2018年のベトナム

2018年。ベトナムはより身近に。山岳高原地帯に行ってみよう。

こんにちは、ベトナムナビです。2018年もベトナムナビは皆さんに真心を込めて現地のリアルタイム情報を随時お届けしたいと思っております。是非今年もよろしくお願いします!というわけで、今回も年始めということもあり、2018年、今年のベトナム模様をご紹介したいと思います。2018年もよりベトナムは日本人旅行者にとって身近な存在となることを、現地ホーチミンより祈っております!ではいってみましょう!

2018年の祝日

<新正月>
1月1日
去年は振替休日で2日も祝日でしたが、今年は元旦の1日のみ。とはいえ都市の中心部はお祭りムードです。

<旧正月(テト)>
2月15日~2月20日
15日が大晦日、翌16日が元旦となり、およそ6~7日間の連休が予定されています。毎年公的機関の連休期間は政府が公式に発表します。

<フンヴォン記念日>
4月25日
ベトナムで最初の国を作ったといわれる神の子フン王の命日です。伝説上の人物ですが、現在では命日を旧暦の3月10日に制定して祝日となっています。

<戦勝記念日&メーデー>
4月30日&5月1日
戦勝記念日は南部解放記念日とも呼ばれています。1975年の4月30日に北ベトナム軍が侵攻して南ベトナムが没落。通常ベトナムの祝日は旧暦で数えることが多いですが、こちらは新暦なので毎年不動です。

<建国記念日>
9月2日~9月3日
現在のベトナム社会主義共和国が建国された日。今年は日曜に当たるため、翌月曜が振替休日となります。

イベント情報(予定)


続きまして2018年のイベント情報をご紹介します。あくまでも現時点の予定となり、突然日時が変更になったり、変更したりする可能性もあります。参加予定の方は、現地情報を随時入手するようにしましょう。

●ランタン祭り

1月30日、2月未定、3月1日、4月29日、5月28日、6月27日、7月26日、8月24日、9月23日、10月22日、11月20日、12月20日
※当日の天候やその他事情により延期あるいは中止になることもあります。
●ジャパンフェスティバル2018(ホーチミン)

毎年恒例となっているホーチミンのイベント。日越交流のイベントとしては最大規模で、ホーチミン1区の9月23日公園全体で開催されます。毎年11月に行われていたイベントですが、5度目となる今回は1月27日~28日となりました。今年もコスプレイヤーやアイドル、アニメキャラクターなどが続々と登場予定!

日時:1月27日~28日
場所:9月23日公園(ホーチミン)
ⒸHCMC Marathon

ⒸHCMC Marathon

●ホーチミンマラソン大会

こちらも毎年恒例化したマラソン大会。バイク社会のベトナムでは近年子供も若者も運動不足が目立ち、肥満率も高くなってきました。そこで政府が健康促進を理由に推したのが、このマラソン大会。5km、10km、21km、42km、の4つのコースに分かれていて、当然外国人も参加可能です。

日時:1月14日
参加方法:公式ホームページから申し込み
公式HP:http://www.hcmcrun.com/index-en.html
Ⓒcolormerunvietnam

Ⓒcolormerunvietnam

●カラーミーラン

カラフルなパウダーを浴びながらマラソンをする世界で人気のカラーミーラン。ベトナムでも近年注目されていて、2017年はホーチミンとハノイで開催されました。2018年の開催情報は未定(執筆時点)ですが、おそらく今年も開催されることでしょう。発表されましたら、ベトナムナビでもご報告したいと思います。

2018年はベトナムがより身近に

日本からベトナムまではおよそ直線距離3600kmほど。東南アジアの中ではフィリピンに続いて2番目に近い距離の国です。ここ数年で日本はベトナムに多額の投資をして、民間レベルでも友好関係を深めていっています。成田と中部地方が直行便で結ばれたのもその一つ。さらに現在では経由便であればソウル、北京、上海、台北とあらゆる都市から行くことができ、複数か国の周遊旅行としてもベトナムは人気です。2018年はさらに行きやすくなることでしょう。

2か国周遊旅行の一翼を担う存在に

前述したように、せっかくのアジア旅行。ベトナムだけではもったいないと思いませんか。日本からベトナムへ行く道中に韓国、台湾、中国を経由することもできるので、トランジットでもう一都市観光するのもいいでしょう。また、陸続きの東南アジア。ベトナムからバスでカンボジア、ラオス、タイなどに行くことも容易ですし、空路でもLCCなど格安航空を利用すれば、片道わずか数千円でシンガポールやマレーシアといった国々に行くことができます。滞在が3日、4日程度であればベトナムに集中するのがいいですが、一週間以上であれば、国内複数都市、もしくはもう一か国足を延ばすのもいい旅の思い出となることでしょう。

2018年は山岳高原地帯に出かけてみては

ベトナムにおける旅行先としては、ハノイとホーチミンが牽引していて、近年ビーチリゾートとして売り出し中のダナンも人気が上がってきました。しかし、2018年ナビがおすすめしたいのは、そのどちらでもなく、ずばり「山岳高原地帯」。日本だと信州をイメージするかもしれませんが、ベトナムの場合はもっと田舎風情が漂います。また、楽しみにしていただきたいのが、「現地に暮らす少数民族との交流」です。大変貴重な体験をすることができるでしょう。
●バンメトート(中南部)

まずご紹介するのはこちらのバンメトート。コーヒーの町として知られていて、全国に展開している高級コーヒーカフェチェーンのチュングエンコーヒーの生まれた場所でもあります。ホーチミンから国内線で1時間弱で行くことができ、市内中心に建つ巨大なバンメトート市場を中心に、素朴な町が広がっています。また、バンメトートはゾウの町でもあり、いまだ野生のゾウも数百個体いるそう。ゾウ乗り体験はバンメトート観光のハイライトの一つです。
また、バンメトートには少数民族も多く暮らしていて、最も多いエデ族を中心に、ムノン族、ザライ(ヤライ)族がロングハウスという独特の建築様式の家でいまでも暮らしています。その中でもエデ族の多くは積極的にベトナム人や観光客と交流を図っているので、外国人旅行者も彼らと触れ合うことができます。

エデ族の人々。民族衣装は普段は着ていません

エデ族の人々。民族衣装は普段は着ていません

どこの家もコーヒー豆を栽培しています

どこの家もコーヒー豆を栽培しています

観光地ラック湖

観光地ラック湖

エデ族の子供たち

エデ族の子供たち

高原地帯独特の澄んだ空気をどうぞ

高原地帯独特の澄んだ空気をどうぞ

ダライヌア滝

ダライヌア滝

●ダラット(中南部)

標高約1500メートルの山の麓にできた小さな町ダラット。ベトナム人のハネムーン先として人気の他、ホーチミンで暮らす人がちょっとした連休で行ける軽井沢のような観光エリアです。年間を通して穏やかな気候を持ち、朝と晩は特に冷え込んでジャンパーが必要なほど。南国を想像しているベトナムの中では異質なエリアです。この独特の気候からさまざまな種類の野菜や果物が収穫でき、ダラット産の食品は高品質として知られています。
ダラットには古くからコホー族という少数民族が暮らしていて、ランビアン山では彼らと触れ合えるほか、彼らの作った民芸品のポーチや財布などを購入することができます。日本人にも昔懐かしいプロミスリングにはコホー族の言葉で「愛してる」と刻まれているので、恋人夫婦におすすめのお土産です。その他、ダラット中心に広がるスアンフーン湖を散歩したり、湖畔に建つカフェでコーヒーブレイクをとったりと、時間を忘れるひと時をおくることができます。
ダラットは花の都とも呼ばれています

ダラットは花の都とも呼ばれています

素朴な町が広がる市街地

素朴な町が広がる市街地

愛の聖地ダラット

愛の聖地ダラット

ダラット市場の様子

ダラット市場の様子

蒸気機関車に乗ることもできます

蒸気機関車に乗ることもできます

少数民族の民芸品

少数民族の民芸品

ⒸPixabey

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●サパ(北部)

ベトナム北部に位置するサパは、中国との国境に接している山岳地帯。ここで紹介した山岳高原エリアの中では最も外国人に開けていて人気のエリアといっていいでしょう。サパの町にはバックパックを背負った外国人が多く行きかっていますし、麓で暮らす少数民族のモン族も観光客慣れしていて、ツアーデスクでは少数民族の家のホームステイも申し込むことができます。現在はハノイ市街地から列車もしくはバスで行くことができるので、アクセスも徐々に良くなってきました。ただし、日帰りでは厳しいので、現地で宿をとって最低一泊するつもりで計画を立ててください。
ⒸPixabey

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標高は約1600m。冬の季節になると雪も降る寒い気候を持っています。現地では町の散策だけではなく、山のトレッキングツアーにも積極的に参加してほしいところ。山の麓からうかがえる棚田の美しい自然風景や、そこで暮らすモン族の素朴な生活の様子は、どれも心打つものがあります。また、朝の早い時間の散歩もなかなか異国情緒漂う時間を過ごすことができます。標高が高い場所に発生する特有の朝霧が町を多い、白い靄がかかった町は不思議と幻想的。自分が日本とはかけ離れた場所にいるのだということに気づかされます。ハノイからツアーも出ているので、比較的ビギナー旅行者でも行きやすい山岳高原地帯となります。
ⒸPixabey

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いかがでしたか。2018年もベトナムナビはあらゆる観光エリアの現地情報をお届けしたいと思います。是非次の海外旅行はベトナムで決めてみてください!以上、ベトナムナビがお届けしました!

関連タグ:イベント2018年

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-01-02

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