こんにちは、ベトナムナビです。
前回の「3月&4月のベトナム」の紹介で、ホーチミンは最後のハイシーズンとご説明しましたね。
5月以降は雨季の入り口。滞在中何度かスコールに見舞われる可能性があります。今回はそんなベトナムの過ごし方と、おすすめのエリアをご紹介します!
カレンダー編
5月1日 メーデー(祝日)世界的な祝日ですね。労働者の祭典などとも言われています。ちなみに日本ではゴールデンウィークに入ると同様、ベトナムでも4月30日と連休になります。ベトナム人は有給休暇を消化して、帰省する人が多いです。
5月19日 ホー・チ・ミンの誕生日(祭日)
南部サイゴンを開放へと導いた革命家ホー・チ・ミン氏の誕生日となります。祝日ではありません。
天気・気候編
北部及び南部は降水量が4月と比較してグンと上がります。一方ハイシーズンとなるのは中南部です。降水量もまだまだ少なく、快晴が続くため絶好の観光日和となるでしょう。
<北部>
平均気温 26度 降水量 200mm
<中部>
平均気温 28度 降水量 20mm
<南部>
平均気温 30度 降水量 250mm
ベトナムの過ごし方
北部ハノイと南部ホーチミンへの観光の際は滞在中何度かのスコールに覚悟しなければなりません。雨降りのあとは涼しく過ごしやすいメリットがありますが、それと同時に蚊が大量発生しますので、虫除けスプレーは必需品となります。また、朝晩は冷え込むときがありますので、長袖の持参もお忘れないように!
スコールとは
スコールは突発的な雨です。雲がぐずついて降り出す雨と、見渡す限り快晴にも関わらず豪雨となるパターンがあります。前者の場合は怪しい雲が頭上を覆い始めたら、カフェやホテル、ショッピングセンターなど室内に非難しましょう。また後者の場合は近くの露店でカッパが売っているので、それを着て室内までやり過ごしてください。ただし、スコールは15分から30分程度で止むのがほとんどです。時間帯は3時頃から夕方にかけてが降りやすいです。
エンタメ情報
メーデー5月1日のゴールデンウィーク期間中にベトナムに訪れる旅行者もいることでしょう。
この前後3~4日間ほどはベトナムでも国内観光が盛んですので飛行機やバスなどのチケットが取りづらくなるかもしれません。計画されている方は早い段階で予約をしておきましょう。特にベトナムの国内線は要注意です。
5月11日 フーコック島ハーフマラソンベトナム南端に位置するフーコック島でハーフマラソンが行われます。
誰もが参加することができ、自分の体力に合わせて5km,10km,21km,と3つの折り返し地点が設けられています。
外国人も参加することができるため、是非異国の地を走り抜けてみませんか。
ちなみに毎年ニャチャンで行われている国際ハーフマラソンは都合により延期、次回は2014年3月の開催予定のようです。
ニャチャン
ベトナムの誇るビーチリゾートで年間を通して外国人観光客が絶えません。ビーチの他にも観光スポットは目白押し。ただしスポットのほとんどはアウトドアなので、雨季に入ると満足いく観光はできません。是非5月&6月のうちに楽しんでください。
夜景の綺麗なソンハン橋
ダナン中部地方最大の都市ダナン。世界遺産を巡る観光客のベッドタウンの顔がありますが、ここ最近は観光地化されてきており、今後目が離せないエリアです。9月から雨季に入るので、それまでに訪れたいところです。ダナンを拠点にホイアン、フエ、ミーソンと世界遺産の欲張りコースを堪能してください。
5月&6月のピックアップグルメ
写真の果物は『ジャックフルーツ』。東南アジアと南米の一部でしか栽培されない常夏の国を象徴するフルーツです。ちょっと匂いはありますが、食べるとフルーティな香りと味わいで病みつきになっちゃうかもしれません。
お値段もリーズナブルで、約100円程度でお腹一杯食べられます。市場や道端の露店には必ずといっていいほどありますので、見つけたらご賞味ください。
いかがでしたか。5月&6月は北部と南部であればスコールに気を付けること。雨を気にせずアウトドアをエンジョイしたいなら中部、中南部がおすすめであること。この2つは必ず覚えておきましょう!
以上、ベトナムナビがお届けしました。