■ベトナム旅のトラブル

シンチャオ★ベトナムナビです！「ベトナムって怖いところ？治安は悪いの？？どんなことに気をつけたらいいの？？？」海外旅行へ行く時、そんな不安を抱えている方も少なくないはずです。今日はナビが皆さんに、ベトナムへ来る時、できるだけ気をつけて欲しいこと、もしもトラブルに遭ってしまった場合、どのように対処したらいいかをお話したいと思います。

◆とにかく最初に気をつけるべきは空港でのトラブル！

ホーチミンに来た旅行者が、一番気をつけなければ行けない場所、それは空港です。「おのぼりさんの多い場所に悪い人はいる。」というのは、世界各国共通の認識ですが、ベトナムの空港もやはり例外ではありません。空港にある両替所では、受け取りの際にちゃんと金額とケタ数を確認すること、やたらと声をかけてくる白タクには乗車しないことなど、気をつけなければならないことはたくさんあります。「深夜便で到着の際、タクシーステーションで10倍のお金を請求された。」とか、「空港通過料(現在正規料金・普通自動車5千ドン)のところ、10万ドン払えと言われた。」とか。旅行者ではなかなか防ぎにくい犯罪も、空港には決して少ないとは言えない状況です。旅慣れていない方、語学に自信が無い方は念には念を入れ、事前にホテルで送迎車を頼んでおくなどというのも、その後の旅行を気持ちよく過ごすためのひとつの策かもしれません。

空港の両替所でも、受け取ったお金の確認はしっかりとしましょう！

◆ベトナムって治安が悪いの？

街中ではひったくりやスリに注意。特にバイクでのひったくりや市場でのスリに注意。またカード詐欺や買春、美人局、睡眠薬強盗にも気をつけましょう。日本語で話しかけてくる人を安易に信頼しないことです。 日本人を巻き込んだ殺人事件こそ今まで一度もないものの、この国はまだ貧富の差も激しく、強盗に関して言えば日本よりはるかに気をつける必要があるでしょう。

ビナサンタクシー		マイリンタクシー		ビナタクシー
ホーチミン３大メジャータクシー

◆トランプ詐欺にご注意！！

街中で、観光地で、日本語もしくは英語で「ナイスハット！」「その帽子素敵ね。」などと旅行者に親しげに話しかけてくる人間には注意が必要です。「私は来年、叔母が住んでいる横浜に行く予定なので、横浜のこと教えてくれませんか？」などと言葉巧みに自分の家に招待しようとするのが彼らの手口です。家に連れ込まれた後に、脅すようにトランプ賭博を強いられ、詐欺にあった被害者がたくさんいます。皆さん、くれぐれもご注意を！

◆詐欺にあった場合

詐欺などにあった人が警察に通報し、犯人を追跡してもらえたなどという話を、残念ながら聞いたことがありません。極力未然に防ぐことが重要かと思われます。また、極々まれにタクシーや空港で騙された人が、ベトナム語堪能な現地の人間と共に直談判しに行き、お金が返金されたなどという話は聞きますが、旅行者の方はくれぐれも行動には気をつけるように、未然に防ぐようなケアを心がけましょう。

◆病気になったら

食あたり、デング熱など、食べものや氷、虫さされが原因で病気になってしまう場合もあります。ミネラルウォーターを飲むように心がけ、虫よけ対策も十分にされてください。万が一、体調が悪いと感じた場合、日本語が通じる国際的な病院もたくさんあるので、慌てずに連絡されてください。

☆パスポートをなくしたら
日本総領事館に連絡、再発行の手続きをとります。
通常、１週間から１０日からかかります。
身分証明書や戸籍抄本のうつし、パスポートの写しを用意しておくとよいでしょう。

万が一トラブルにあってしまった場合、何よりも大切なのは落ち着くことです。慌てずに、専門機関にすみやかに連絡するよう心がけてください。ベトナムに関わらず、海外旅行時はどんな人にも慣れない場所でのトラブルは遭遇してしまう可能性を含んでいるものですが、危険には近づかないこと、下準備を手抜きしない事、現地でも注意を怠らない事などに気をつければ、その確率はきっとグンと下がるに違いありません。皆さまのベトナム旅行が、楽しくて充実したものになることを、ナビも願っていますね（*^_^*）以上、「ベトナム旅のトラブル」ベトナムナビがお伝えしました。