2020年最新!これでベトナム旅行はトラブル知らず!知っトクポイントを紹介

ベトナムは日本とは文化・習慣が違うことをしっかりと学習しましょう♪

こんにちは、ベトナムナビです。一昔前は東南アジアでもニッチな観光地のベトナムですが、現在では年間80万人の日本人が訪れる人気の旅先となり、2010年代以降は常に日本人が旅先に選ぶ外国の10位以内に入るようになりました。そこで、今回は2020年最新版として、初めてベトナム旅行を考えている人に向けた「ベトナム旅行の注意点や気を付けるポイント」をまとめてご紹介します。

寺院・教会・モスクの礼儀作法

聞いたことがある、という人も多いかもしれませんが、教会や寺院、モスクといった信仰心が厚い教徒が集まる場所では、写真撮影が禁止されていたり、本堂への土足の入場が厳禁、肌を露出した格好での入場が不可といった規則があります。これらの禁止の有無は看板が立てられてあったり、傍の警備員に注意されます。これらを守らないで不作法を働くと、「日本人は失礼な人たちだな」と思われてしまいます。是非現地のルールはしっかりと守ってください。
カトリック教会。人口の2割以上がキリスト教といわれています

カトリック教会。人口の2割以上がキリスト教といわれています

モスク。マレー系やパキスタン系の人たちも多く住んでいます

モスク。マレー系やパキスタン系の人たちも多く住んでいます

チップを渡す場面を間違えない

ベトナムのサービス業は依然として基本給が低く、お客からもらうチップが給料の大きな比重を占めることがほとんどです。そのため、旅行者は適切な場面でチップを渡すのがマナーとなります。しかし、それ以外の場所では、仮に求められても渡す必要はありません。
【チップを渡す場面】
・ホテルのベッドメイク
・スパのセラピスト
・高級レストラン&バーで世話をしてくれた場合のウェイター
※レシートにサービスチャージが記載されている場合は不要

【チップが不要な場面】
・ホテルのドアマン
・タクシーの運転手
※チャーターした場合は気持ち程度渡す
・普通のカフェレストラン
高級バーではウェイターに少し渡しましょう

高級バーではウェイターに少し渡しましょう

ニンビン省のボートツアー。オールを漕いでくれ人に少しばかりチップを

ニンビン省のボートツアー。オールを漕いでくれ人に少しばかりチップを

人が集まる場所ではスリが多発!

治安のいい日本に住んでいると、どうしても警戒心が薄れてしまいますが、ベトナム旅行ではしっかりと気を取り直してください。ベトナムは治安がいい国として知られていますが、その一方でスリや盗難といった軽犯罪は多発しています。特に夜の人込みに乗じてやられるケースが多く、旅行者の場合は市場やナイトマーケットにおいて注意が必要です。大金はホテルに置いておき、盗まれて困るパスポートも金庫に保管しておくといいでしょう。
ハノイのナイトマーケット

ハノイのナイトマーケット

びっくりするくらいの人込みです

びっくりするくらいの人込みです

スリは本当に多いです

スリは本当に多いです

商品を購入しているときにやられます

商品を購入しているときにやられます

ぼったくりは以前と比べて少なくはなったが……

一昔前までは市場は本当にぼったくりの嵐でした。旅の達人ともいえるバックパッカーの人たちも、「ベトナムのぼったくりは世界でもトップクラス」というほど。しかし、近年は自治体がぼったくり防止策として、相場がわかるように市場に定価制の店を取り入れるようになり、徐々に被害の数は減ってきました。しかし、最初の言い値が高いことには変わりありませんので、3分1程度から交渉するといいでしょう。
ハノイのドンスアン市場

ハノイのドンスアン市場

値段交渉は一苦労ですが、それも旅の思い出です

値段交渉は一苦労ですが、それも旅の思い出です

人懐っこいベトナム人と積極的に交流して

ベトナム人は非常に人懐っこい性格で、人見知りというものがあまりありません。そのため旅行中はお店の人だけではなく、公園で現地人に話しかけたりと、積極的に交流を楽しんでください。
おばちゃんはとにかく気さく

おばちゃんはとにかく気さく

おじさんとも是非(笑)

おじさんとも是非(笑)

ベトナムは社会主義国家であるということ

ベトナムは1986年以降市場開放を経済政策に盛り込み、それ以降経済は民主主義となりましたが、国家自体は社会主義となります。中国のように共産党の独裁ですが、フェイスブックがつながらないといったことはありません。ただし、サイバー監視班がいて、国や政府の悪口を書き込んだりすると、国家転覆罪としてかなり重い罪に問われます。日本のように公に政府に対し暴言を吐くことは許されませんので、ご注意ください。
社会主義はマルクス主義=ホーチミン思想となります

社会主義はマルクス主義=ホーチミン思想となります

ベトナム国旗はいたるところに見ることができます

ベトナム国旗はいたるところに見ることができます

基本はテーブル会計

日本では食事を終えた後、伝票を持って出口傍のレジに行き、そこで会計を済ませます。しかし、ベトナムではカフェ、食堂、レストラン、バーとあらゆる場所がテーブル会計となります。食事を終えたら、声を上げてスタッフを呼んで、「check」といいましょう。スタッフが請求書を持ってきてくれます。時々間違いがあるので、一品ずつ料金を確認してください。
食べ終えたらその場で支払いましょう

食べ終えたらその場で支払いましょう

レストランも同様です。カード支払いも可能

レストランも同様です。カード支払いも可能

節約したければ博物館・美術館へ行こう

日本では博物館や美術館はけっこう高いイメージがありますよね。特に美術館は1500~2000円以上するところも多くあります。しかし、ベトナム博物館・美術館はまさに激安。入場料は100円前後がほとんどです。節約旅行を考えている方は、ガイドブックに掲載している博物館・美術館を巡るプランを考えてみてはいかがでしょうか。
博物館は市内に多数あります

博物館は市内に多数あります

タクシーで移動すれば、1日で5件くらい回れますよ

タクシーで移動すれば、1日で5件くらい回れますよ

美術館の数は少ないですが、ホーチミンには有名な美術博物館があります

美術館の数は少ないですが、ホーチミンには有名な美術博物館があります

なかなか興味深い作品ばかりです!

なかなか興味深い作品ばかりです!


いかがでしたか。ベトナム旅行では日本の国内旅行とは違った楽しみ方が期待されますが、それと同時に気を付けたい点も多くあります。ここで紹介したポイントを押さえておけば、トラブルのないベトナム旅行を成功させることができるはずです。以上、ベトナムナビがお届けしました!

関連タグ:トラブル注意点

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2020-09-04

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