メコンデルタ最大の都市「カントー」一泊二日観光プラン!

カントー観光のモデルコースをご紹介!タイムスケジュールでご案内♪

こんにちは、ベトナムナビです。メコンデルタ地方のカントーへ旅行を計画されている方は、一泊二日が最低滞在日数となります。これは、水上市場の見学が早朝のためです(約5時半くらい)。そこで、今回は一泊二日でカントーの主要観光スポットを巡ってみたいと思います。参加されるツアーによって、初日のカントー到着時間は異なりますので、タイムスケジュールは参考までに!

午後3時~カントー着

ホーチミン市内からカントーへ行くツアーの多くは午前中発。所要時間は3時間半~5時間。どのようなルートで行くか、交通渋滞などで到着時間は変わってきます。今回は、11時ホーチミン発、15時カントー着(途中休憩あり)と仮定して観光したいと思います。
カントーへ着いたら、まずはホテルで荷物を下ろしてください。もうすぐ日が暮れるのでダッシュです(笑)ちなみに、カントー市内はあまりタクシーが走っていないので、つかまらないようであればホテルスタッフに頼んでください。

午後4時~5時 ~博物館

最初の観光スポットは「カントー博物館」。カントーの地理や自然、歴史をはじめ、オケオ遺跡の出土品も展示されている貴重な博物館です。ベトナム戦争時のカントーの様子や、今と昔のカントー市内を比較した写真は興味深いです。また、ナビはこちらの博物館をおすすめしますが、歩いてすぐに「ホーチミン博物館」と「軍事博物館」もありますので、どちらかをチョイスしてください。ちなみに、ホーチミン博物館と軍事博物館は同じ敷地内にあり、どちらも展示数はすくないので双方行くことができます。閉館時間に気を付けてください。
展示数は多く、上階もある

展示数は多く、上階もある

写真と模型で分かりやすい

写真と模型で分かりやすい

今と昔のカントー

今と昔のカントー

出土品や昔の調度品、農具なども

出土品や昔の調度品、農具なども

どちらか選ぼう

午後5時30~18時30分 ~夕食はデタム通りで

博物館見学が終わったころには、日が暮れていますので、そのままデタム通りに向かいましょう。カントー博物館、およびホーチミン/軍事博物館ともにデタム通りまでは歩いていけますが、道に迷いそうな方や、時間がおしている方はタクシーを拾ってもかまいません。ワンメーターで行けるはずです。
デタム通りは食堂街として、毎夜現地人で賑わっています。小奇麗なレストランはありませんので、食堂や屋台で食べ歩きをしながらお腹を満たしましょう!ただし食べすぎは禁物。次のスポットで本格的なディナーを食べられます。
デタム通りは東南アジアの香り漂います

デタム通りは東南アジアの香り漂います

ちょっと汚い食堂ですが、魅力はあるのでは?

ちょっと汚い食堂ですが、魅力はあるのでは?

近くに学校もあることから、人通りは多いです

近くに学校もあることから、人通りは多いです

屋台グルメを堪能してください

屋台グルメを堪能してください

カントー名物のブンマムがおすすめ

カントー名物のブンマムがおすすめ

塩辛いスープ。ホーチミンではなかなかお目にかかれません

塩辛いスープ。ホーチミンではなかなかお目にかかれません

19時~21時 ~クルージングで夜景を楽しむ

デタム通りで小腹を満たしたあとは、タクシーでカントー市場方面へ。市場前のハイバーチュン通りを北上すると、クルージング船が停泊しています。毎夜定時で出航します。カントー川を周遊して、ディナーを食べながら夜景を愛で、歌手によるベトナム歌謡曲やマジック、ダンスなどを鑑賞することができます。料理はアラカルトなので、お腹がいっぱいなら一品か二品程度でもかまいません。魚介類のメニューが豊富で、値段も現地価格で割安です。
赤いネオン屋根はカントー市場

赤いネオン屋根はカントー市場

ドリンク、アルコール類も用意

ドリンク、アルコール類も用意

甲板から夜景を愛でましょう

甲板から夜景を愛でましょう

プロのマジシャンによるマジックの披露

プロのマジシャンによるマジックの披露

21時30~23時 ~ナイトマーケット

クルージングが終わったら、徒歩でカントー市場へ。カントー市場前の通りにはナイトマーケットが広がっています。服飾ではジーンズ、ワンピース、アクセサリー。屋台ではB級グルメを楽しむことができます。また、この時間はまだカントー市場も営業していますので、ここでお土産をゆっくり物色するのがおすすめです。少数民族の衣装生地をつかったハンドバッグやカントーをイメージした絵柄入りの洋服などはいかがでしょうか。屋台で買ったグルメは川沿いの遊歩道にあるベンチでゆっくりと食べましょう。もちろんホテルに持ち帰るのも可。
カントー市場は12時近くまで営業しています

カントー市場は12時近くまで営業しています

フロアは一階のみで狭いです

フロアは一階のみで狭いです

キュートな雑貨はカントーでも健在

キュートな雑貨はカントーでも健在

マーケットが広がっています

マーケットが広がっています

服飾エリアと屋台エリアは分かれています

服飾エリアと屋台エリアは分かれています

カントー最後の夜を満喫してください

カントー最後の夜を満喫してください

ホテルで就寝 ~1日目終了

翌日はいよいよ水上マーケットです。起床時間がとても早いので、夜更かししないように!ちなみに、起床時間は5時!身支度に時間がかかる女性はさらに早いです!

午前5時30分 ~起床(二日目)

ツアーに参加されている方ならば、現地係員がホテルまで迎えに来てくれます。個人旅行者の場合は、カイランまでタクシーで向かってください。水上マーケットの写真を見せればすぐに連れて行ってくれます。旅行客が乗船できる船が停泊しているポイントはいくつかあるので、どこに連れて行ってくれるかは運転手に任せましょう。個人経営している船だと、かなりオンボロの可能性もありますので、その場合は断ることも可能。ただし、ナビとしては団体用の大型クルージング船よりかは、小さなボートの方が雰囲気がありますし、プライベートで楽しむことができるので、個人経営のおじさんに依頼するのがおすすめです。

午後6時~8時 ~水上マーケットを鑑賞

水上でやりとりされる売買の様子を眺めていると、小船が寄せてくることがあります。こちらは個人を相手に商売している船。日用雑貨やフォー、バインミー、ドリンクなどを購入することができます。購入するときは、ボートの運転手の分も買ってあげるのがマナーとなります。ナビはココナッツジュースをいただきました♪
みなさん早朝から商売に励んでいます

みなさん早朝から商売に励んでいます

日用雑貨を乗せた船は、水上で生活している業者向けですね

日用雑貨を乗せた船は、水上で生活している業者向けですね

水上生活の様子

水上生活の様子

卸売船は商品をつけた長い竿をかかげているのが特徴

卸売船は商品をつけた長い竿をかかげているのが特徴

今後の予定

ツアーであれば、この水上マーケットの見学後にホーチミンへ帰るケースが多いです。個人旅行であれば、ギリギリまでカントーをエンジョイしたいところですね。ホーチミンへ帰るのが夕方、もしくは夜でOKという方は、以下おすすめする二通りの楽しみ方を参考にしてみてください。

コース1 ~市内散策


こちらは市内観光コース。のんびりと過ごしたい方向けです。昨日行けなかった博物館や、カントー市場沿いの遊歩道や公園散策などを楽しみましょう。また、カントー市場から徒歩で南へ歩くと、現地人向けのローカル市場があり、周辺は青空市場が広がっています。このハイバーチュン通りにはカフェもいくつかあるので、帰りのバスの時刻までのんびりと自由散策してください。
公園の中央に立つホーチミン像

公園の中央に立つホーチミン像

公園は現地人の憩いのスポット

公園は現地人の憩いのスポット

カントー川も眺められます

カントー川も眺められます

青空市場

青空市場

さらに南下するとローカル市場があります

さらに南下するとローカル市場があります

タンアン市場内

タンアン市場内

コース2 ~アクティビティを楽しもう

アクティビティを楽しみたい方は、ミーカン・ツーリスト・ビレッジへ。こちらは自然の中にオープンした複合施設。ピッグ&ドッグレースや猿回し、ワニ釣り、プール、手漕ぎボートなどを楽しむことができます。カントー市街地からタクシーで20~30分ですので、時間に余裕を持って向かいましょう。
プールで泳ぐこともできます。人はあまりいないのでプライベート感覚です!

プールで泳ぐこともできます。人はあまりいないのでプライベート感覚です!

レースではお金を賭けることもできます

レースではお金を賭けることもできます

恐怖のワニ釣り体験!

恐怖のワニ釣り体験!

手漕ぎボートで溜め池を周遊♪

手漕ぎボートで溜め池を周遊♪


いかがでしたか。一泊二日から楽しめるカントーモデルコースをご紹介しました。カントーはメコンデルタの心臓部。滞在日数に余裕がある方は、ミトーやベンチェー、さらに奥のソクチャンやロンスエンなどに移動するのもおすすめです。バックパッカー気分でメコンデルタ地方を楽しんでください。
以上、ベトナムナビがお届けしました!
関連タグ:カントー

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-03-25

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