【2020年最新】ベトナム旅行を攻略するための基本情報

環境・経済・観光・インフラと移り変わりの早いベトナムの最新現地情報

こんにちは、ベトナムナビです。発展途上国である東南アジアのベトナム。年々著しく成長をしているため、日々環境や経済、インフラ、観光情報は変わってきます。数年前に訪れた2度目以降の旅行者は、現地に降り立ってさぞ驚くことでしょう「ほんの数年前に来たばかりなのに、雰囲気が全然違う!」といった風に。そこで、今回は2020年最新版として、ベトナムの基本情報をご紹介します。

日本人旅行者は2010年以降増加中!

ベトナムに訪れる日本人旅行者数は2010年以降毎年増加の一途を辿っています。2010年には40万人程度だった日本人旅行者数ですが、2018年になんと80万人を突破。2倍に膨れ上がっているのは、日本とベトナムが政治&経済が非常に良好な密接関係にあることが理由。そのおかげでベトナムの知名度も上がり、いままでバンコクやバリ島、シンガポールといったアジアの選択肢にベトナムが追加される形となりました。
ベトナムの伝統を鑑賞

ベトナムの伝統を鑑賞

歴史を知る

歴史を知る

市街地でボートに乗ることもできます

市街地でボートに乗ることもできます

庶民の台所は市場からショッピングセンターへ

ほんの10年前までは市場が庶民の台所でした。スーパーは小さなローカルスーパーが中心で、それ以外は個人が経営しているパパママストアでした。観光客にとっても、昔の日本をみているような、そんな素朴な風景はアジアを彷彿とさせてくれましたね。しかし、2020年(執筆時点2019年)はその様子も様変わり。

ホーチミンやハノイ、ダナンといった主要都市では毎年のように近代的なショッピングセンターが建てられています。地震がほとんどないベトナムでは、どこも競うように高層ビルが立ち並ぶようになりました。ショッピングセンターをのぞいてみても、外国人観光客も多く訪れているようで、ホーチミンには高島屋まで進出を果たしました。
ホーチミンの中心ビンコムセンター

ホーチミンの中心ビンコムセンター

クレセントモール

クレセントモール

外資系が目立ちます

外資系が目立ちます

韓国系も

韓国系も

ダナンが人気急上昇中!

10年前までは「ダナン?あー、ホイアンに行く空港がある町ね」くらいの認識でした。しかし、ここ10年でダナンはハノイとホーチミンに並ぶ第三の都市と呼ばれるようになり、ミーケービーチは世界各国の観光&ニュースサイトに注目されるようになりました。またビーチ沿いには高級リゾートホテルが並び、いまではベトナム最大級のリゾート地として成長を遂げました。
観光スポットもダナン市街地に続々と登場。一昔前まではチャンフー通りにぽつぽつ教会や市場がある程度でしたが、現在はスパやお土産店、お洒落カフェなどが軒を連ね、トラベルストリートとなっています。またイルミネーションが素敵なソンハン橋や、週末にイベントがあるロン橋。カップルの聖地DHCマリーナといった観光スポットも登場。ホイアンに行かずとも、ダナン市街のみでも十分楽しむことができます。
ダナン博物館

ダナン博物館

ミーケービーチ

ミーケービーチ

五行山

五行山

5つ星ホテル

5つ星ホテル

ベトナム紙幣にも変化が

2020年にベトナム旅行に行く人は、現地の支払い及び通貨にも気を配る必要があります。まず支払いですが、現地ではいままでのように米ドルや日本円は使えません。基本はベトナムドン現地通貨の使用となるので、空港でしっかりと両替しておきましょう。また、現在は硬貨が廃止され、長らく使われていた200ドン、500ドン、2000ドン、5000ドン硬貨はもう見なくなりました。現在は紙幣のみとなります。
紙幣はマネークリップなどでまとめておくといいです

紙幣はマネークリップなどでまとめておくといいです

ちょっとお金持ちになった気分♪

ちょっとお金持ちになった気分♪

移動はタクシーと並行してGrabが活躍

こちらはほんの5年のうちの出来事。いままでの移動手段はタクシーやバイクタクシーでしたが、現在はGrabの配車アプリが浸透。スマホでダウンロードして使うことができ、GPS機能により現在地を自動検索。その後は目的地を入力すれば、料金が表示され、自動で近くの配車を探します。配車はバイクと車を選ぶことができます。
Grabは料金もタクシーよりも安く、またスマホ画面に料金が表示されているため、ぼったくりやチップも必要ありません。現時点では現地人に利用率が高く、旅行者にとってはまだまだ知名度が低い様子。ただ最近は日本人旅行者も現地でポケットWiFiをレンタルする人が多くなり、外でもインターネットにつなげることができるようになりましたので、これから旅行者の必須アプリとして成長することが予想されます。

いかがでしたか。ほんの5年、10年の間でベトナムは様変わりしました。今後もベトナムはますます成長することでしょう。これからベトナムに行く方は、しっかりと現地情報を収集して旅の計画を作ってみてください。以上、ベトナムナビがお届けしました。
関連タグ:基本情報

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-11-29

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