子供と一緒に作ろう!簡単ベトナム料理、その19

ベトナムのお好み焼きバインセオを作ってみよう。

皆さま、こんにちは。トミザワユキです。2月は旧正月休みモード。街全体が浮かれ気分のサイゴンで私も浮かれています。さて今回は、大人も子どもも大好きなベトナムのお好み焼きバインセオをご紹介します。バインセオは薄-く焼いた米粉生地の間に具が挟まっている見た目は一銭洋食焼き(ちょっとマイナー?)みたいな料理で、焼きあがったものをレタスなどでハーブと一緒に巻いてタレをつけて食べます。
生地のパリパリ感が大切なバインセオ。カリッと焼くには自分が後で食べるということをすっかり忘れて気前よく油を使うこと!そして 出来たてを直ぐに食べること。では作ってみましょう。

[材料]1枚分 


生地
・米粉(ベトナム、台湾製など)・・・ 大さじ3
・ココナッツミルクパウダー・・・・・・ 大さじ1.5
・ターメリック・・・・・・・・・・・・・・・・ ひとつまみ
・塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ひとつまみ
・ぬるま湯・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ5
・細葱の小口切り・・・・・・・・・・・・ 大さじ1


・小エビ(頭をとって殻ごとゆでる)・・・・ 6-7匹
・豚肉(薄切り)2cm幅・・・・・・・・・・・・・ 3-4枚
・皮なし緑豆(ゆでたもの)・・・・・・・・・・ 大さじ2-3 ※(ゆでやすい分量 乾燥豆100g)  
・玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小1/2ヶ
・もやし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ひとつかみ

タレ 
ヌクマム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1 
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1 
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ4
大根と人参のせん切り・・・・・・・・・ 適量 
塩、砂糖、酢
ニンニクと唐辛子のみじん切り・・・ 小さじ1/2くらい

添え野菜 
レタス、からし菜(マスタードグリーン)、紫蘇、バジルなどハーブ各種・・・ 適量

[作り方]

1.緑豆100gは水に30分つけてもどし、水150ccを加えて中火で水気がなくなるまで煮る。(多めにゆでた緑豆は冷凍保存可)

1.緑豆100gは水に30分つけてもどし、水150ccを加えて中火で水気がなくなるまで煮る。(多めにゆでた緑豆は冷凍保存可)

2.大根と人参のせん切りに水、塩、砂糖、酢を少量ずつ混ぜた甘酢に漬けてしばらく置いておく。

2.大根と人参のせん切りに水、塩、砂糖、酢を少量ずつ混ぜた甘酢に漬けてしばらく置いておく。

3. タレのヌクマム、砂糖、水を混ぜて砂糖を溶かす。

3. タレのヌクマム、砂糖、水を混ぜて砂糖を溶かす。

4. 生地の材料をだまができないように混ぜる。

4. 生地の材料をだまができないように混ぜる。

5.小口切りにした葱を生地に加える。

5.小口切りにした葱を生地に加える。

6. 玉ねぎは薄切りにする。

6. 玉ねぎは薄切りにする。

7.エビは頭をとって熱湯でゆでる。殻が柔らかければ殻つきのまま使用するが、硬い場合は殻をむく。

7.エビは頭をとって熱湯でゆでる。殻が柔らかければ殻つきのまま使用するが、硬い場合は殻をむく。

8.フライパンを熱してたっぷりの油を入れて温める。

8.フライパンを熱してたっぷりの油を入れて温める。

9.油を一旦出して、少し残し強火にして生地を薄く流す。エビ、豚肉、緑豆、玉ねぎを生地にはりつくようにのせて、もやしを上からのせる。

9.油を一旦出して、少し残し強火にして生地を薄く流す。エビ、豚肉、緑豆、玉ねぎを生地にはりつくようにのせて、もやしを上からのせる。

10.蓋をして中弱火にして焼く。

10.蓋をして中弱火にして焼く。

11.もやしに透明感が出れば蓋をあけ、周りから油をスプーンで流しいれて特にふちの部分がパリパリになるよう焼く。半分に折る。

11.もやしに透明感が出れば蓋をあけ、周りから油をスプーンで流しいれて特にふちの部分がパリパリになるよう焼く。半分に折る。

12.タレにニンニクと唐辛子、大根と人参の甘酢漬けとその漬け汁少々を加えてタレを仕上げる。

12.タレにニンニクと唐辛子、大根と人参の甘酢漬けとその漬け汁少々を加えてタレを仕上げる。

13.できあがり!
子供と一緒に作ろう!簡単ベトナム料理、その19 パリパリ♪

パリパリ♪

今回使ったのはベトナムの米粉。スーパーマーケットで簡単に購入できるのでお土産にもどうぞ!

バインセオはそのまま食べてもいいけれど野菜やハーブと一緒に食べてこそその美味しさを発揮します。包む葉っぱはレタスだけでもいいのですが、からし菜(マスタードグリーン)があると辛みが加わってさらに美味しい。代わりにカイワレ大根を一緒に巻いてもいいでしょう。今回は1枚でも焼けるように1枚分のレシピにしたが、バインセオは何枚か焼いたほうが、上手に焼けるようになります。毎日焼いている屋台のおばちゃんにはかなわないけれど、修行あるのみ。それでは、次回をお楽しみに。

(←バインセオについてはこちらの記事もどうぞ。)

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-02-17

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