アウトドア三昧!!! ぜひ余暇をムイネーで。
こんにちは、ベトナムナビです。ホーチミンからバスで5時間強の場所に広がる砂丘のある港町は、ファンティエットのムイネーと呼ばれる小さな町。一昔前からロシア人の海外旅行先として人気を集め、近年では日本人を含む外国人旅行者にとってのリゾートエリアとして注目されています。今回はムイネー旅行を盛り上げてくれる、観光スポットの数々をご紹介します。星付きホテルに閉じこもるのではなく、せっかくの海外旅行。アウトドアを心行くまで楽しんでいってください。
2つのメインストリート
ムイネー観光でお世話になるメインストリートは2つ。「グエンディンチウ通り」と「ヒュイントゥックカン通り」です。グエンディンチウ通りをまっすぐ進むと、ヒュイントゥックカン通りにつながります。旅行者のほとんどはこの通り沿いのホテルに宿泊することになるでしょう。
リゾート感たっぷりのグエンディンチウ通り
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素朴な港町をうかがえるヒュイントゥックカン通り
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ムイネーの食堂&レストランはすべて冷房なしのオープンエア。日中は蒸し暑いですが、海がすぐ近くなので潮風が強く涼しく感じます。料理は多国籍レストランが多いですが、食堂で食べられる新鮮なシーフード料理はお見逃しなく。生け簀にはいった魚介を自分で指さして注文するのがベトナムスタイル。大海原の南シナ海を見渡せる絶景食堂はグエンディンチウ通り沿いに多くありますので、好きなところを選んでください。
観光の名所は2つの砂丘
ムイネー観光の最大の名所ともなる広大な砂丘ですが、これは市内に2つあります。白い砂丘の方は距離があるので車をチャーターするか、ツアーで行くといいでしょう。
○イエローサデューン黄色の砂丘が広がるイエローサデューンは、ヒュイントゥックカン通りをまっすぐ進んだ先にあり、グエンディンチウ通りからでもタクシーですぐに行けます。また、イエローサデューンの近くにもリゾートホテルがいくつかありますので、ここで宿をとるのもあり。イエローサデューンでは丘からソリ滑りを楽しむことができます。砂丘を歩いていると、子供たちが寄ってきてソリ遊びを進めてくれます。楽しんだあとは、2万ドン~5万ドンほどのチップをわたしてあげてください。
砂丘は入場料無料
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子供たちも働いています
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ソリ滑り
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なかなかスリリングです
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○ホワイトサデューンムイネー中心市街地から車で30分ほど走ったところに、湖と寄り添う白い砂丘を発見。まだきちんと道路整備されていないので、行く道中は砂地帯を走ることになり、穴にはまった車を押す旅行客の姿は日常茶飯事。ホワイトサデューンではソリではなくジープもしくはバギーで砂丘を駆け抜けることができます。真っ白な砂丘は清潔そのもので、非日常的な光景が広がっています。
白い砂丘と湖
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バギーかジープかを選べます
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地平線がくっきりと
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空と大地が近くなったような気がします
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かつて海洋国家チャンパ王国が中部地方に栄えていたとき、彼らは徐々に勢力を南下させていきました。クイニョン、ニャチャン、そしてムイネーへと南進していき、その都度チャンパ人の聖域である塔(遺跡)を作ってきました。ここムイネーでもチャンパ王国が作った立派な塔(祠堂)を見学することができます。シヴァ神の男性器といわれているリンガと女性器のヨニなど、ヒンドゥー教寺院では王道の遺跡もみることができるほか、近年は子孫といわれているチャム族の人たちが、ここで民芸品を売っています。少数民族の人々と触れ合える貴重な機会です。
すっかりと観光地化されています
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チャム塔
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民芸品をうるチャム族
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丘の上にあるので景色も絶景
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赤土と石灰岩で覆われたこの小川は、マーブル模様の幻想的な世界が広がることから、人知れず「妖精の渓流:フェアリーストリーム」と呼ばれるようになりました。グエンディンチウ通り沿いに当スポットへ降りる看板があるのでそれを目印に。靴を手に持って、裸足で小川を歩きましょう。水位は深くてもくるぶしが浸かる程度。水温も温かく、散歩気分でエンジョイすることができます。
入口の看板
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リゾートをエンジョイ
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石灰岩で覆われています
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本当に妖精が出てくるかも(笑)
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カイトサーフィンの名所
ムイネーは知る人ぞ知るカイトサーフィンの名所。以前は国際大会の開催地にもなったことでも注目されました。海水浴場はそれほど多くなく、そのほとんどがホテルが独占してしまっていますが、御覧のような美しいカイトサーフィンの光景もみることができます。
いかがでしたか。ムイネーの観光スポットはそのほとんどがアウトドア。しかし、ムイネーはホーチミンと似たような気候をもっているものの、雨季の時期でもそれほど降水量は多くなく、年間を通して旅行に最適です。ベトナム旅行を計画している方は、余暇をムイネーで送ってみてください。特別な思い出となることでしょう!以上、ベトナムナビがお届けしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2016-09-12