2017年4月~10月の重要観光ニュースランキング!

こんにちは、ベトナムナビです。東南アジア諸国の魅惑の都市ベトナム。発展途上国であるため、毎年目まぐるしく町並みは変わります。また、変化するのは町の様子だけではありません。法律、政治体制、各種インフラなども著しく変化します。10年間と今とではまったく異なるのが今のベトナム。そこで、今回は2017年の上半期(4月~10月)で起こった旅行者にとっても重要なベトナムニュースをご紹介したいと思います。

ホーチミンのブイビエン通りが週末歩行者天国に

ホーチミン市1区のブイビエン通りは、東南アジアでも高い人気を誇るバックパッカー街。ベンタイン市場から徒歩10分ほどで行けることもあって、バックパッカーだけではなく、普通の旅行者も多く訪れます。そのメインストリートであるブイビエン通りが週末限定で歩行者天国へとなりました。通り脇の歩道も数か月かけて整備され、バイクの往来を気にしないで歩くことができるようになりました。ナビでは4月頭にその旨を告知しましたが、ようやく実施されることとなりました。これまで以上にお店が賑わうので、旅行者にとっての新たな観光名所として今後いろんなところで紹介されるかと思います。要チェックです!
歩道も綺麗に整備されます

歩道も綺麗に整備されます

夜のブイビエン通り

夜のブイビエン通り

観光エリアにおける電気バスの普及

ベトナムでも近年は車による大気汚染が社会問題となっています。そこで、観光エリアや都市圏で普及しつつあるのが、電気バス。エコバスを謳ったバスは市内循環型なので、観光にも利用することができます。現在のところ、ハノイのホアンキエム湖中心、中部ミーソン遺跡、ニャチャンチャンフー通り、ホーチミン1区市内などで乗ることができます。ちなみに新たに加わったホーチミンの路線電気バスは、1区の南方7区と同区内にある高級住宅街フーミンフン地区に行くことができます。7区は外国人区と呼ばれる注目の新エリア。電気バスに揺られて向かってみてはいかがでしょうか。憩いの散歩スポットを歩くことができます。
それほど早くは走れないが、エンジン音が非常に静か

それほど早くは走れないが、エンジン音が非常に静か

ニャチャンのナイトマーケット前で待機している電気バス

ニャチャンのナイトマーケット前で待機している電気バス

ダナン⇔バンコク間、デイリー運航開始

中部ダナンは、近年日本人旅行客が増えているベトナム第3の都市。ホイアンやミーソン遺跡、フエといった世界遺産を周遊するツアーが人気です。しかし、中長期滞在の方にとって朗報。2017年6月から、さらに空路で1時間行ったところにある、大人気の都市バンコク(タイ)に行くことができるようになりました。十数年ほど前から、日本人旅行者の間で滞在中フリープランで過ごす個人旅行者が増えてきました。「せっかく東南アジアに来たんだから、ベトナムだけではもったいない」と考えている方は、微笑みの国タイに足を運んでみてはいかがでしょうか。1泊から楽しめます。
LCCも人気

LCCも人気

ダナン国際空港。とっても清潔です

ダナン国際空港。とっても清潔です

ベトプリンスクルーズが人気急上昇中

高級観光クルーズ船のベトプリンスクルーズ(https://www.vietprincess.com/)が大人気。北部、中部、南部をそれぞれ数日かけて周遊する大型観光客船で、船内は豪華客室に中世西洋の雰囲気が漂うレストランやフィットネスジムなどがあり、ラグジュアリーな時間を過ごすことができます。2017年6月には新たにダナン就航の新客船RV Han Princess号もテスト就航中。クルージングという何とも贅沢な観光を検討してみるのはいかがでしょうか。
Ⓒvietprincess

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日越交流フィールジャパンが大盛況で終える

7月に開催された日越交流イベントのフィールジャパン。今年で第3回目を迎えましたが、両日ともに大盛況にて成功を収めました。当日は日本の旅行会社や各種メーカー、日本料理レストランなどがブースを出展し、さまざまな「日本」を提供。ステージでは忍者やアニメキャラクター、花魁など日本の歴史とサブカルチャーを紹介。ベトナムはアジア諸国の中でも1、2を争う親日国。しかし、その裏ではこのように現地の日系企業がイベントを催していることを忘れてはいけません。これからももっともっと日本をアピールして、ベトナムに日本を知ってもらうよう努力をしなければなりませんね。
ドラえもんも登場

ドラえもんも登場

やはり旅先の本命は京都

やはり旅先の本命は京都

東南アジア複数都市周遊はもはや当たり前に。ニャチャン・フーコック島も海外とつながる

ダナンとバンコクに続き、フーコック島とバンコク、さらにニャチャンとクアラルンプールも直行便で9月より就航開始しました。フーコック島はメコンデルタ最西端の秘境。リゾートアイランドとして人気急上昇中で、ニャチャンは言わずとしれたベトナム最大のリゾートアイランド。バンコクとクアラルンプールはともに日本人に人気の都市で、ベトナムからは2時間圏内と非常に近場です。数年後にはベトナム国内だけではなく、東南アジア諸国を跨いだ複数都市の周遊旅行が当たり前になっているかもしれませんね。
ⒸWikipedia

ⒸWikipedia

ⒸConny Sandland

ⒸConny Sandland

ホーチミンで新たなインフラ「水上バス」が公開

8月にホーチミン発となる水上バスが運行開始しました。ホーチミンのバクダン船着き場から、トゥードック区まで、10.3kmを結ぶ路線で、運賃は1万5000ドン(約75円)と現地人価格が適用されました。現時点では1路線のみですが、すでに2路線目の運航もほぼ決定しており、こちらはホーチミンの1区の周辺を区域を走る予定。旅行者にとっての新たな観光インフラとしても期待されています。市内中心部を雄大なサイゴン川が流れるホーチミンならではのニュースです。

いかがでしたか。たったの半年でさまざまな新しいことが起きたベトナム。今後も目が離せません。次の旅先をベトナムにと考えている方は、できるだけ多くリアルタイムの現地情報を収集するよう心掛けるといいでしょう。以上、ベトナムナビがお届けしました。

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-10-05

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