子どもと一緒につくろう 簡単ベトナム料理、その21

えびと豚肉の生春巻き ゴイ・クンを作ってみよう!

皆さま、こんにちは。トミザワユキです。ホーチミンも雨季に入ったようでザザぶりの雨が降るようになりました。傘ではたちうちできないのでカフェで雨宿りすることもしばしば。今回ご紹介する料理は『エビと豚肉の生春巻き』です。生春巻きは説明する必要がないのでは?と思うくらい日本人にとってはメジャーなベトナム料理。ベトナムでもレストランの前菜としてもメニューに並びますが、路上でおやつとして1本いくらという感じでも売られています。ではさっそく作ってみましょう。

[材料]8本分 

・エビ               8匹
・豚肉(かたまり、薄切り)  100g
・にら               8本
・もやし             ひとつかみ
・サラダ菜           6枚
・ハーブ(バジル、ミント、シソなど)   
                 ひとつかみ
・米麺ブン(乾麺)      50g
・ライスペーパー(小)    8枚

タレの材料

・ニンニクのみじん切り         小さじ 1
・ ベトナムの味噌(もしくは海鮮醤) 大さじ 2-3
・ ココナッツミルクパウダー     大さじ 1/2
・ チリソース               大さじ 1
・ 豚のゆで汁             1/4カップ
・ 砂糖                 大さじ 1-2
・ 煎りピーナッツ           適量
・ 人参のなます(せん切りの人参に砂糖、酢を適量混ぜて30分ほどおく。)
・ 揚げ赤わけぎ

[作り方]

1.鍋に熱湯を沸かし、塩を少し加えて豚肉を入れてゆでる。火が通ればとりだして薄切りにする。

1.鍋に熱湯を沸かし、塩を少し加えて豚肉を入れてゆでる。火が通ればとりだして薄切りにする。

2.米麺は水に15分漬けて戻す。

2.米麺は水に15分漬けて戻す。

3.水からとりだして熱湯で3-4分ゆでる。ざるにあげて水で洗って水気を切る。

3.水からとりだして熱湯で3-4分ゆでる。ざるにあげて水で洗って水気を切る。

4.エビは背わたをとる。豚肉をゆでた湯でゆでる。<BR>
冷水にとって直ぐに冷まし、水気を切って殻をむく。横半分に切る。

4.エビは背わたをとる。豚肉をゆでた湯でゆでる。
冷水にとって直ぐに冷まし、水気を切って殻をむく。横半分に切る。

5.もやしは根をとり、ニラは8cm長さに切る。

5.もやしは根をとり、ニラは8cm長さに切る。


タレを作る。
6.鍋に油大さじ1を熱してニンニクのみじん切りを炒める。味噌を炒め、豚のゆで汁にココナッツミルクパウダー、砂糖を溶かしたものを加えて沸騰させる。チリソースを加えて味を調える。

6.鍋に油大さじ1を熱してニンニクのみじん切りを炒める。味噌を炒め、豚のゆで汁にココナッツミルクパウダー、砂糖を溶かしたものを加えて沸騰させる。チリソースを加えて味を調える。

7.器にタレを入れて煎りピーナッツ、揚げ赤わけぎ、人参の甘酢漬けをトッピングする。

7.器にタレを入れて煎りピーナッツ、揚げ赤わけぎ、人参の甘酢漬けをトッピングする。

8.サラダ菜はせん切りにする。

8.サラダ菜はせん切りにする。


巻く
9.水を指先につけて、ライスペーパーをなでるようにして湿らせる。手前のほうにサラダ菜、香草、麺、モヤシを少しずつのせ、ちょっと離して向こう側にエビと豚肉をならべる。

9.水を指先につけて、ライスペーパーをなでるようにして湿らせる。手前のほうにサラダ菜、香草、麺、モヤシを少しずつのせ、ちょっと離して向こう側にエビと豚肉をならべる。

10.ライスペーパーの両端を内側に折り手前から少し巻く。ニラを右端に少し出るようにおく。

10.ライスペーパーの両端を内側に折り手前から少し巻く。ニラを右端に少し出るようにおく。

11.最後までしっかりときつめに巻く。

11.最後までしっかりときつめに巻く。

12.できあがり。皿に盛り付けてタレを添える。

12.できあがり。皿に盛り付けてタレを添える。

*乾麺はこんなパッケージに入っています。スーパーマーケットや市場で購入できます。
今回は中サイズに巻いてみましたが、食べるシチュエーションに応じて大きく巻いたりミニサイズに巻いたりしてみてください。作っていると10歳の娘が小生意気に『生春巻きはタレが命だよね。』と言っていましたが、まさしく。タレを自分好みに美味しくつくれれば、生春巻きは大成功。添えるタレは味噌ダレが一般的ですが、好みで揚げ春巻きに使うヌクマムのタレを添えてもよいでしょう。それでは、次回をお楽しみに。


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-06-24

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