全行程を2人分100ドル以内におさめ、かつ、食も観光もショッピングもたっぷり楽しめる旅、前編!
こんにちは、とよぞうです。今回、ベトナムナビのアイドル的存在(自称)・ナビゴンと、「女ふたり旅・ブンタウ1泊2日」へ行くことになりました。それも普通の旅ではございません!「全行程を2人分100ドル以内におさめ、かつ、食も観光もショッピングもたっぷり楽しめる旅」。そう、女子はワガママなのです♪さて、ナビゴン&とよぞうの珍道中!?どうなりますことやら・・・
★まずは100ドルを両替。本日のレートは、100ドル=1,683,500ドン。
8:30 女子旅、スタート!まずは船のチケット購入
現在の残金:1,683,500 ドン
ホーチミン市内、ハムギー通りの最東端のつきあたり、サイゴン川の船乗り場で待ち合わせです。
<平日なのに結構なにぎわい>
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<自転車持込みの乗客も>
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船乗り場には3つのチケット窓口がありますが、希望の時間を告げると販売場所を案内してくれます。私たちは9:00出発分を購入しました。席はあらかじめ決められ、チケットに座席番号が手書きされます。
★★★ブンタウ行き水中翼船チケット代(片道2枚):280,000ドン
9:00 ホーチミン出発、ブンタウへ
現在の残金:1,403,500 ドン
出発10分前、乗船案内のアナウンスが入りました。行って来ます!
船は定刻どおり出発。すべるようにサイゴン川を下る水中翼船はあまり揺れず快適。退屈しのぎのテレビもあるし、椅子がちょっぴり堅いのが難点だけど、これなら1時間半、無理せず乗っていられそうです。
おしゃべり好きな女子は船内でひたすら機関銃トーク!気がつけば1時間半、定刻通りブンタウに着きました。ブンタウの第一印象は「建物も道も、きちんと整備されていてキレイ」。そしてどこか「日本の熱海チック」。
10:30 Let’s宿探し!
現在の残金:1,403,500 ドン
何はさておき、まずはホテルを確保しなきゃいけません。狙いは安ホテル街が連なるバックビーチ付近。船乗り場からタクシーで5分ほどです。
★★★タクシー代(船乗場→ホテル街):33,000 ドン
女子にとって「どこに泊まるか」は重要なポイント。いくら予算は100ドルポッキリでも、ここは妥協したくありません。ピンときた外観のホテルに、片っ端から飛び込みます。「1泊いくら?部屋見せて!」あれ?「アイドル的存在」のはずのナビゴン、オバチャン顔負けの行動力・・・
<2軒目は軽く予算オーバー>
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<むむ、ベトナムに「ベルリン」?!>
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こんな感じで30分ほど歩き回り、4軒目に飛び込んだ「thien ma hotel」にやっと落ち着きました。私たちがこのホテルを気に入ったのはなんといっても水まわりの清潔さ。もちろん室内もきれいに掃除が行き届いていて、お値段もひと部屋30万ドンと、じゅうぶん予算内。うん、合格!
<ベトナムでは、チェックインと同時にパスポートを預けるのが決まり>
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<予算を立て直し。ホテル代が安く抑えられたから、食事をちょっぴり豪華にするぞ~>
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12:00 ビーチで優雅に昼食♪
現在の残金:1,370,500 ドン
ホテルで少し休憩した後、いざ、ビーチへ!ブンタウでいちばんキレイな白砂の「バックビーチ」まで、ホテルから徒歩5分。シクロを横目に歩きます。見えてきました、海!ビーチパラソル!!う~ん、リゾ~ト!!!
<子供は無邪気に遊び>
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<男たちは陽気に一杯やってます>
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それではさっそくランチにしましょうか。ビーチはおいしそうな屋台だらけで、目に付いたもの、ぜ~んぶ食べたくなっちゃいます。
あれこれ迷いながらも素揚げのカニ・エビと、イカ焼きを購入。そうそう、旅ですから、特別にお昼間ビールもOKでしょ?それでは、カンパ~イ!
★★★ランチ代:
デッキチェア代(2名分): 30,000 ドン
素揚げカニ2ケ&素揚げエビ1ケ: 26,000ドン
イカ焼き2ケ: 20,000 ドン
333ビール2缶 :24,000ドン
デッキチェアに座っていると、次々と物売りがやってきます。ちょっと落ち着かないけれど、食事を楽しみながらのショッピング、これまたベトナムリゾートならでは。空き缶集めの子供たちの笑顔もなごみます。
<ナビゴンととよぞう、お揃いで購入!>
すっかりベトナム流ショッピングにハマってしまいました。デザートもちゃっかり食べたし、おみやげまで衝動買い♪
<コリコリの寒天ゼリー>
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<あたたかい豆腐のチェーはほんのりニッキの香り>
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★★★デザート:
寒天ゼリー1杯: 3,000 ドン
豆腐のチェー1杯: 3,000ドン
★★★おみやげ(タンクトップ&ショートパンツ2セット):100,000ドン
13:00 ブンタウのランドマーク、キリスト像へ!
現在の残金:1,164,500 ドン
お腹が満たされたら、次は観光です。ブンタウの南端、ヌイニョー(小山)の上に立つ高さ32mのキリスト像。なんでもその像のてっぺんにある展望台からの眺めは絶景だとか。ところが山のふもとについて驚いた!頂上見つめて思わずため息、これは軽い「登山」では?なんてボー然としている隙に、ナビゴンはたむろしていたみやげ物売りから麦藁帽子をちゃっかり購入。「あれ?ナビゴン、既にノンラー(ベトナムのスゲ笠)かぶってるじゃん!」「だってかわいいんだもん♪」・・・アイドル的存在(自称)だからって、調子に乗って無駄づかいして~!!
★★★タクシー代(バックビーチ→ヌイニョーふもと):15,000 ドン
★★★麦藁帽子:5,000 ドン
歩き始めて実感。これ、やっぱり登山です!階段は多いし、その上日差しがとってもきつい!女子に日焼けは禁物なのに~。
<ム、ナビゴン余裕の笑顔>
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<眺めのよい休憩場所が随所にあります>
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<大人も子供もみんな一緒に頂上目指します>
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<あともうちょっと!>
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途中休憩を挟みながら30分、ついに山頂に到着。ほっと一息・・・つく間もなく、今度はキリスト像の中のらせん階段を登り、展望台へ向かいます。入場料は無料ですが、やはりここは神聖な場所。守衛のおじさんに厳しく言われるまま、入り口で履物を脱いで、シャツをはおっていざ入場。「ナビゴ~ン、はやくおいで~!建物の中、結構涼しいよ~!」「シーッ!!」あ、大声も厳禁ですね・・・てことで頂上目指して黙々と登りましょう。階段は百段以上!ハァ~~ッ。
「ハワイだよ!!ここはハワイだ~ッ!」
展望台に出るなり、思わず叫ぶナビゴン&とよぞう。白砂の海岸は遠浅で、おだやかな波が白い帯をいくつも作る。優しいブルーのグラデーションは太平洋に向かってどこまでも伸びていく・・・「ここ、ワイキキじゃん!」「じゃあ、あれがダイヤモンドヘッドだね!」苦労して登ってきた達成感も加わって、ふたりともハイテンション。展望台はキリスト像の顔の真横、肩の部分です。心地よい風に吹かれながらの眺めは、なるほど噂どおり「登りの疲れも吹っ飛ばす」絶景でした。
<キリスト像との2ショット。顔の凹凸の違いにヘコむとよぞう>
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<あまりの絶景に思わずバシャバシャ撮ってしまうナビゴン>
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景色を十分堪能した後は一旦ホテルに帰って汗でビショビショの服を着替えることに。山のふもとで待つこと10分。1台も空車タクシーが通らないので、仕方がなしにバイクタクシーを使うことになりました。事前交渉はしっかりと。
★★★バイクタクシー代(ヌイニョーふもと→ホテル):10,000 ドン
さ、旅の後半に向けて、ホテルで汗も疲れもキレイサッパリ流すぞ~!
★前編終了時点での残高、現在の残金:1,134,500 ドン!
以下、後編へとつづく・・
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2008-09-04