2020年ベトナム旅行各地の注意点

病気や観光、インフラ……2020年のベトナム旅行者が注意する必要がある項目をピックアップ!

こんにちは、ベトナムナビです。2020年にベトナム旅行を検討している方は、しっかりとベトナム現地情報を把握しておきましょうね。また今年は1月からはじまったコロナウイルスの件も注意をとめておく必要があります。そこで、ここではベトナム旅行各地の注意点をご紹介します。それでは行ってみましょう!

コロナウイルスの現状

おそらく最も気になるタイムリーな現地情報からお届け。2020年1月発端のコロナウイルスですが、ベトナムでは2月現時点でおよそ10人に感染者が報告されていて、それぞれ北部と南部の病院にて隔離されています。日本よりは少ないですが、潜在的な感染者も想定されているため、予断を許さない状況が続いています。
町中を歩けば人々はみんなマスクをしていますので、ちょっと不安に感じるかもしれません。しかし、ウイルスに対する一番の予防はマスクではなく手洗いとうがい。それさえキチンとしていれば、それほど心配はないと言えます。ただし、人込みが多い地域や中華系の人がいる中華街にはあまり近寄らない方がいいかもしれません。

国内の移動は飛行機とバスで

2020年現時点では、まだ電車に乗って観光地へ行くことがままなりません。ゴールデントレインや南北統一鉄道などがありますが、乗り心地は決していいとは言えません。そこで、他の観光地へ行く場合は、飛行機と長距離バスを利用することになります。車で6時間以内であればバス、それ以上ならば飛行機といった使い分けがおすすめです。
最も手軽な長距離バスは、旅行会社やツアーデスクからチケットを購入することができ、ホーチミンであればデタム通り周辺、ハノイであれば旧市街で入手できます。ベトナムではバス運賃は非常に安く設定されているので、6時間程度の距離であっても往復2千円で行くこともできます。

市内の移動手段は3通り

●タクシー

まずは四輪タクシー。車体のロゴがマグネットで貼り付けられているのは白タク(無免許)なので避けましょう。タクシーに乗る際は、1.しっかりとメーターが動いているか、2.メーターの上がり方は正常かなどを確認するとともに、できればグーグルマップで確認して効率のいいルートを選択しているか(意図的に遠回りされていないか)を調べられるとなおよしです。
●バイクタクシー

セーオムと呼ばれているバイクタクシー。ベトナムでは企業が運営していなく、すべて個人営業となるので、それだけ悪質なドライバーも多くいます。中には女性にセクハラをしてくるドライバーもいるようなので、女子旅の場合は別の方法がおすすめ。ただし、バイクタクシーは四輪と異なり、事前に料金を交渉するため、ぼったくりがないのが魅力。また、バイクで町を疾走するのも爽快です。
●配車アプリ

日本ではウーバーイーツが流行となっていますね。ベトナムでもかつてはウーバーがあったのですが、現在は競合のGrabが買収し、市場のほとんどを同社が占めています。現地でスマホをネットでつなぐ必要がありますが、それさえ整えれば、どこでも呼ぶことができるので大変便利。ただし田舎の場合は極端にドライバーが減るので、都会限定で利用しましょう。

食堂&屋台料理はほどほどに

ベトナムに来たら下町食堂や屋台グルメも体験したいですよね。ただし、昨今のウイルス問題もありますし、ベトナムでは不衛生な水や食材に由来したA型肝炎やアメーバ赤痢などが懸念されます。感染すると激しい複数や嘔吐、下痢に悩まされるので、観光どころではなくなってしまいます。
食堂や屋台を楽しむ場合は、しっかりと火が通っていることを確認し、生葉野菜や海鮮は避け、なるべく人の手が加えられないフルーツやお菓子などを食べるようにしてください。特に日本人は自己免疫が低く、感染しやすいともいわれています。
牡蠣はベトナム人でもお腹を壊します

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ヤギのおっぱい肉。名物です

ヤギのおっぱい肉。名物です

しっかりと火が通っていることを確認

しっかりと火が通っていることを確認

実は生春巻きも屋台料理です

実は生春巻きも屋台料理です

鍋はベトナム人が大好きな料理

鍋はベトナム人が大好きな料理

ソイと呼ばれるおこわ。こちらも屋台料理です

ソイと呼ばれるおこわ。こちらも屋台料理です

危険エリアや夜の出歩きは極力注意を払う

ベトナムは他のアジア諸国の中ではかなり治安がいい方と言えます。ただし、それでも暴行やひったくりの被害がないわけではありません。人気のないところは歩かないようにするとともに、貴重品はホテルに置き、スマホや財布は外に出さないようにする必要があります。
また、観光地の中でも夜は危険度が増します。外国人が多く集まるようなエリアでは、マリファナやドラッグ、売春、賭博の誘いなどがあり、これらはすべて違法となります。海外だからといってはめをはずさないようにしてください。
ハノイの夜の旧市街は酔っ払いが多く手危険

ハノイの夜の旧市街は酔っ払いが多く手危険

ホーチミンも4区や8区は危険エリアとされています

ホーチミンも4区や8区は危険エリアとされています

基本的な活動は昼間にしましょう

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路地は意外と平気です(笑)

路地は意外と平気です(笑)

市場ではしっかりと値段交渉を。ただしショップは必要なし

ちょっと前まではショップであってもある程度の値段交渉はするべきでしたが、近年は多くのお店で定価を取り入れて、よほど大量にまとめ買いしないかぎりは値引きしてくれなくなりました。また、市場では引き続き値段交渉が必須。仮にラベルがあっても、交渉はする価値があります。特にホーチミンのベンタイン市場やハノイのドンスアン市場は観光客向けの市場でもあるので、ぼったくりをするお店も多くあります。
ベトナム人価格と外国人価格があると言われています

ベトナム人価格と外国人価格があると言われています

些細なものでも値段交渉は忘れなく

些細なものでも値段交渉は忘れなく

いろいろ雑貨を見て取ってください

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衣類はその場でオーダーメイドも可能

衣類はその場でオーダーメイドも可能


いかがでしたか。今回は2020年度のベトナム旅行の注意点をご紹介しました。コロナウイルスを含めていろいろ懸念事項があるかもしれませんが、是非できるだけの対策を打って、現地では羽を伸ばした観光を楽しんでください。以上、ベトナムナビがお届けしました!
関連タグ:2020年注意点ベトナム旅行

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2020-03-20

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