ベトナムの生活をのぞいてみよう~『路地を曲がれば・・・』

一歩ふみ込めば、そこはのんびりとしたベトナムの生活。のぞいてみませんか。

こんにちは。ベトナムナビです。ホーチミンといえば、おしゃれなお店が並ぶドンコイや、雑貨ストリートのパスターが有名だけれど、今日は、一歩ローカルな世界に近づいてみませんか。のんびりとしたベトナムライフを見てみよう。
天気がいいので毎日洗濯。すぐに乾きますよ。

天気がいいので毎日洗濯。すぐに乾きますよ。

ワンちゃんも気持ち良さそう

ワンちゃんも気持ち良さそう

メインストリートから細い路地を入ると・・・。

まず、目についたのは、アオザイを着た高校生。そして、彼女たちの先には、チェのお店。チェーは、ベトナムスイーツの代表で、冷たくって甘くって、見た目もかわいい。地元の高校生にも大人気があるんですよ。(ちなみに、アオザイの高校生に会いたかったら、月曜日がいいですよ。全部の学校ではないですが、毎週月曜日は「アオザイを着る日」になっている学校が多いらしいです。)
お店のお姉さんがオススメの「チェー・タプ・カム」。

お店のお姉さんがオススメの「チェー・タプ・カム」。

では、さっそく食べてみましょう。
オープンカフェのちょっと低いテープルで食べるのが、ローカル流です。お店のお姉さんがおすすめしてくれたのは「チェー・タプ・カム」、チェーは「ベトナムぜんざい」といった感じでしょうか。”タプ・カム”は、いろいろな種類という意味なので、「チェー・ミックス」とでも言いましょうか。氷と一緒に小豆、白豆、ココナッツ、蓮の実、カラフル寒天、フルーツなど入っていて、そこに、ココナッツミルクやコンデンスミルクをかけたものです。小さくってかわいいイスに座って町を見ると、さっきまで歩いていた道が、違って見えます。となりの学生やお店のお姉さんと同じ目線に座ったら、言い過ぎかもしれませんが、ベトナムに近づいた感じです。

次は、市場の中に入ってみましょう。

路地にある市場は、両サイドにお店が並んでいて、お祭りに来たみたいです。市場の入り口は、カラフルなバケツやイス、洋服に靴など、生活用品が並んでいます。見ているだけでも楽しいし、お土産も探すのにもいいかも。
マスクのお土産もおすすめです。
全部一点もののような色とりどりのマスクが並んでいます。マスクはべトナム人にとって必需品なんですよ。バイクに乗る時や日焼け防止のために使っています。デザインもさまざまで、首まで覆うものや、帽子つきもあります。ガーデニングや山登りなど、日本でも使えそうなアイテムです。
子供用から大人用まで、サイズも柄もさまざま。

子供用から大人用まで、サイズも柄もさまざま。

帽子付きマスクで完全防備!

帽子付きマスクで完全防備!

ベトナムコーヒー専用ドリップ機

ベトナムコーヒー専用ドリップ機

あと、お土産といえば、なんといっても「ベトナムコーヒー」ですよね。ここでは、専用のドリップ機を買うことができますよ。もちろん、スーパーやおみやげ屋さんでも買うことができますが、市場は値段も安く、種類もたくさんあります。一気に5人分もコーヒーが落とせちゃうBIGサイズもあるんですよ。
買い物の途中で一休みのみなさん。いくつになってもキレイでいたい。

買い物の途中で一休みのみなさん。いくつになってもキレイでいたい。

市場のお店の間には、なんと!ネイルショップや美容室もあるんです。ネイルやベニュキアはべトナム女性にとって、とてもポピュラーなもの。若い人から、50代60代の女性もお手入れはかかさないとか。見習いたいものです。

それから、もう少し奥へ行ってみましょう。

日用品コーナーが終わると、次は、食材コーナーです。
毎日、ベトナムの高原地(ダラット)から届く取り立ての野菜やフルーツ、まだ、動いている新鮮な魚介類、ミントやシソなんどの香草類、お米までと、だいたいのものが揃います。なので、朝は主婦たちで大にぎわいです。フルーツはすぐに食べられるように、カットしてくれます。あと、魚もお店の人に頼むとさばいてくれるんです。サービスもいいですね。市場でびっくりするのは、この細い路地でもバイクが走っていることですが、バイクに乗りながらの値段の交渉、笑い声、行き交うあいさつなどを聞いていると、こちらも元気になってくるので不思議です。どんな時でも、笑顔や明るい声は、みんなを元気にさせる力があるものですよね。
歩き疲れて小腹がすいたら、ひとやすみ。コンデンスミルク入りのあま〜いべトナムコーヒーは、疲れた体に最高です。ベトナムB級グルメのバインミー(ケバブ風)を食べながら、扇風機に吹かれれば、もう、りっぱなローカル?!

元気ももらえて、のんびりできるベトナムの路地、のぞいてみてくださいね。以上、ベトナムナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-04-27

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