【2018年】学生旅行で行きたい観光エリア

こんにちは、ベトナムナビです。学生旅行で人気の東南アジア。タイやシンガポール、マレーシアなどがその筆頭に挙げられますが、近年はベトナムも負けてはいません。東南アジア諸国の中で比較しても物価は安いですし、治安もよく、南国らしさは120%。いまから今年の海外旅行を計画している学生は、ベトナムを選んでみてはいかがでしょうか。そこで、今回は学生旅行でおすすめしたい全国の観光エリアをご紹介します。

団体で楽しめる「ムイネー」

以前ナビが行ったときは、ゼミの団体が観光に来ていました。「ムイネー」は、ホーチミンからバスで5時間程度のところにある沿岸部砂丘地帯。ビーチエリアもありますが、海水浴よりは砂丘や遺跡散策といったアウトドア観光が人気。学生ならみんなでジープを貸し切って町や砂丘ひた走るのも楽しみの一つ。

東南アジアを旅先に決める学生の多くは「南国らしさ」を重要視するのではないでしょうか。学生の中には海外旅行が初めてという人もいるでしょうが、いずれも南国のイメージを持っているもの。生い茂る椰子の木々に常夏の気候、オープンエアのレストランで食事を頬張る、そんな時間を求めているならば、ムイネーはぴったりです。ただし、9月から12月は雨季の期間となるので、雨が降ったときのことも考えておくといいでしょう。繁華街には安マッサージやワインキャッスルなどもあります。

ムイネー砂丘		海岸道路沿いのオープンレストラン
これでもホテルです。南国感抜群♪		海を見ながらゆっくりと時間を過ごせます
シーフードも安いです		みんなで割り勘すれば予算も浮きます！

古き良き時代を感じる北部「ハノイ」

北部ハノイはベトナムの首都。政治のおひざ元であり、他方中国からほど近いため、歴史的にみても中国文化や習慣の影響が色濃く反映されています。ホアンキエム湖北部にある文化遺産の町「旧市街」は、古き良きベトナムの時代を今に映したかつての城下町。観光の中心となります。学生ならば博物館を巡ってベトナム戦争やホーチミン氏について学習してみるのも、一つのフィールドワークとして興味深い体験ができることでしょう。

市内のお土産店へ行けば必ず見かけるバッチャン焼きは、ハノイ郊外にあるバッチャン村で造られた焼き物を指します。バッチャン村は観光地化もされているので、学生みんなで訪れるのもいいでしょう。別途参加申し込みをすれば、バッチャン村のコンサベーションにて陶器づくり体験をすることもできます。それ以外では北部山岳地帯サパも若者に人気の観光地。少数民族の家でホームステイするのは貴重な体験です。ハノイは10月下旬ごろまでが雨季で、11月に入ると徐々に晴れの日が多くなってきます。ただし、それに伴い気温も下がり、ジャケットやジャンパーが必要なほど寒くなりますので、ベトナムだからと甘く見ないで、しっかりと防寒対策が必要です。

ホアンキエム湖にて		古き時代を投影したハノイ大教会
ホーチミン氏関連の施設もたくさんあります		博物館巡りも楽しいものです
ホアロー収容所		バッチャン村の散歩

高級ホテル＆世界遺産で南国バカンス「ダナン」

ベトナム中部の「ダナン」は雄大なミーケービーチや大理石でできた五行山、世界遺産ホイアンなどが見どころとなる国内有数のリゾート地。リゾートというと学生にはちょっと予算が……と思うかもしれませんが、ダナンはまだまだ発展途上の町。4つ星、5つ星であってもみんなでシェアすればそれほど高くはありません。学生の卒業旅行としても年々人気となっていますし、その他の物価もハノイやホーチミンと比べると割安といえます。

ダナンの最大の魅力は、タクシーで行ける範囲内に世界遺産が2つもあるということ。ホイアン旧市街は17世紀の交易時代に反映した町で、日本の朱印船も往来していました。さらに南の山岳地帯を登って行くと見えてくるのが「ミーソン遺跡」。19世紀まで独立国家として繁栄していたチャンパ王国の聖域です。また、ダナンからバスで3時間ほど北上すると、日帰りから1泊で楽しめる世界遺産フエも観光できます。ビーチリゾートといえども、楽しみ方はそれぞれ。仮に意見が分かれた場合は、複数グループに分かれて行動するのもいいかもしれませんね。

ビーチで今年最後の旅を満喫		夜のダナン
高級ホテルライフで南国気分		五行山
ホイアンでは伝統ショーに注目		夜のホイアン。男女で歩きたいです…

ロマンスも生まれるかも。絶対的な人気を誇る「ハロン湾」

ベトナムの世界遺産といえば、「ハロン湾」が最大級のスケール。ハノイから行くことができ、ツアーバスで3時間ほど南下します。ハノイ旅行者の多くが訪れるハロン湾ですが、せっかくの学生旅行。このメンバーで行くのは最後になるかもしれないのであれば、思い出に残る時間を過ごしたいものですね。ハロン湾観光は日帰り、もしくは1泊クルージングツアーが催行しています。旅行会社によって契約しているクルーズ船は違うので、申し込むときは客船内部の様子が分かる写真を見て判断するようにしましょう。

1泊ツアーであれば船上でディナーを楽しんだり、早朝の朝靄がかかる時間に甲板でヨガ体験をしたりなど、普段は体験できない非日常の世界を満喫できます。しかし、時間がないという方は日帰りでも可。その場合は高速ボートで湾内の洞窟を見学したり、水上家屋の見学、手漕ぎボートの商船から果物を買ったりと、素朴な観光を楽しむことができます。

ベトナム旅行のハイライトとなること間違いない！		水上家屋も見れます
美しいサンセットは一泊クルージングで鑑賞できます		豪華客船

いかがでしたか。今回は学生におすすめしたい観光エリアをご紹介しました。ビーチや世界遺産、砂丘などベトナムは地域によって観光方法がまったく異なります。もし滞在期間を一週間以上とることができるならば、国内線や長距離バスを利用して複数都市周遊旅行を計画してみるのもいいかもしれませんね。以上、ベトナムナビがお届けしました。