雨季に突入。ビーチリゾートを目指す方はお早目に計画を
こんにちは、ベトナムナビです。2020年5月&6月のベトナムは、いうなれば「ハイシーズンのピーク」となる時期です。また、観光エリアによっても楽しみ方は徐々に変わってきて、前回の4月までのように、全国どこでも旅行のハイシーズンというわけにはいかなくなります。是非現地情報を押さえて、観光の楽しみ方を考えてみてください。それでは行ってみましょう!
カレンダー編
5月1日 メーデー 祝日世界で祝日となるメーデー。日本ではゴールデンウィーク期間中となります。ベトナムでも戦勝記念日として4月30日から連休となりますので、ベトナム人の国内移動が多くなります。チケットの取得はお早目に。
天気・天候編
5月下旬からベトナムでは北部と南部で雨季に入ります。本格的に雨が降り出すようになるのは6月以降ですが、一か月200mmを超える降水量が予想されますので、雨対策は必須となります。一方で中部はまだ乾季が続いていて、引き続き海水浴が可能です。
<北部>
平均気温 26度 降水量 200mm
<中部>
平均気温 28度 降水量 20mm
<南部>
平均気温 30度 降水量 250mm
雨の日の海水浴のポイント
中部ダナンは引き続き乾季の下、海水浴を楽しめますが、中南部のニャチャンやムイネー、フーコック島といった南部のビーチエリアも、気温は高いため晴れている時間は海やプールで泳ぐこともできます。ただし、雨降りの前後は気温が低く、風が強くなる傾向にあります。水温も低くなるので、ちょっと冷たくなってきたら雨が降る前兆と思っていいかもしれません。
雨が降ると砂浜の屋台やデッキチェア、パラソルも撤去せざるを得ないので、海辺は閑散としてしまいます。そんなときは、無理して雨が止むまで待つのではなく、ホテルに戻ってカフェやレストランで休憩したり、雨がやんだら屋外プールに顔を出してみるのもいいでしょう。
ニャチャンの海
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ホテルのプールも楽しんで
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雨の日はスパでゆっくりするのも
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客室で昼間からお風呂につかるのも
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5月&6月のピックアップエンタメ
5月&6月のベトナム旅行は5つ星ホテルに泊まって豪華なホテルライフをエンジョイしてみてください。5つ星ホテルであれば、ほとんどのホテルで屋外プールやフィットネスジムがありますし、4つ星ホテルでもスパやカフェ、レストラン、バーなどがホテル内で営業しています。日本人は観光に精を出して、朝食を食べたらすぐに外出して、夜に帰宅といったルートをとりがち。しかし、せっかくのラグジュアリーホテルに泊まるのだから、ホテルライフもしっかりと楽しんでいってください。
5月&6月のおすすめ観光エリア
●ダナン&ホイアン5月6月のおすすめ観光エリアは中部「ダナン」と中南部「ニャチャン」。中部ダナンは世界遺産ホイアンと一緒に観光できる人気のリゾート地ですね。欲張りな観光客には、ホイアン、ミーソン遺跡、フエの3つの世界遺産を周遊するツアーなども人気があります。
海水浴を目的とするならば、ダナンに拠点を置くのがいいでしょう。その他屋内市場や博物館などもありますので、市内観光も楽しめます。一方で世界遺産に身を置きたいというのであれば、ホイアン旧市街傍のホテルもおすすめです。周辺にはアンバンビーチという旅行者向けのビーチもありますし、ミーソン遺跡までもダナンから行くよりも大分近くなります。
トゥボン川沿いの町並み
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世界遺産の旧市街です
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古き良き雰囲気が漂います
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ホイアンの伝統を今に守る職人の姿も
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●ニャチャンニャチャンは中南部に位置するビーチリゾート。主にロシア人や欧米人に絶大な人気があり、東アジア人はダナン、欧米人はニャチャンに行く傾向にあります。ニャチャンは中南部に位置していて、気候はホーチミンと同じのため6月は雨季のシーズンに入ります。しかし、気温は年間を通して一定でホーチミンよりも穏やかなので、雨が降ったあとであっても、気温が高くなれば海水浴も再開することができます。
ニャチャン旅行ではビーチだけではなく、他のエンタメも楽しむことができます。絶景ならばホンチョン岬、遺跡ならばポーナガル遺跡、子供連れならばビンパールランドや泥温泉など。もちろんベトナムらしさ抜群の屋内市場やカトリック教会、海鮮食堂もあります。もしかすると「ニャチャンって初めて聞いた」という人も多いかと思うので、一度じっくりと現地情報を調べてみてはいかがですか。
市内を電気カートが走っています
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世界中の料理を楽しめるのもポイント
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美しい砂浜と海を持つニャチャンビーチ
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屋内市場「ダム市場」
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5月&6月のピックアップグルメ
こちらは「ムックリムメー(Muc Rim Me)」というイカの干物料理。お菓子感覚で食べることができ、ダナンやニャチャンといった主に沿岸地域の名物ですが、全国のスーパーで買うことができます。ちょっと辛いので子供はどうかな、と思いますが、是非試食してみてください。
いかがでしたか。5月6月のベトナム旅行を計画している方は、海を目指してみるのはいかがでしょうか。もちろん市街観光を希望の場合は、引き続きハノイやホーチミンといった2大観光エリアを目指すのも大いにありです。是非充実した旅をおくってください!以上、ベトナムナビがお届けしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2020-05-08