バンメトートの空港&市内アクセス

バンメトート空港から市内までの移動、および市内観光&郊外エリアへの移動方法を詳しく紹介!

こんにちは、ベトナムナビです。ベトナム中南部に位置するバンメトートは、日本人旅行者にとってはまだ知名度の低い観光エリア。ハノイやホーチミンといったベトナムきっての大都市と比べると、いろいろと勝手は違うかもしれません。まだガイドブックを見ても現地情報はそれほど多くないので、事前に調べておきたいところ。今回はバンメトート観光における移動手段をご紹介します。

空港から市内の移動手段

まずご紹介するのは空港から市内までの移動方法。バンメトート空港小ぢんまりとした国内線ターミナル。ホーチミンやハノイといった都市から就航しています。ベトナム航空やベトジェットエアといった国内の航空会社の他、オーストラリアのジェットスター航空などでつながっています。バンメトート空港に着いたら、荷物を受け取って出口へ。すべて一本道なので迷うこともありません。
空港を出たら早速市内へ行く方法を探すことになりますが、実は市内まではタクシー一択。他のエリアであればタクシー、市バス、民間観光バス、ハイヤーなどがありますし、空港を歩いて出たところにはバイクタクシーが待っています。さらにここ1~2年ですっかりと普及したGrabなどの配車アプリも利用価値が高いです。しかし、バンメトート空港にはタクシーしかありません。ただしタクシーにも複数社ありますし、中には営業許可をとっていない無所属の白タクもあるかもしれません。間違って乗ってしまうとぼったくりに遭う可能性があるので、是非ここで紹介するタクシー会社を利用するようにしてください。
空港出入口のカフェで休憩

空港出入口のカフェで休憩

お土産も売っています

お土産も売っています

バンメトート空港は小さいので迷うことはありません

バンメトート空港は小さいので迷うことはありません

バンメトートを走る2大タクシー会社

バンメトートを走るのはこの2社が大手。空港にも多数とまっています。緑の車体、もしくは緑と白の車体は「マイリンタクシー」。ベトナム全国区の最大手でどこの地域でもみることができます。一方黄色の車体が目印のこちらは「ティエンサータクシー」。ベトナムのダナン、ホイアンといった中部地方から中南部にかけて走っている地場タクシーです。料金は初乗りでティエンサーの方が若干安いですが、しばらく乗っていると対して変わらない印象です。どちらも信用できますし、ナビも10日間ほど滞在しましたが、一度もぼったくられたりチップを要求されたり、改造された高速メーターに遭遇することはありませんでした。
マイリンタクシー

マイリンタクシー

ティエンサータクシー

ティエンサータクシー

バンメトート観光の移動手段

バンメトート観光における移動手段は、専ら「タクシー」となります。ただ、路線バスもあり、市内循環型、市内から郊外へ行く長距離バスもあります。乗り場はバンメトート市場傍にあり、ターミナルではなくバス停から乗ることになります。ただし、常に現地人で満員ですし、観光スポットが終点のところはないので、ベトナム語が理解できて、なおかつどこで降りるかを知っておかないと、利用はかなりハードルが高いといえます。

レンタルバイク

レンタルバイクはベトナムでは普通。宿泊ホテル、もしくはレンタバイク屋で借りることができます。バンメトートで借りる場合は、専ら滞在ホテルとなります。料金はホテルによって異なりますが、一日およそ12万~20万ドン(600~1000円)となります。ただし、ベトナム国内で通用する免許証がなければ違法となりますので、捕まったら罰金を払うこととなります。場所によってはネズミ捕りをしているところもあるので、レンタルする際は自己責任となります。
バンメトートでもバイク天国

バンメトートでもバイク天国

ツアーデスクでもレンタルできるのが普通ですが、バンメトートにはありません

ツアーデスクでもレンタルできるのが普通ですが、バンメトートにはありません

バイクタクシー(セーオム)

バイクタクシーも移動手段として挙げられます。個人事業主しかいないので、なにかとトラブルもありますが、乗りこなすことができればベトナム旅行らしい時間をおくることができます。ただ、市街地からバンメトート観光のメインとなる郊外までをバイクタクシーで移動するのはおすすめできません。まずバンメトートは高原地帯なので日中でも気温はそれほど上がりませんし、午前中や夕方以降は冷え込みます。バイクで風を切って走るのは大変です。さらに高原地帯特有の不安定な雨も悪条件の一つ。また、ブオンドン村やラック湖といった観光エリアまでは車で1時間以上かかりますので、バイクならさらにかかります。バイクの魅力は渋滞をすり抜けることができることですが、実際バンメトートではそれほど渋滞はありませんし、市内の観光スポットは徒歩で移動することができます。

徒歩

市内観光であれば、徒歩での移動が有効的です。都心であればバイクは歩道にまで乗り上げてきて危険ですが、バンメトートではそんなことはありません。幅広い歩道が設けられていて、バイクの心配なく安心して歩くことができます。市内のスポットではバンメトート市場、ダクラック博物館、カイドアン寺間は徒歩での移動が可能です。チュングエンコーヒービレッジやアコドン村は少々遠いのでタクシー、もしくはバイクタクシーで行くのがおすすめです。
清潔な遊歩道

清潔な遊歩道

それほど込み合うことはありません

それほど込み合うことはありません

のどかな市街地

のどかな市街地

市内散歩も楽しいです

市内散歩も楽しいです

車のチャーター

市内から郊外スポットへ行く場合は、タクシーで行くのがおすすめですが、実はメーターで行くよりも、いっそチャーターした方が料金はお得ですし融通が利きます。メーターの場合は往復でかなりかかりますし、観光地で待っていてもらう間も待機料金が発生します。それを鑑みると、はじめから半日、もしくは1日チャーターする方が料金も安いですし、なにより気が楽になります。おもしろい運転手に当たれば、おすすめのお店や穴場に連れて行ってくれるかもしれませんし、一層充実した旅となるでしょう。

●チャーターの方法

チャーターする方法は2つ。1つは流しのタクシーを捕まえて、運転手と交渉する方法です。自分の行きたい場所を伝えて、その往復料金を教えてもらいましょう。2つ目の方法はホテルに依頼することです。高級ホテルであれば専用車がありますし、中級ホテルであれば信頼できるタクシーを呼んでくれます。レセプションスタッフは英語ができますので、行きたい場所を伝えたり、料金を教えてもらったりと、いろいろ力になってもらいましょう。
ダライヌア滝

ダライヌア滝

ブオンドン村

ブオンドン村

自然豊かなダクラック省

自然豊かなダクラック省

エレファントライディングは絶対楽しんでほしいです

エレファントライディングは絶対楽しんでほしいです

ラック湖でもエレファントライディングができます

ラック湖でもエレファントライディングができます

郊外には少数民族が多く暮らしています

郊外には少数民族が多く暮らしています


いかがでしたか。バンメトート観光ではタクシーと徒歩がメインとなりそうです。また、チャーターをうまく利用できるか否かで、旅の満足度は大きく変わってくることは覚えておいた方がよさそうです。ホテル側も馴れているので、是非相談してみてください。以上、ベトナムナビでした。
関連タグ:バンメトート移動方法

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-04-12

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