こんにちは、ベトナムナビです。今年の乾季は例年よりも雨降りの日が少なく、特に中部南部では厳しい陽気が降り注ぐ日が続いています。旅行者にとっては観光のハイシーズンなので、どこへ行くにも雨の心配をしなくて有意義な滞在時間をおくれることでしょう。では、今回も3月と4時間のベトナム情報をお届けします!
カレンダー編
3月8日 女性の日国際女性(婦人)デーと呼ばれる、アメリカ発祥の世界的イベント。日本ではバレンタインデーの方が浸透していて、女性の日は意識されていませんね。しかし、ベトナムでは女性の日の方がいまも重要視されています。女性に花束やプレゼントを贈り、日ごろの感謝を伝えてください。道の通りは花売りが並び、こちらも旅行者は注目。
4月16日 フン王命日ベトナムで数少ない祝日。旧暦3月10日に設定されていて、今年はこの日が当該日付。フン王はベトナム建国の父と呼ばれている伝説の国王。龍と鳳凰の間に生まれたとされ、数々の伝説を残しています。北部フン王を祀る寺院では、大規模なお祭りが長期間にわたって開催されます。
4月30日 南部解放記念日ベトナム戦争が終結した日。フランスの傀儡国家と揶揄されていた南ベトナムの大統領官邸に戦車で突撃。これにより南北統一が実現したことから、翌年旧大統領官邸を「統一会堂」と名を改め、現在に至ります。
天気・気候編
全国的に気温は前月よりも上昇傾向。特にホーチミンは最も暑い時期となるので、日焼け防止グッズは欠かせません。ニャチャンやブンタウといった海水浴目的の方は、紫外線対策も必須。日焼けクリームに帽子、サングラスを持参しましょう。
<北部>
平均気温 23度 降水量 80mm
<中部>
平均気温 26度 降水量 20mm
<南部>
平均気温 30度 降水量 40mm
3月&4月の過ごし方
3月と4月はベトナム旅行に最適のシーズン。どこへ行っても真夏の天候。南国らしいバカンスを体験することができるでしょう。ただし、日射病、熱中症の心配もあるので、水分補給のほか日陰を歩いたり、定期的にカフェで休憩したりと、時間に余裕がある観光プランを立てるのがポイントです。
3月と4月は全国的に乾季真っ只中ですが、ハノイは4月の下旬からパラパラと雨降りの日がでてきます。北部は5月以降は降水量200mmと途端にスコールが続き、雨季に入ってしまいます。ハノイ旅行は近年盛り上がってきて、ハロン湾やニンビンといった自然の景観を愛でる世界遺産ツアーが注目されています。それ以外にもハノイ観光のメインはすべて屋外となるので、旅行はこの3月と4月がおすすめです。
ダラットはベトナム中南部の標高高い高原地帯。フランスが開拓したのが歴史のはじまりで、現在でもヴィラやお洒落なカフェがたくさんあります。ベトナム人の間では華の都と呼ばれ、綺麗な花々をマーケットや名所でみることができます。気温はこの時期も過ごしやすく、朝と晩は冷え込むくらいです。南国の陽気から抜け出したい方は、ダラットに足を運んでみてはいかがでしょうか。ホーチミンからバスで6時間で行けます。
光が反射して煌めく南国の海で、時間を忘れてビーチバカンスを堪能。そんな夢もベトナムでは叶えることができます。中部ホイアンのクアダイビーチ、中南部ニャチャン、ムイネー、南部ホーチミン近郊のブンタウとビーチエリアはたくさんあります。いずれもほどよくリゾート気分を味わえるので、海水浴を望んでいる方にとっても、ベトナムはおすすめです!
ピックアップグルメ
こちらはジャックフルーツ。南国特有の果物なので、日本では滅多に見かけることはありません。大きなドリアンのような果実をナタで割って、果実を取り出します。クセのある匂いがしますが、それさえ慣れればほんのりと甘いおいしい果物です。全国どこでも売っているので、市場、路上、スーパー、コンビニなどで手に入れてください!
いかがでしたか。3月4月はアウトドア旅行がおすすめ。絶好の観光日和が続きますので、悔いのないよう、事前に綿密のプランを立てましょう。以上、ベトナムナビがお届けしました!