ナビ突撃インタビュー「ぶっちゃけちゃって、くだサイゴン♪」第１回

金子真己(かねこまさみ)さん 職業　会社経営

先月越したばかりというタンソンニャット空港近くの素敵な1軒家でインタビューに答えて下さったのが、ここホーチミンで通訳やコンサルタント業など幅広い仕事をこなす若干30歳の女社長、金子真己さん。それでは若き女社長のパワフルな素敵ライフの秘訣にナビがいよいよ迫ってみたいと思います(^o^)／

－ベトナムに初めて来たのは？何年になりますか？
1996年。日本大学芸術学部在籍中に２年間、ハノイに留学したんです。その後いったん日本に戻って大学を卒業して、再び渡越して１年間、駐在員としてホーチミンで働いたあと、今度はロンドンに渡り、大学院を卒業しました。その後ホーチミンに戻り、現在に至っています。出たり入ったりですが、ベトナムとはけっこう長い付き合いです。

－すばらしい経歴ですね。だからまさみさんはベトナム語だけでなく英語もペラペラなんですね！
いえいえ、そんな（笑）だけどベトナム語と英語だけでは飽き足らず、今度はスペイン語なんかもやってみたいって思っていますよ！

－ベトナムに来られたきっかけは？
ハノイ留学前にオーストラリアへ語学留学をしたのですが、その時に生まれてはじめてベトナム人と知り合ったんです。当時ベトナムからオーストラリアに留学してくるような学生の方々はとても優秀で上品で、親切な彼らと意気投合すると同時に、あまりにも自分の中にベトナムに対する知識がないことに気づいてしまったんですね。また日本の教育には同じアジアのことを学ぶ機会がいかに少なかったかということを思い知らされて、カルチャーショックを受けたんです。その時から何か運命的な縁をベトナムに感じるようになって、すごーく悩んだのですが、結局決まっていたNY大学への留学を断念して、かわりにハノイへ渡ることを決めてしまったんです。

－NY大学への留学からベトナムってすごい決断ですよね、悩んだりしませんでしたか？
そうですね～、だけどもう何だかベトナムへ行きたくて行きたくていてもたってもいられないというか、それでも一応周りの大人の方や海外での生活経験のある方々に相談したりして20人くらいの方に「NYとベトナムどちらに行くべきか？」って聞いたらナント全員の方が「やっぱりこれからの時代はベトナムだよ！！！」て答えたんです。そんな周りの方々の意見に背中を押してもらえたという感じでしょうかね～。

－今されているお仕事は何ですか？
会社経営です。通訳からコンサルタント、輸入業までいろいろやっています。

－まさみさんにとってベトナムという国は、どんな国ですか？
愛と憎しみ（笑）LOVE&HATE。結婚したことはないのですが、夫婦みたいなイメージですねえ・・・

－この辺から「ぶっちゃけちゃって」もらいましょう。ズバリお給料はいくらですか？今住んでるところの家賃はいくらですか？
お給料はナイショです。家賃は1000ドルです。

・・・家賃1000ドルって凄いですよ！ナビなんか…ウウウウウ(＠_＠;)
・・・こちらがインテリアのセンスも抜群の素敵なお宅。全室バスルーム付きで４ベットルームもあるんだそう！

－まさみさんイチオシのベトナムみやげは何ですか？
ベトナムの材料のみで私が作ったせっけん。趣味で石鹸を自分のために作っていたのを友達にプレゼントしたりするうちに売ってほしいと言われるようになったものなんです。レモングラスやココナッツを利用して作るのが楽しみなのですが、すべて食べられる素材で、ベトナムらしさも感じてもらえるんじゃないか、と思います。もちろん洗いあがりは絶品です！！！試して欲しいな。

－これナビも愛用させてもらってるんですが、本当に気持ちいいよね。
でしょでしょ！

－今日もまとめ買いして行こーっと。ナビはいつもこうやって直に買わせてもらっているけれど観光客の方が欲しい場合はどこで買うことができますか？
実は今いろいろと販売方法を検討中で、実際には口コミ注文販売のみになってしまっているんですよね。近々なんとかしますので、その時はまたナビさん取材に来て下さいね～！

－ではベトナム人のいいところ、悪いところはどこだと思いますか？
よくも悪くも、いい加減（笑）

－ベトナム語がかなり堪能だそうですが、難しいことで有名なベトナム語がうまくなるコツってありますか？
音楽のように処理すること。歌うようなイメージでフレーズごと覚えてしまうこと。

・・・ああ～なるほどですね～。ベトナム語習い始めたばかりのナビなんですけど、確かに！ベトナム語ってなんだか歌を歌っているような感じがするっ！

－最後に、あなたの夢は何ですか？
同世代の東南アジアの人々と一緒に自由かつ新しい発想で世界に通用するものを作りたいです！