雨季の楽しみ方を徹底紹介!
こんにちは、ベトナムナビです。6月から10月はベトナムの北部と南部で雨季の到来。特に北部ハノイは気温も年間最高気温となり、蒸し暑い日が続きます。しかし、勘違いしてほしくないのは「この時期のハノイ旅行がおすすめではない、というわけではない!」ということです。雨季には雨季の楽しみ方があるので、それさえ覚えておけば、乾季同様の満足度でハノイ旅行を満喫することができます。それではいってみましょう!
ハノイの雨季の様子はどんな感じ?
5月から10月は北部ハノイは雨季の時期になります。この時期は1日に数回の豪雨が降ります。東南アジア旅行が好きな方には言わずもがなですが、スコールと呼ばれるものになります。スコールは突発的豪雨を意味し、およそ30分から1時間程度で降り続けたのち、ぱたりとやみます。場合によっては青空が広がっているにも関わらず雨が降る意味不明な場合もあります(笑)
雨が降ったときの対処法
雨が降ってきた場合は、どうすればいいのでしょうか。基本は傘をさして行動するよりは、カフェやレストラン、スパなどで雨がやむまでやり過ごすのがベター。博物館や市場など屋内の観光スポットを目指すのもいいでしょう。
もし屋外観光を雨の中で決行したい場合は、ポンチョをあらかじめ買っておくのがいいでしょう。ポンチョは屋台で使い捨てが25~50円程度で売っているほか、ちょっと高めでもいいならコンビニやスーパーでも買うことができます。ハノイの屋外観光といえばタンロン遺跡やバッチャン村、ニンビン省にハロン湾が主ですが、傘で片手がふさがるよりは雨合羽の方が絶対に便利です。
タンロン遺跡
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雨の時間はレストランも
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歴史博物館でお勉強の時間はいかが
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思い出に残る高級カフェも
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ベトナムらしい時間を。お土産ショッピング
ⒸAjisai
ハノイ旅行を楽しむコツは、市内観光を充実させることです。市内観光の楽しみの1つは、「お土産ショッピング」ではないでしょうか。雑貨店が多い市内のエリアは、旧市街の南方から中心にかけて。そしてハノイ大教会から上方旧市街の入口にかけてに集まっています。逆にホアンキエム湖南方やハノイ廟周辺には日本人が行きたくなるようなお店はほとんどありません。
雨は関係なし!スパで素敵な思い出を
ベトナムは現地人も普段からスパに通うほど、スパサロンが民間に浸透しています。旅行者が行くようなスパは、外国人向けの高級スパとなるので、満足度は非常に高め。日本では数万円必要なパッケージコースも、ハノイでは1万円前後で体験できます。東南アジアではどこでもスパが女子に人気ですが、ベトナムはとりわけ安いイメージがあります。
盲目の人たちによるマッサージも「オマモリスパ」
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ⒸSFスパ
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アットホームな雰囲気の安マッサージ店も
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日本人に人気のスパはある程度かたまっています
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夜は雨が降る確率が低い!
スコールは何の前兆もなく突然やってくるのが常ですが、実はよく降る時間帯は決まっています。例えば午前中は朝5時~8時、午後は15時~18時くらいなどなど。そして、夜に降る時間は比較的遅めの23時以降。ですので、町が賑わう19時から22時までの間は雨の心配はそれほどありません。
その中でもおすすめしたいのが、毎週末金曜~日曜に開催される週末ナイトマーケットです。旧市街の中心で開催されるため、一通り見て回ったら、マーケットエリアを外れてそのまま夜の旧市街を楽しむのもおすすめできます。また、子連れファミリーであればホアンキエム湖周辺を散歩するのもいいでしょう。屋台のアイス屋や大道芸、シクロ乗りなどが出没して、夜遅くまで楽しむことができます。
夜の旧市街
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雰囲気だけでも楽しめます
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ナイトマーケットの様子
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毎週多くの人でにぎわいます
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雨でも大丈夫!屋外の観光地の楽しみ方
とはいっても一生に一度のハノイ旅行かもしれません。雨季であってもハロン湾やニンビン省といった世界遺産も行きたいところです。「でも雨が降ってきたらどうしよう」と悩んでいる方もいることでしょう。そこで、下記の注意事項とポイントを押さえておけば、雨季でもしっかりと楽しむことができるはずです。
1.傘ではなくポンチョを持参
2.雨上がりは蚊が大量発生するため、ムヒや虫よけスプレーを持参
3.ニンビン省のボート周遊は2時間ほど太陽に照らされるので、UVカットクリームや長袖を持ってくる
4.できればツアーに参加する
注目したいのは4.の「ツアーに参加する」です。例えばニンビン省ツアーで道中雨が降ってきた場合、ボートは一時休止するため、車の中で待機することができます。また場合によってはスケジュールを変更して、雨季でも楽しめるスポットに連れて行ってくれることもあるかもしれません。
さらに、ハロン湾もニンビン省も個人行動の場合はランチに困ってしまいます。特にニンビン省は小奇麗なレストランがないため、個人で行く場合は不衛生な食堂で食事を済ませることとなります。これもツアーであれば、旅行会社と提携しているレストランに連れて行ってくれるので快適な時間を過ごすことができます。
いかがでしたか。市内観光と郊外観光の雨季の時期の楽しみ方のポイントをご紹介しました。ベトナムはフランスの文化が浸透しているので、カフェやスパなどを交えて観光計画を練ることがおすすめです。以上、ベトナムナビがお届けしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2020-06-05