世界遺産チャンアン一日ツアーに参加しよう!

チャンアンと古都ホアルーを探索しよう!

こんにちは、ベトナムナビです。「ハノイの旅行最大の観光地は?」と聞かれたら、多くの人は「ハロン湾」と答えるでしょう。しかしちょっと待ってください。ハノイにはもう1つ、大きな世界遺産「チャンアン」があります。ハロン湾と同じようにツアーに参加する必要があるのですが、こちらも迫力ある観光地。そこで、今回は「世界遺産チャンアンのツアー」に参加しようと思います。日本からでも現地ツアーデスクからでも気軽に申し込めます。では行ってみましょう!

ツアーは丸1日がかり

チャンアン行きのツアーは日本の旅行会社、現地のツアーデスクともに必ず扱っている人気商品の1つ。どちらから申し込んでもかまいません。しかし、チャンアンはハノイ市街から片道2時間強かかります。また、チャンアンはオール付きの船に乗って景観を楽しむツアーですが、こちらも所要時間は2時間と長いので、どの旅行会社も朝行って夕方に帰ってくる1日ツアーのみ催行となります。
旧市街には日系旅行会社もあります

旧市街には日系旅行会社もあります

夜は20~21時頃まで営業中

夜は20~21時頃まで営業中

タムコックとチャンアンはどちらがおすすめ

ニンビン省には2大観光地としてチャンアンとタムコックが挙げられます。ニンビン省のツアーではチャンアンとホアルー、もしくはタムコックとホアルーのツアーがありますが、どちらもボートツアーには変わりありません。タムコックの方が規模は小さいですが、ありのままの自然を楽しむことができ、チャンアンは規模が大きく、世界遺産らしい迫力ある体験ができます。どちらも所要時間が2時間ほどかかるので、同時に両方に行くことはできません。事前にどちらかを選ぶ必要があるので、後悔しないように吟味してください。
タムコックで見られる足でオールを漕ぐ風景

タムコックで見られる足でオールを漕ぐ風景

船でいろいろ買うこともできます

船でいろいろ買うこともできます

雄大です……!

雄大です……!

出かける前に準備は万全に

上述したように、チャンアンでボートに乗っている時間は2時間とかなり長めです。途中雨が降って来たり、思ったよりも日が照り付けて来たり、またその逆に寒かったりした場合を考慮して、準備はしっかりとしておきましょう。具体的には、
暑い時期:UVカットクリーム、長袖、サングラス、帽子、ポンチョ
寒い時期:上着、長袖、ジャケット、ポンチョ

雨の場合の注意点

チャンアンツアーはすべて外の観光となり、仮に雨が降ってきても雨宿りする屋内施設は周辺にはありません。小雨程度ならまだしも、ベトナムの雨は大粒のスコールなので、雨が降っているときは基本船は様子見(船に雨水が溜まってしまうため)。すでに出航している場合は、湾内にある複数の洞窟の中で休憩することになります。乾季であっても雨が全く降らないわけではないので、ポンチョは持参するようにしましょう。旅行会社によっては使い捨てのビニールポンチョをくれるところもあります。

片道2時間かけてニンビン省へ

ハノイ市街からチャンアンのあるニンビン省は片道2時間ほどかかります。これでも高速道路ができたため、昔よりも早くなっているんです。ちなみにハロン湾は市街から3時間強かかるので、ニンビン省の方が行きやすさも上です。道中はほぼ一本道なので、ハノイの都会の風景から徐々に田舎町に移り変わっていく様を窓越しに見ることができます。
ニンビン省に到着♪

ニンビン省に到着♪

美しい田園と巨大な岩と山々

美しい田園と巨大な岩と山々

世界遺産チャンアン複合景観を楽しむ!

チャンアンのボートクルーズではその迫力ある自然風景を目の当たりにすることができます。何億年もかけて形成された大地は一帯が石灰岩でできています。気の遠くなるほどの長い年月をかけて水が大地を侵食して、切り立った岩や湾、洞窟などを作りました。
ボートは定員が決められていて、ツアーのメンバーと相乗りとなります。お互い写真を撮ってあげたりして仲良く楽しみましょう。また、暑かったり雨が降っていたりしても傘は差さないように。後列の邪魔になります。道中は自然風景の他、仏教寺院を見学することもできます。また、映画「キングコング: 髑髏島の巨神」の舞台にもなっていたため、そのロケ地を歩くことも可能です。
日本ではなかなか味わえない体験

日本ではなかなか味わえない体験

小舟に乗って移動、というのも情緒があっていいですね

小舟に乗って移動、というのも情緒があっていいですね

仏教寺院もあります

仏教寺院もあります

ただしこちらは最近建てられたもののようです

ただしこちらは最近建てられたもののようです

最初の王朝!古都ホアルーを見学

中国から独立して最初に作った王朝は、実はハノイではなくここホアルーでした。初代皇帝ディエンティエンホアンがこよなく愛していたとされるこの地は、44年しか政権は続きませんでしたが、確かな雰囲気を辺りに漂わせています。敷地内にはディエンティエンホアンとその妻、さらに2代目レーダイハンの廟があります。中国の影響を強く受けた趣のある寺・廟は非常に見ごたえがあり、また周囲の自然景色とよく馴染んでいます。まるで時間が止まったかのような錯覚を覚えるほど。こちらもチャンアンと一緒に楽しんでいってください。
確かに中国風です

確かに中国風です

廟ですが遺体はないようです

廟ですが遺体はないようです

水牛が放牧されています

水牛が放牧されています

ハノイに帰る前にのんびりできます

ハノイに帰る前にのんびりできます


いかがでしたか。チャンアンとホアルーの2つの名所を歩くのがツアーの定番。ハノイ市街に帰ってくるのは車の込み具合にもよりますが、17時から20時の間。早く帰ってこれたら、ホテルで一休みしたのち夜の旧市街やホアンキエム湖周辺を散策するのも有りですね!以上、ベトナムナビがお届けしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-09-20

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