイネーも雨が降ると遊びづらくなります

ダラットも自然景勝地が多いため、雨だと観光は困難

ダラットも自然景勝地が多いため、雨だと観光は困難

近年注目のフーコック島

近年注目のフーコック島

ニンビン省は小舟で移動するため雨が降ると欠航することもあります

ニンビン省は小舟で移動するため雨が降ると欠航することもあります

2019年9月&10月のおすすめエリア

●ハノイ

ハロン湾やニンビン省、サパにバッチャン村といった郊外観光が人気を呼んでいる北部ハノイ。ベトナムの首都とあって、世界中から観光客が押し寄せる町でもあります。9月10月の旅行であれば、市内観光に徹して旧市街やタイ湖などを楽しむのがいいでしょう。
また、ハノイでは「食」も非常に楽しみ。旧市街にはたくさんのベトナム名物を食べられるレストランもありますし、ホアンキエム湖周辺には屋台も多く出没します。またタイ湖には在住者が足しげく通うイタリアンやフレンチといった高級レストランもあります。
博物館で過ごす時間もいいものです

博物館で過ごす時間もいいものです

ベトナム戦争系の博物館も多いです

ベトナム戦争系の博物館も多いです

旧市街の様子

旧市街の様子

グルメ旅もおすすめ

グルメ旅もおすすめ

●ホーチミン

南部ホーチミンは日本人にとっての最大の旅行先。雨が降ったとしても市内観光であれば、いくらでも対処のしようがあります。ホーチミン観光の中心は1区ですが、雑貨天国のドンコイエリアやベンタイン市場、博物館といった名所はほぼすべてがここに集中しているので、計画も立てやすいのが特徴です。

また、ホーチミンでは「カフェ」や「スパ」も観光スポットの1つ。雨が降っても関係ないですし、お店によってさまざまなコンセプトを持っているため、1件とはいわず2件、3件と梯子をしたくなります。また、物価の安いベトナムだからこそ、日本では数万円するような高級パッケージコースを楽しんでほしいところです。
写真スタジオの創寫館

写真スタジオの創寫館

カフェもいろいろ体験してみて

カフェもいろいろ体験してみて

レストランも1区に集中しています

レストランも1区に集中しています

博物館

博物館

ピックアップグルメ

こちらはバインクオンと呼ばれる屋台料理。レストランで食べると一皿300円くらいしてしまいますが、路上屋台だと70円くらいで食べることができます。こちらはライスペーパーの原料に使われる溶いた米粉をクレープ状に蒸して、豚ひき肉やキクラゲを詰めて筒状にした一品。全国で食べられる定番グルメなので、是非ご賞味ください。

いかがでしたか。2019年の9月10月をお届けしました。11月以降は北部は乾季へ、南部は雨季のピークとなるので、また観光の方法も変わったくるでしょう。両月は市内観光に徹して、博物館やカフェ、スパ、グルメなどを目的に現地の計画を立ててみてはいかがでしょうか。以上、ベトナムナビがお届けしました!

関連タグ:9月10月

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-09-06

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