買い物エリアとして欠かせない、ホーチミンを代表する市場。2~3時間、ゆったりと時間をとって歩きましょう!
シンチャオ、ベトナムナビです。今日は1914年の設立と歴史あるベンタイン市場にやってきました!時計台の形をした入口。この中に生鮮品、食品、衣類、服飾品など、人々の生活がそのままぎっしり詰まっています。さて、合わせれば1000以上もあるこの市場。どんな風に歩こうかな、ということで、ナビが簡易マップも付けて、2時間ほどの歩き方をご指南します!
入口右の案内ボードをチェック
入口は、レロイ通りの時計台のある南門をはじめ、東西南北に出口がありますので、だいたい自分がどちらの方向を向いているか確認しながら歩きましょう。時計台側から入ると右側にこの市場の見取り図があるのでさっそくチェック。
右上が第1ブロック、右下が第2ブロック、左上が第3ブロック、左下が第4ブロックになります。
東西と南北にやや広い通りがあり、入口の右側が第1ブロック、左側が第2ブロック、北側の右側が第3ブロック、右側が第4ブロックと分かれています。ほんとうに店の数が多いので、分類を分けるのが困難なのですが、だいたい以下の通りです。
第1ブロック アオザイ、衣類、Tシャツ、コスメ
第2ブロック アオザイ、衣類、サンダル、靴
第3ブロック コーヒー、茶、菓子、食品各種、日用雑貨
第4ブロック カゴ、バッグなど雑貨、陶器、ガラス製品、食堂街
第3−4ブロック北側 調味料、生鮮食品
お土産を目当てにしている人も多いと思われますので、まずは中央通りを突破し、雑貨の楽しそうな第4ブロックを詳細に歩き、その後は小さな路地経路で第2、第1ブロックを練り歩き、第3ブロックの内側を通過しながら、北門から出よう、と思います。
ちなみにお店の看板にはそれぞれ3ケタの番号がついています。これがこのエリアの番地になります。お気に入りのお店を見つけた時は番地をメモして、また来るときの参考にしましょう。
1&2区のメインストリートはアオザイ布地店から
南口からまっすぐメインストリートを歩いて行くと、こちらはだいたい布地屋さん。アオザイ作りの布地を選んでいる地元の人を多くみかけます。
時折ごちゃごちゃしすぎて自分がどちらを向いているのか分からなくなるのですが、そんな時はメイン通りの交差する十字路に戻ってから再び動き出したほうがよさそうです。
十字路の4店舗。バッグなどの小物や、お菓子屋、ガラス器のお店で囲まれています。
十字路を過ぎて少し行くと左側が食堂街ですが、右側に日本語で書いてある看板の店を発見。どうやらこのコーヒー豆販売店は日本語も通じるようです。人気なのは、MocaとChon。値段は100g 2万ドン。相場確認のため一軒目では買わないようにして、そのまま散策を続けます。
さて、食堂街にやってきました。地元の人でにぎわっていると思ったら、やはり観光地だけあって、外国人客も軽く食事をしたり、ドリンクを買ったりしています。のどが乾いたら、とりあえずここで水分補給。
4区の雑貨エリアは目移りしっぱなし!
食堂街の隣り(南側)が、バッグ、籐製品、瓷器、陶器などがそろうエリアですが、ここも狭い路地を挟んで数限りない小さな店が集合しています。
全部を回ってみると、ナビ的にはこの第4ブロックがいちばんお気に入り。種類も多いし、あとは売り子さんとの値段交渉次第!
お店の数も相当のもの。ガラス屋さんではくずれおちそうなくらいで心配になります。
2区はサンダルがたーっぷり
雑貨街を抜けて、西側のメインストリートに出ると、目立つのはサンダル店。木製のものや、ビーズをたくさんあしらったものがたっぷりです。お店も奥のほうにも何軒もあるので、いろいろ見てから決めましょう。だいたい1足6万ドンから。オーダーメイドしてくれる店もあるので聞いてみましょう。
3区のコーヒー豆店で日本語の巧みな売り子にからまれる!
2区を抜けたあと、1区をさらっと歩いて回り(Tシャツ店などが数軒かたまっていますがそれほど真新しいものなし。でも東側のメインストリートにあるコスメ店のディスプレイとかはなかなか楽しい)さらに3区に入ります。
こちらは食品類を扱う乾物屋さんなどが多くあります。コーヒー豆店も10数軒くらいあったのですが、その中の角の店では「オキャクサン、コーヒーカウ」と呼びとめられ、つい反応。
「ノンデミル?」と言われて、ナビもちょっと試飲。「1キロ20万ドン、トクベツサービス」とか言われたのですが、半分の500gを9万ドンに負けてもらい、ベトナム製のかわいいドリッパーをもらいました。日本語での説明もあり、ハス茶なども置いてあります。
クーラーがなくてもここには屋根があるのでそれほど汗はかきませんが、狭い路地に買物客、お店の人がひしめいているので、気疲れします。
3区を出て北の方向に歩くと、肉や野菜を商う屋台が集合しています。調味料などに興味のある方はこちらで。
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切り身のパイナップル。
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出口を出ると、そこはレタントン通り。バイクタクシーの兄ちゃんが待っています。この道はニューワールドホテル方面の一方通行なので、反対方向へは東西の出口を使ってもよいかと思います。
日本語、けっこう通じます
どこでも英語で交渉できる、とは聞いていましたが、日本語もかなりの確率で通じるのが意外な驚き。お店によってはかなり流暢な日本語を話す人もいます。笑顔で近寄ってきて、しきりにセールスしてくるので、気合い負けしてご購入、なんていう感もあり。
皆さんもベンタイン市場巡り、自分なりの歩き方でお楽しみください!ベンタイン市からベトナムナビでした。