乾季(春・夏)のベトナム旅行はここで満喫しよう♪
ニャチャンビーチにて
こんにちは、ベトナムナビです。日本では桜の季節になり、春うららかの日々が続いているのでは?
東南アジアに位置するベトナムは四季がなく、乾季と雨季の二季のみとなります。乾季は12月から5月までと言われていますが、5月に入るとスコール(局部的な激しい雨)がしばしば降りますので、観光旅行はの最適なシーズンは4月末頃までと言えます。今回は乾季の楽しみ方をご紹介しますのでお楽しみを!
ベトナム人はどうやって過ごす?
暑さに慣れているベトナム人も乾季ばかりはヘトヘトです。昼間は木陰にハンモックを作って寝ている人や、家でテレビを見ている人、カフェやショッピングセンターなど冷房の利いた場所にこもる人などさまざまですが、一貫して言えることは、「少なくとも日中は外を歩きまわらない」ことです。これは観光旅行者にも言えることなのでよう注意しておきましょう。
滞在時の注意点
①長袖は必須「常夏の国だから半そででOK」という人はちょっと甘いですね(笑)半そでで外を歩いていると1日で体は真っ赤になってしまいますよ。特に女性の方はシミの原因にもなるのでご注意を。またホテルは冷房がガンガンに効いているので気温差で風邪をひかないように注意してください。就寝時も長袖がおすすめ。
②サングラス、帽子、日焼け止めは外出時には欠かせませんベトナムの紫外線は日本よりも5倍多いと言われています。紫外線、日焼け止めは旅の必須アイテムとなります。
③日中は室内で楽しもう11時頃から2時頃までの間は1日の中でも一番暑い時間帯です。観光の際も博物館やショッピングセンター、カフェなど屋内で楽しめるスポットで時間を過ごしましょう
この期間にベトナムへ旅行する際は注意を
日本では4月26日~5月7日あたりはゴールデン・ウィークとなり、この期間にベトナム観光に訪れる方も多いはず。ただし、ベトナムでも4月30日(南部解放記念日)、5月1日(メーデー)は祝日です。年間を通して連休が続くのは祝日の少ないベトナムではこの期間だけ。ということで、皆さん有給を取っていろいろ旅行にでかけますので、観光地はかなりの混雑が予想されます。バスや電車、飛行機などの交通機関を利用することを考えている人は、早期予約をしておくことをおすすめします。
市場での注意点
市場も余すことなく満喫したいところですが、冷房がない上、屋内は熱気でムンムンしているので熱中症には注意が必要です。こまめの水分補給は忘れないでください。また長時間の買い物はほどほどにしましょう。
乾季の日中はショッピング!
日差しが一番強くなる日中は冷房の利いたショッピングセンターに避難しましょう。
観光エリアのショッピングセンターは大体お土産ショップも入ってますので、ここで買っておいてもいいかも。
レストラン街、フードコートで昼食も食べておきましょう。
■ビンコムセンター
ドンコイ通りと聖母マリア教会の中間地点に位置しているので滞在ホテルからもおそらく徒歩圏内になります。地下はレストラン街、上階はブランドショップやゲームコーナーが入っています。また、小さなスーパーもあるので、ホテルで使う日用品やお菓子、飲み物類はここで調達するのもありです。
ビル型の建物
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螺旋状になっているお洒落なな内装です
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お土産にも最適なショップも入っています
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地下はレストラン街です
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■ビンコムセンターA
昨年末にオープンしたばかりのビンコムセンターA。近くには人民庁舎、オペラハウスが、レックスホテル(5つ星)があります。白壁に覆われたコロニアル調の建物の内装はいたって清潔。地下にはレストラン街、上階はブランド、服飾カジュアル、そして女性に嬉しいアロマやアクセサリーショップが並んでいます。
1区中心のど真ん中にあります
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驚くほどの清潔感
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東南アジアの代名詞、アロマキャンドル
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バンコクブランドのアロマショップもあります
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■ダイヤモンドプラザ
聖母マリア教会の裏手にある韓国系列のデパート。午前中に統一会堂、聖母マリア教会、中央郵便局を網羅して、昼前にここに入るのがベストの時間割。1Fはブランドコスメ、上階は日用品、服飾カジュアル、フードコートがあります。また別館にはシネマもあるのでベトナム映画を見てみるのもいいかも。ちなみにほとんどのベトナム映画は英語字幕があります。
観光の休憩がてら立ち寄りましょう
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日本でも通用するお洒落な洋服も並んでいます
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シネマ。ベトナミーズムービーを見てみては?
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昼時のフードコートは込んでいます
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乾季は博物館巡りがおすすめ
ベトナム観光の王道の一つが「博物館巡り」です。館内は冷房が効いていますし、何よりもベトナムの歴史、文化、風俗を学ぶことができます。事前に『ベトナム戦争・ホー・チーミン』の概要くらいは調べておいた方が一層楽しむことができるかと思います。
■統一会堂
言わずと知れたホーチミン観光スポットの象徴ですね。
4月30日、北ベトナム解放軍が戦車で、ここ大統領官邸に突入しました。
「一つの国が終焉を迎えた瞬間」として世界で報道されました。
現在でも国際会議などで利用されています
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これと同じ型の戦車がフェンスをやぶりました
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中は会議室、シネマ、貴賓室などがあります
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ヘリポートもあります
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■ベトナム戦争とホー・チ・ミンの歴史を辿る博物館
ベトナムを語る上で欠かせないのがベトナム戦争と革命家であるホー・チ・ミンですね。
ホーチミン市のみだけではなく、ベトナム全土にこの二つの歴史を追う博物館はあります。
必ず行っておきたいスポットです。
ホーチミン作戦博物館
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戦争証跡博物館
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歴史博物館
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ホーチミン博物館
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ベトナムの文化や習慣、生活風景を垣間見ることができます |
乾季は絶好の海水浴シーズン
雨季は5月中旬から遅くても6月にははじまります。1日複数回の突発的な雨が降りますので、海水浴は乾季がおすすめ!
ホーチミン郊外ではブンタウ、ちょっと足を伸ばせばフーコック島、ニャチャン、ホイアンなどに観光地化されているビーチがあります。
ベトナム最大のビーチリゾート:ニャチャン
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クアダイビーチは常に欧米人で盛り上がっている:ホイアン
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ホーチミンからフェリーで気軽い行ける:ブンタウ
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ベトナムの楽園:フーコック島
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乾季は安心してナイトマーケットが楽しめる
雨季になると、夜も雨の心配があります。スコールだとしばらく待てばおさまるのですが、夜は長雨になることもしばしば。
乾季は夜も雨が降ることは滅多にありませんので、安心して出歩くことができます。
ベトナムの夜と言えばナイトマーケットですね。涼しい風が出てきて気温も下がるのでゆっくりと買い物をすることができます。
観光客御用達のベンタイン市場付近で開かれます:ホーチミン
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ビーチの向かいなので散策も楽しめます:ニャチャン
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乾季はテーマパークを楽しむのもおすすめ!
ホーチミンにはダムセン公園とスイティエン公園の二大テーマパークがあります。特にスイティエン公園は新アトラクションが次々と作られているので今後期待ができます。
ダムセン公園は最近スイティエン公園にお客がとられたせいか、人気があまりないのが残念。
のんびりと過ごすのがおすすめです。チョロン郊外にあるので帰りに立ち寄ってみてもいいかも。
ビーチリゾートニャチャンにあるヴィンパールランドは離れ小島までケーブルカーで行くのがおすすめ。数種類あるプールで泳ぐのもよし、ビーチで海水浴するのもよしです!
乾季のおすすめエリア
■ムイネー
ホーチミンから車で約4時間。
一大スポットであるムイネー砂漠が有名です。雨季だと楽しめないのでいまのうちに行っておきましょう!
砂漠ではソリにのって滑ることができます
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早朝の海では網漁が見れます
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■メコンデルタ地方
ツアーでの有名どころはミトーとカントーですね。
メコンクルーズや水上マーケットなど、エキゾチックな雰囲気を満喫できます。
メコンクルーズでジャングルを探検してる気分に
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ホーチミン発のベトナムきっての人気を誇るツアーですね
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■ダラット
中南部高原地帯のダラット。ホーチミンからバスで6時間程度です。常夏の気候を持つベトナムもダラットは標高が高いため涼しく、乾季の時期は避暑地として人気があります。
ダラット中心はいつも店で賑わってます
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寝台バスで行けば楽々♪
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■ニャチャン
ベトナムで一番人気のビーチリゾートと言えばニャチャンです。
昼は海水浴、夜はナイトマーケットと晴れていれば1日中満喫することができます。
チャム族の遺産も見どころの一つです!行くときは寝台列車がおすすめ♪
海に入らなくとも日光浴だけでも☆
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ゴールデントレインが外国人に人気
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いかがでしたか?乾季は日本で言えば春と夏のシーズン。雨の心配はさほどありませんので、ホーチミン以外のアウトドアスポットもおすすめです。ただし、日中の外出時には紫外線対策、水分補給に気を付けてください。
以上、ベトナムナビがお届け致しました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-03-13