ナビが突撃インタビュー!「ぶっちゃけちゃって、くだサイゴン♪」第16回

ホーチミンで活躍する素敵な女性に聞いてみました。ナビが突撃インタビュー♪第16回は、ボランティア研修生、根岸弘子さんです!

シンチャオ★みなさん、こんにちは。ホーチミンよりベトナムナビです。ここベトナムという国は、とにかく女性が目立つ国。よく働くのも女だから、威張っているのも女、そして美しくてかっこいいのも女たち。そんな女が主役の国ベトナムで活躍する日本人女性にナビが根掘り葉掘り聞いてみたい!その名もインタビュー「ぶっちゃけちゃって、くだサイゴン」第16回目のゲストはボランティア研修生として奮闘する根岸さんです♪

根岸弘子さん   ボランティア研修生   年齢21歳


ナビ―ベトナムに来て何年ですか?

弘子さん―3か月経ったところです!

ナビ―弘子さんがベトナムに来られたきっかけは?

弘子さん―私は今大学の4年生なんですけれど、高校生のころから留学に興味があって、旅行では親戚が住んでいることもあって、アメリカなら5~6回、アジアだと韓国と台湾に行ったことがあったんですけれど、いろいろ考えて結局留学は断念することにしたんです。そしてポルトガルの考古学遺跡発掘のボランティアに参加した時、旅行だけだとなかなか体験することのできない、現地の人たちとの交流がすごく楽しくて、自分は旅行とか留学とかで海外に行くよりも、働きながら暮らしてみるのが合ってるんじゃないかって思ったのがきっかけですかね~。

ナビ―ほうほう、なるほど。それでどうしてそれがベトナムになったのでしょう!?

弘子さん―それがですね、最初は全くベトナムに来たいとは思ってなかったんです!最初はインドに興味を持っていて、その時にちょうど映画「スラムドッグミリオネア」もやってましたし。(笑)それでだんだん環境問題や地域発展に絡めて仕事を探したいな~と思うようになって、そんな時にたまたま見つけたNGO団体のボランティア募集の行き先がベトナムだったんですよ。

ナビ―なるほど、そういう訳ですか。今されているお仕事は?

弘子さん―「メコンクリエーションズ」というお店で、ボランティア研修生として働いています。
「メコンクリエーションズ」は、メコンデルタの貧しい女性たちの自立援助を目的として運営されている手作り雑貨のお店です。メコンデルタに浮かぶ水草や新聞紙などの古紙をリサイクルして作られたオリジナルのアイテムは、オリエンタルな香りのする素材とインターナショナルなテイスト溢れるデザインが融合してすごくオシャレ。お店の中は、まるでちょっとしたギャラリーのような雰囲気です★

ナビ―弘子さんにとってベトナムという国は、どんな国ですか?

弘子さん―そうですね~、人との距離感が近い国なんだなと思いました。大学に入って、東京でひとり暮らしをしていると、自分が住んでいるマンションの両隣の人が誰かもしらないのが当たり前になっているという感じで。元々は静岡の田舎で育ったものですから、別に田舎だったら何かすごく深い交流があったかってことでもないんですけれど(笑)、大都会のコミニティーのあり様は何か違うんじゃないか…みたいなことをどこかで感じていたので。
ナビ―この辺から「ぶっちゃけちゃって」もらいましょう。ズバリお給料はいくらですか?今住んでるところの家賃はいくらですか?ナビはベトナムスタイルなので、たいそう距離感が近い質問ですがよろしくお願いします!(笑)

弘子さん―ボランティアなのでお給料はナシですが、謝礼という形で月に200ドルいただいています。家賃はボランティアの仲間たちとのシェアハウスで200ドル。だから家賃で全部が無くなっちゃうんですよ。

ナビ―でもその共同生活、何だか楽しそうですね!
 弘子さん―すごく楽しいんです!!

ナビ―彼氏はいますか?もしいたら、どこのお国の方ですか?

弘子さん―かなりぶっちゃけないとダメなんですね。(笑)

ナビ―はい、そうです。とくに若い方にはそこのところ詳しくお答えいただく決まりになっております!?(笑)

弘子さん―いるんですよ、ベトナム系フランス人の方です。きっかけは友人から招かれたパーティーで知り合いました。

ナビ―おお!フランス人男性と日本人女性のカップルは、この国には少なくない組み合わせですよね~!!

弘子さん―そうらしいんですよね、先日も彼と一緒にいたらベルギー人の旅行者の人から声をかけられて、日本人とフランス人ですって言ったら、「それはナイスコンビネーションだね!」って言われて。何がナイスコンビネーションなのかは謎なんですけれど。(笑)

ナビ―ナビのお友達にも、素敵なナイスコンビネーションカップルさんがいらっしゃいますよ~!(笑)

ナビ―弘子さんの趣味は何ですか?

弘子さん―水泳、映画鑑賞、読書ですかね。歴史系番組なんかを見るのも好きで、なんだか自分ではオジサンくさい趣味だな~なんて思っています。(笑)

ナビ―ベトナムへ旅行で来られた方に一番おススメの場所はどこですか?

弘子さん―先日、旅行で行って来たんですけれど、「ホイアン」が良かったです!!

ナビ―ベトナムで言うところの、京都のような場所ですね。

弘子さん―ゆったりしていて、小ぢんまりしていて、日本にはない懐かしさがありました。街全体が超カワイイ!文化的なものと自然が両方楽しめる場所でした~~!!

ナビ―ベトナムに来てハマってるものとかありますか?
弘子さん―カフェスアダー(ベトナムミルクコーヒー)です!最初は、「うわ、濃い!」とかって思ったんですけれど、飲んでるうちにハマるハマる。(笑)もうしょっちゅう路上で買っては飲んでいますねえ。。

ナビ―その他、弘子さんならではの何かおススメはありますか?

弘子さん―そうですねぇ、せっかく旅行に来たならば、路上のお風呂イスに座って食べるような現地ローカルのお店を体験してみてもらいたいです!日本ではなかなか感じることのできない笑顔でのコミニケーションがあると思うので。

ナビ―弘子さんイチオシのベトナムみやげは何ですか?
弘子さん―今日着てるシャツなんですけれど、こちらのオーダーメイドで作ったものなんです!すごいフィット感があって気に入っちゃって。旅先のホイアンで40ドルでできました。お店のサービスもすごく良かったですし、時間がある方にはおススメですね~。

ナビ―ベトナムのオーダーメイドは、リーズナブルなものからたくさんあるから、気軽に挑戦できますよね!ホーチミンにもお店はたくさんありますよ。
 ナビ―弘子さんから見て、ベトナム人のいいところ、悪いところはどんな所だと思いますか?

弘子さん―いいところはやっぱり、オープンで距離が近いところです。仕事場でも堅苦しさがないですし。悪いところは、視野が狭いところが時々感じられることでしょうか。例えば外国を見たことがないからなのか、関心自体が無いんだなと感じたり、人によっては女だからと女性差別を露骨にしたり。うーん、でも人によるんですけれど、後はやっぱり仕事ですかね。日本人がキッチリやりすぎなのかもしれませんが、約束を破ったりする人もいますねえ。

ナビ―インタビューをするたびに、ベトナム人スタッフの方と一緒に働かれている人はほぼ皆さんそう言うんですよね。先日ベトナム人の女性にインタビューした時も言ってたから、実際にそういうところはあるんでしょうね。

ナビ―こちらでは英語で生活もお仕事も彼氏との会話もされているようですが(笑)、英語がうまくなるコツがあったら是非教えてください!

弘子さん―えー、そんなに上手くなんかないんですけれど、話すしかないですよね。他の国の言葉っていうのはやっぱり、間違えることを恐れてしまいがちですけれど、話してみないことには間違いにも気付かないですし、文法気にしないでブロークンでも全然いいじゃんてゲラゲラ笑い合って会話できる人っていっぱいいますもん!
 ナビ―最後に弘子さんの夢は何ですか?

弘子さん―いい意味で寛容な人になりたいです。人の話をまず聞いてみて自分とは違った意見でもいったん受け入れてみようと心掛けているんです。そうすることによってアイデアがお互いに研ぎ澄まされて行くと言うか。

ナビ―おお!!なんて素晴らしい。いや~耳が痛いですね。きちんと心がけていないと、ついつい自己主張が先に立って自分ばかりとなってしまいがちですもん!

弘子さん―仕事という意味では、いづれは自分は何かサービスを売るような職業につけたらなと思っています。日本には物が溢れていて、もうちょっと物以外の物にも目を向けていいんじゃないかと感じているので。それからやっぱりまずは自分が幸せじゃないと周りを幸せにはできないと思うので、ネガティブなことがあっても気持ちの持ちように気をつけて笑顔が素敵と言われるような人でありたいです!
国際基督教大学4年生、ベトナムへはボランティア研修生としてやって来た根岸弘子さん。キラキラと輝くような笑顔が素敵な女性でした。年齢はあまり関係ないかもしれませんが、まだ21歳という若さが信じられないほど地に足が着いた物の考え方をされていて、ポジティブエネルギーをナビもお裾分けしてもらえた気分です!弘子さん、これからもその素敵な笑顔を大切に、未来の可能性へ向かって思う存分羽ばたいてくださいね(*^_^*)以上、「ぶっちゃけちゃってくだサイゴン」ベトナムナビがお伝えしました~!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-01-04

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