最新ベトナムのお土産事情2018

ホーチミン旅行者を中心とした一押しベトナム土産2018年版!

こんにちは、ベトナムナビです。一昔前までは、ベトナム土産といえば雑貨店にある置物や調度品といった雑貨くらいのものでしたが、近年は大分発達して、さまざまなお土産が売られています。そこで、今回は2018年にベトナム旅行をされる方向けに、ベトナムらしいおすすめのお土産品をご紹介します。※紹介店舗などは主にホーチミンとなります。

2018年はお菓子のお土産をゲットしよう!

先に説明したように、これまでベトナム土産というと、ベトナムTシャツや置物、陶磁器、水牛の角で作ったスプーンやフォーク、スパンコールバッグにプラカゴ、サンダルなどが定番どころでした。しかし、近年はお菓子のお土産もだんだんと定着してきている様子。ハワイといえばマカダミアチョコを思いつくように、ベトナムといえば〇〇というお菓子お土産を買っていってはいかがでしょうか。お菓子土産のいいところは、贈る相手が誰であろうと無難に喜んでくれますし、相手と自分がどんな関係であっても、問題なく贈れるというもの。是非お土産に迷ったら大量に買っていってください。

一押しお菓子土産特集!2018年版

●マカダミアナッツ(ナッツ)

最近は雑貨店が扱うようになったのがナッツ類。ベトナム人は良くナッツを食べ、特にお正月には大量のナッツを各家庭が来客用に常備します。ナッツの種類はピーナッツ、ガシューナッツ、ピスタチオなど、日本でもありがちのものがよく見かけますが、ベトナムで近年ブームとなっているのが「マカダミアナッツ」です。中南部高原地帯タイグエンを主な産地として、まだまだ一つ一つ農家が手作業で栽培から収穫、ローストまで行うのでオーストラリほど知名度はありませんが、れっきとしたベトナムの特産となります。ベトナムで買えるマカダミアナッツはすべて殻がついたロースト無塩タイプ。日本で買うと250~500グラムで2000円~3000円ほどしますが、ベトナムでは半値で買うことができます。
●非加熱生はちみつ

日本産の純粋蜂蜜というと、かなり高いイメージがありますね。また、一般に市販されている蜂蜜は、ほとんど加糖されていたり、生はちみつであっても加熱されています。これではせっかくの健康食である蜂蜜の栄養素がすべて台無し。しかし、ベトナム人はそんなことしません。見た目は花粉が浮いていたり、気泡が見られたりしますが、100%純粋非加熱蜂蜜を提供しています。しかし、もちろんスーパーで売っているものは加熱されているので、ベトナム人の多くは知り合いの養蜂場から買っています。日本人旅行者にはそのルートはありませんね。でもご安心ください。非加熱生はちみつを売っているところもあります。
●パームシュガー

日本ではココナッツシュガーとしても知られています。実はココナッツシュガーといっても、実際ココナッツの実や木を原料にしているのではなく、ベトナムやカンボジアなど東南アジアでは、別のヤシ科の植物の木を原料に作っています。作り方は簡単で、ヤシ科の樹脂が詰まった木を粉砕して、あとは大きな鍋で数時間かけて煮詰めるだけ。しかし、この煮詰める作業が非常に酷。作業者は数人がかりで、交代で常にかき混ぜなければなりません。できたあとは販売用に固形にしたり、液体、顆粒などにしてパックします。あまり知られていないかもしれませんが、ベトナムでは古くからメコンデルタがパームシュガーの特産地として有名です。
●燕の巣ジュース
燕の巣といえば、中華の高級食材をイメージしますが、ベトナムでも中華由来で燕の巣は不老長寿の源として富裕層に人気があります。種類は数多くあり、値段は燕の巣の含有率によって決まり、含有率が高いものは数十万の値段がつけられています。ただし、旅行者におすすめなのは、味を楽しむ程度のジュース。コンビニやスーパーどこでも売っています。
●チャースア、茶、コーヒー

ベトナムといえば、ベトナムコーヒーは旅行者にも知られていますね。また、ベトナムは日本人同様日ごろからお茶を飲む習慣があるので、ベトナム産のお茶も捨てがたいところです。そして、ここ数年で若者の間で爆発的ブームとなっているのが、「チャースア」と呼ばれるミルクティーです。カフェに行けば数十種類もありますので注目してみてください。その粉末のインスタントもお土産として最適。自分用や家族用に買っていってはいかがでしょうか。もちろんどれを買ってもはずれはありません。


お土産を買う方法

●オンラインショップ

通常の小物雑貨などは、ドンコイ通りのお店に行けばいくらでも手に入りますが、お菓子含む食品となると、扱っている店は限られています。そこで、近年人気なのがオンラインショップ。例えば「ユーゴック(YUGOC)」はベトナムの特産品である「マカダミアナッツ」と「非加熱生はちみつ」をメインに、数々のベトナムの特産品を売る通販サイトです。ホーチミンに拠点を持っていて、日本語対応なのが嬉しい点。また、買ったら2~3時間以内にホテルまでデリバリーしてくれるのは、旅行者にとっては非常にありがたいサービスです。
■ユーゴック(YUGOC)
https://yugoc.com/
●市場

市場では値段交渉を楽しみながら買い物をすることができます。交渉に失敗すると、多少高くつくこともありますが、それもまた旅のいい思い出となるでしょう。通常雑貨店で売っていない食品関係も、市場では大量に売っています。ただし、高温多湿の市場では、ナッツやドライフルーツ、コーヒー豆はすべてのざらしで売られているので、風味は損なっています。どれも賞味期限は長いものばかりなのですが、しけていたり、固くなっていたり、中にはカビが生えているものもあります。自分用に買っていくにはいいですが、他人に贈るのはちょっと避けた方がいいかもしれませんね。
●スーパー・コンビニ

地元のスーパーやコンビニでも最近は買えるようになりました。日系のコンビニに行けば、お土産用に包装されているものも見つけることができます。スーパーは非常に混雑するのが難点ですが、豊富な種類の中から選ぶことができます。ただし、いずれも値段は少し高めの印象です。また、スーパーはラベルが貼られていますし、上述したように生はちみつの場合は加熱されています。また、パームシュガーのような特産品は売っていないところも多いほか、仮に扱っていてもお土産用ではなく、現地人が普段使う調味料として売られているので、愛想のないビニール袋に袋詰めされているだけの場合がほとんどです。

定番雑貨もベトナム土産に一押し!

●アクセサリー

やっぱり女性旅行者が押さえておきたいのは、アクセサリー雑貨ですね。ベトナムではアクセサリーはどれも本当に安く買うことができます。使うかどうかは分からなくとも、とりあえず買っておける値段なのが嬉しいところ。あまったら友人や母親にプレゼントするのもいいでしょう。雑貨はドンコイエリアやベンタイン市場で買えますが、安くまとめ買いしたければ市場が便利。逆にちょっと値は張っても、オリジナルで高品質のアイテムを手に入れたければ、雑貨店に足を運ぶといいでしょう。
ぬいぐるみのキーホルダーもかわいい

ぬいぐるみのキーホルダーもかわいい

やっぱりベトナム土産はこれ!っていう人も

やっぱりベトナム土産はこれ!っていう人も

●服飾品

バッグやサンダルといった服飾アイテムも、ベトナム雑貨を彩る重要な品の一つ。ホーチミンであればドンコイエリア、ハノイであればニャートー通りにこの手の雑貨店が数多く存在しています。こちらを買うときは、しっかりと手に取って品質を確かめください。サンダルであれば紐が千切れてしまったり、バッグであれば、スパンコールなどがぽろぽろと取れてしまったりするので、ある程度は安かろう悪かろうと思った方がいいでしょう。
サンダル

サンダル

紫外線避けの傘も

紫外線避けの傘も

●調度品・天然素材品

最後は調度品。水牛の角で作った箸やフォークはもちろん2018年も健在ですし、北部バッチャン村で造られた伝統の陶磁器のバッチャン焼きなどもおすすめできます。また、水牛の角のような天然素材で作ったものは根強く人気があります。オーガニックの石鹸やアロマキャンドル、クシなどは南国の香りを日本に運んでくれる貴重なアイテムとなるでしょう。
バッチャン焼き

バッチャン焼き

水牛の角が素材です

水牛の角が素材です


いかがでしたか。2016-17年は、店が創り上げたオリジナルのベトナム雑貨が人気となりました。そして、2018年はお菓子、特産、自然派食品などがお土産として重宝されそうです。以上、ベトナムナビがお届けしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-03-15

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