ホーチミンからチャウドックまで弾丸トラベル!
 
 
	
    
こんにちは、ベトナムナビです。メコンデルタ地方奥地のチャウドックは、少数民族のチャム族や仏教寺院バーチュアスー廟、サム山など見どころ満載の観光エリア。そのチャウドックまではホーチミンからバスで6時間強。今回は、ホーチミン市内から、チャウドックまで一泊二日の弾丸旅行をしてみたいと思います。短期旅行者でも可能なので、是非実行してみてください。
        
	
    移動は寝台バスで
    
ホーチミンからチャウドックまでは寝台バスで行くことができます。バスはファングーラオ通りもしくはデタム通り沿いのツアーデスクから手配できるほか、ホーチミン西方のミエンタイバスターミナルからも毎日定時で運行しています。運賃はバス会社にもよりますが、約15万ドン程度。日本円にして約750円なので安いですね。寝台バスは全席指定席なので、混雑することもありません。
  
	
		
 
	
    
バスで行くと大体同じルートを通ります。メコンデルタ地方に入ってしばらく走ると、バスはフェリーに乗って川を横断。10分程度ですが、南国情緒を感じるひとときを味わえます。ホーチミンからチャウドックまではバスで約6時間から7時間。道中の景色もしっかりと楽しんでください。
  
	
    
							 
					
							
		
		
    
      
      |   甲板から眺めるメコンデルタの風景 |   |   カンボジアの町に到着 | 
		
							 
					
							
		
		
    
      
      |   のどかな田舎町 |   |   チャウドックの市街地に到着 | 
		
	
	
  
 
	
    14:00~:チャウドック市街地散策
    
朝の7時から8時くらいのバスに乗れば、チャウドックに到着するのは昼過ぎの14時頃。昼食は途中の休憩所でも食べることができますが、できれば我慢してチャウドックでおいしい料理を楽しんでほしいところです。チャウドックの町は小さいので、市街地散策といっても中心の市場周辺を歩くくらいです。町中にはレストランらしきところはなく、食堂だけなのであまり選ばずに店に入ることをおすすめします。
  
	
	
    
●チャウドック市場とその周辺チァウドック市場は町の中心にある屋内市場。その周辺と合わせると数百のお店が軒を連ねています。市場散策を楽しむとともに、バイクの喧騒がない、チャウドックの田舎風景をじっくりと眺めてください。また、町には魚の発酵臭が漂っていますが、これはラウマムの出汁にもなっているマムカーという発酵調味料。チャウドックの名物です。
  
	
    
							 
					
							
		
		
    
      
      |   市場屋内 |   |   魚の干物なども豊富に並ぶ | 
		
							 
					
							
		
		
    
      
      |   素朴な風景 |   |   マムカー | 
		
	
	
  
        
		
 
	
    
チャウドックはカンボジアの国境に接している町。古くからカンボジア人(クメール人)が暮らしているほか、イスラム教徒のチャム族が住む町もあります。いずれも少数民族で、旅行客が出会うのは貴重な体験。市場周辺には小舟の舟主がいるので、その人たちに頼んで近くのダーフック村まで運んでもらいましょう。ホーチミンでは体験できない、ベトナムらしい少数民族との交流をすることができます。
  
	
    
							 
					
							
		
		
    
      
      |   水上の家々 |   |   小舟に乗ってダーフック村へ | 
		
							 
					
							
		
		
    
      
      |   チャム族が機織りした雑貨は希少価値があります |   |   民芸品をお土産に | 
		
	
	
  
 
	
       
	
    17:00~:サム山へ移動
    
市街地の散策、ダーフック村散歩を終えたら、サム山へ向かいましょう。サム山は仏教説話の残る聖地。市街地からサム山まではセーロイダップという乗り物で20分~30分程度です。セーロイダップは自転車の後ろに荷台を乗せた現地の移動手段。こちらに乗ってサム山まで向かいましょう。
  
	
	
    17:30~:バーチュアスー廟
    
バーチュアスー廟はベトナム人にとっては仏教でとても大切な廟。全国から熱心な仏教とが押し寄せてきます。日本の神社のように一本道の参道があり、その両脇には供え物を売る屋台が並んでいます。夜にかけて非常ににぎわう通りなので、覚えておきましょう。寺院内はカメラ撮影が禁止。狛犬のような像に触るとご利益があると言われているほか、子豚の丸焼きを運ぶ光景も。ベトナム式参拝方法をじっくりと見学していってください。
  
	
    
							 
					
							
		
		
    
      
      |   バーチュアスー廟の入口 |   |   参道。夜は特に盛り上がる | 
		
							 
					
							
		
		
    
      
      |   像に触れるベトナム人。なにかいいことがあるかも |   |   夜も大変多くの人が参拝に訪れます | 
		
	
	
  
        
		
 
	
    
毎日夜の帳がおりると、バーチュアスー廟周辺ではナイトマーケットが開催されます。参道下の大通りから、坂を上がった先まで屋台や商店が並んでいます。食事はここで済ませましょう。屋台であればブンリウクワや焼き鳥などを堪能していってください。また商店では洋服やジーンズを売る店が多数でます。お土産になるかはわかりませんが、自分の部屋着としてはいいかもしれません。
  
	
    
							 
					
							
		
		
    
      
      |   19時過ぎから人が多くなります |   |   屋台で食べる料理はおいしいです! | 
		
							 
					
							
		
		
    
      
      |   ホテルに持ち帰る夜食や日用品もここで調達を |   |   子供のおもちゃもたくさん! | 
		
	
	
  
        
		
 
	
    
ヌイサムロッジはサム山にある唯一のホテル。他のホテルに泊まるなら、チャウドック市場のある市街地まで戻る必要があります。ただし、外国人旅行客にとって、このヌイサムロッジは非常に人気のホテル。カンボジア国境を見渡せる田園風景や地平線を眺められる屋外スイミングプール。おいしいベトナム料理レストランも併設しています。是非一度宿泊してみてください。
  
	
    
							 
					
							
		
		
    
      
      |   プールにはデッキチェアも |   |   ベトナムで人気のビクトリアホテルグループです | 
		
							 
					
							
		
		
    
      
      |   部屋は清潔 |   |   夜の時間も楽しんで | 
		
	
	
  
 
	
    翌日:ホーチミンへ帰路
    
いかがでしたか。ホーチミンへ帰るバスが出るまでは市街地散策をするか、ホテルでゆっくりとするのがいいでしょう。午前中にチャウドックを出れば、ホーチミンには夕方までには着きます。一泊二日の弾丸旅行ですが、チャウドックを楽しむには十分。また、メコンデルタの大自然も堪能することができます。このプランはホーチミン二度目以降の旅行者におすすめです。もっとベトナムを深く知って、ベトナムを好きになってください!以上、ベトナムナビがお届けしました。
  
        
        
	        
	          上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
	          記事登録日:2016-11-14