ホーチミンで安宿探し、といえばここ。欧米人を含めインドシナを旅するバックパッカーが集まる便利なところなのです。
こんにちは!ベトナムナビです。今日ナビがご案内するのはバックパッカー族御用達のエリア。バンコクならカオサン、ジャカルタならジャラン・ジャクサなど、アジアの大都市にはドミトリーが中心の安宿エリアがあったりするわけですが、ホーチミンならそれにあたるのがこちら、ファングーラオ通り沿い、というわけです。
ファングーラオ、とひとことでいっても、ファングーラオ通りだけではなくて、ツアーバスが出発するデタム通り、そしてレストランやパブ集中するブイヴィエン通りなどあわせてひとつの安宿エリアを形成しています。
空港バスも停車します!
ここファングーラオが旅行者たちに支持されているひとつの理由は繁華街から徒歩圏であること。ベンタイン市場までは10分くらいだし、レロイ通りも20分前後の距離。タンソンニャット空港から市内にアプローチする152番のバスもデタム通り経由で停車。バスに乗る外国人客がファングーラオで降りる率が高いので便宜を図ったのかも?またファングーラオ通りの正面には公園もあり、意外と?環境も悪くありません。このエリアには地元の住民も多数居住し、すぐ近くに市場が立ったりとたいへん活気のあるエリア。路地裏には庶民の生活が漂っています!
では、このエリアを一周歩いて、感じてみましょう!
デタム通りはツアーバスの発着拠点!
デタム通りは「シンカフェ」「TNKトラベル」といったツアー会社がオフィスを構え、外国人旅行者が非常に多いエリアになっています。朝はここからメコンツアーに出発する人やプノンペン行きの国境を越える定期バスも出発し、早朝から人でこみあっています。夜は周囲にパブが集合していることもあり、夕涼みに食事に飲みにやってきた外国人たちでお店がさらに賑わいます。
タクシーはあちこちに停まっていて、便利です。
ファングーラオ通りとタイビン市場
ファングーラオ通りは、ツアーを受け付けている旅行会社の窓口やホテルなどが多くあります。ホテルは「Spring House」に代表されるような$US 30-40クラスのホテルが数軒あり。下に紹介する中級ホテルとの違いはエレベーターがないこと。階段を使うことがあるので、荷物の多い方や上り下りが面倒な方は、フロントでまずは「Lower Floor」をリクエストしましょう。
「Liverty3」「Liverty4」「Vien Dong」「Elios」など、US$50~70くらいの中級クラスもいくつか並んでいます。こういうホテルは、レストランなどもあり、朝食つき、ということも。マッサージ店が併設されているホテルもあります。
この通りの片側は一面公園になっていて、まだ日差しの弱い早朝、散歩をしてみると、地元の方がみんな思い思いにストレッチをしたり、ジョギングしたり、バトミントンしたりしています。
そのままファングーラオ通りの東端にあるタイビン市場をブラブラ。ここは本当に地元住民のための市場なので、ローカルムードを余すところなく味わえます。一部は食べ物屋台が朝から活気づいているので、ここのベトめしをあれこれ見学するのも楽しいです。
ブイヴィエン通りは食堂街!
ブイヴィエン通りは「ファングーラオの裏通り」にあたる通り。エスニック系、パブ系をふくめ、レストランなどが多いのが特徴。こちらも他の通りと同様バックパッカー宿が多く、ナビのようにキョロキョロしていると「部屋あるよ」とか声をかけられます。路地内にもホテル通りがあり、イタリアンなどバーを兼ねたカフェが数軒並んでいます。
こちらはデタム通りからひとつ外れた路地。ここも軒並み民宿になっているだけでなく、どうも人通りが多いと思ったら、けっこうレストランも多く、その中でも特に客の出入りの多いレストラン「Bi-Saigon」を発見。オープンキッチンで手際よくコックさんが料理を作ってゆく姿を見ると、つい食べたくなります。こちらのお店、上の階にホテルも併設。通りの名前はでていませんが、ブイヴィエン通りにある「Anan hotel」を入った路地です。
スーパーマーケットも徒歩圏内!
こちらの宿泊者はできるだけ滞在費を抑えるべく、買い物はスーパーというのが定石のよう。ホテルのスタッフたちも心得たもので、サッと地図を用意して紹介してくれたりします。ファングーラオ通りを西へ歩くと、「Coop mart 」「Wellcome」の2軒のスーパーマーケットがあります。
それにしてもこのエリアの宿の多さはたいへんなもの。猫も杓子もここに住んでいる人は自宅を改造して民宿がわりにしているという感じ。家主がぶらぶらしていたり、子守をしているおばあちゃんが店番をしていたり、いろんな宿があります。コストパフォーマンス重視で値段に見合う宿を賢く選んでくださいね。以上、ベトナムナビでした!
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記事登録日:2008-10-07