こんにちは、ベトナムナビです。先日お会いした旅行者の中に、「ホーチミンが好きで二度目の旅行です」と仰った方がいました。ベトナム国内の中でもニャチャンとホーチミンはリピート率が高いのが特徴。また、ビジネスで出張にホーチミンに来る方も多く、その方はおそらく年に何度も来越されて、町を知り尽くしていることでしょう。今回は、ホーチミン旅行2度目の旅先と、楽しみ方をご紹介したいと思います。
最初の旅行でやり残したことは?
まずは最初の旅行でやり残したことを挙げてみましょう。最初の旅行では、メコンツアーやディナークルージング、水除吽形劇や博物館、統一会堂といった名所巡りを主とした方が多いかと思います。しかし、短期滞在では、「スパに一度しか行けなかった」、「雑貨ショッピングはできたけど、オーダーメイドをする時間がなかった」といったやり漏らしがあるものです。それらを2度目の旅の目的に入れてみましょう。
ナビおすすめの旅目的
ここでは、ナビがおすすめする2度目の旅行の楽しみ方を箇条書きで挙げてみたいと思います。1度目で体験したものや、興味ないものは遠慮なく弾いてください(笑)
1、スパのパッケージ(長時間)
2、洋服のオーダーメイド
3、屋台/食堂巡り
4、ローカル散歩
5、新興住宅エリア散策
6、一泊以上の郊外旅行
1、スパのパッケージ(長時間)体験
ベトナムには雑貨店と同じくらいスパ&マッサージ店が点在しています。女性なら最初の旅行で思う存分体験したという方も多いでしょう。しかし、ここでおすすめするのはパッケージコース。だいたい2時間~5時間の間でコースが組まれていて、料金は5000円~2万円程度が相場。フット、ボディ、フェイシャルマッサージのほか、ヘッドスパ、食事、ティーサービスなどがセットです。高級スパではプール利用も可能。最初の旅行では、時間がもったいないと考えて敬遠しがちなので、二度目以降のリピーターさんにおすすめです。
2、世界に一着だけ!洋服のオーダーメイド
雑貨ショッピングはおそらくもう十分という人がほとんどかと。そんな方は一歩先に進んで洋服のオーダーメイドを。手先の器用なベトナム人は、古くからオーダーメイドでアオザイを作っています。旅行者にとってはワンピース、半そで、スーツ、コートなどがおすすめ。仕上がりは要確認ですが、洋服程度であれば1日~。デザインは自分ですべて考えるのもいいですし、雑誌の切り抜きを持参するのも。また店内の既製品と同じ物を依頼したり、参考するのもいいでしょう。お店はドンコイエリアとパスターエリアに日本語が通じるところがいくつかあります。また、値段を心配されている方もご安心を。オーダーメイドの料金は既製品とほぼ変わりません。なぜなら、生地だけ調達して自分たちで作れるからです。
ベトナム人は普段はレストランではなく、屋台や食堂で食事を済ませます。老若男女みんな屋台が大好き。特に気温が下がって涼しくなる夜の時間になると、多くのベトナム人が道端の屋台に集まります。旅行のガイドブックでは、屋台や食堂は衛生が悪いのでおすすめしないと紹介されることも多いですが、二度目は勇気をもってチャレンジしてみてください。
4、ローカル散歩
ガイドブックに載っている王道どころはもう飽きた!そんな方がやることは、もう自分で開拓するしかありません。ホーチミンの1区は高層タワーや大型ショッピングセンターなど大都会の姿を持っていますが、車で数十分も走れば、東南アジアらしい田舎風景に出会えます。空港から北上したゴーバップ区はローカルエリア散策としてとてもおすすめです。特に名所はありません。時間を必要としない素朴な風景を散歩して、行き当たりばったりの旅などはいかがでしょうか。
ホーチミン市内で旅行客が足を運んで楽しめる新興住宅街は2つ。1つは2区タオディエン地区。在住欧米人による町づくりがされているため、雰囲気も西洋。フレンチヴィラや西洋スタイルのレストラン、プール付きのスパなどが多数あります。バイクのとおりが少ない閑静な町で、プチリゾートを堪能することができます。もう1つは7区フーミンフン。別名コリアンタウン。韓国人と日本人が多く暮らしています。高級マンションやヴィラの戸建て、近代的な大型ショッピングセンターなどがあります。いずれもガイドブックに載るような名所はなく、町の散歩がメイン。あてもなく歩くのも悪くありませんし、事前にカフェやレストランの住所を調べておいて、その周辺を散策するのもいいでしょう。いずれのエリアも1区からタクシーで20分程度のところに位置しています。
6、一泊以上の郊外旅行
最後は他エリアの旅行です。バス、飛行機、フェリー、列車、いくつかの移動手段を駆使してバックパッカー気分で出かけてみてください。おすすめはバス旅行。メコンデルタ地方、ダラット、ムイネー、ニャチャンなどは一泊~楽しむことができます。すべて目的地まで一本で行くことができるので、市内の旅行会社にバスチケットを手配してもらいましょう。ちなみに、メコンデルタ地方はミトー、ベンチェー、カイベーまでは日帰りが可能でツアーも出ています。それ以降カントー、ロンスエン、チャウドック、ハーティエン、カーマウといった奥地は日帰りでは不可。事前にホテルも予約しておくと安心でしょう。
いかがでしたか。今回は2度目のホーチミン旅行の6つの楽しみ方をご紹介しました。もちろん自分で考えてオリジナルのプランを組むのも楽しみ。1度目よりもディープな旅を決行してください。以上、ベトナムナビがお届けしました。