ダラット旅行で押さえておくべき料理を網羅!
こんにちは、ベトナムナビです。中南部高原地帯ダラットはホーチミンからバスで約6時間強の旅。もともとフランス統治時代にフランス人により開拓されたのがはじまりで、ベトナム人にとっては定番の観光エリアですが、外国人にはまだ認知度はいまひとつ。最近じわじわと知られてきて、日本人のツアー団体もちらほら見かけるようになりました。そこで、今回はダラット旅行でこれを押さえておきたい!という名物料理をご紹介します。
肉料理は非常に豊富
まず欠かせないのが肉料理です。ダラットのような高原地帯には野生の鹿、イノシシ、ウサギなどが生息。これらの肉をまずは網羅してほしいです。ウサギ肉は骨が多いので賛否がありますが、鹿とイノシシは誰もがおいしいと言います。レストランやカフェでも食べることができるので、ダラット市場周辺で店を探す分には苦労しません。
一品だいたい10万ドン程度
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ウサギ肉は食べづらいかも
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ダラット産のサラダは全国で有名
ときおりハノイやダナン、ホーチミンといった町中で小ぢんまりとした野菜市場が開かれていることがあります。よく見てみると、野菜はすべて「ダラット産」とのこと。「ダラットの野菜は新鮮で安全でみんな大好き」らしいです。ダラットのレストランでは決まって野菜炒めやサラダがメニュー一覧に連なり、英語で「ダラット産」と表記されています。最近は日系企業も目をつけてダラットに農園を設けているようです。そんなダラット産の野菜料理はマストで召し上がってください。
新鮮な野菜を感じるにはサラダが一番?
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スープとしてもおいしく食べられます
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野菜炒め
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名物のアーティチョークという植物を鍋にしました
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ダラットワインは一味違う
野菜と同様で、ダラット産のワインは高品質だとベトナム人に定評があります。スーパーに行けば必ずワインコーナーがあるのですが、銘柄関係なくダラット産ワインは一つの棚にびっしりと並んでいて一番人気です。値段もそれほど高くなく、一本300円程度~購入することができます。ダラット市内でもワイン店はいくつもありますし、お土産ショップでも必ず扱っています。是非その味を確かめてください。
ワインがびっしり
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ダラット市場でも売っています。安くておいしいとは言うことなし!
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美容効果も!豆乳
ダラットは標高1400mの高原地帯のため、中南部といえども気候は涼しく、朝晩はジャンパーが必要なくらい冷え込みます。そこで、ダラットの人々がこよなく愛しているのが「豆乳」。ベトナム全土で飲めますが、ダラットで飲む豆乳は格別と人は言います。屋台や小さな場末カフェなどで飲むことができます。ダラット市場周辺に必ずあります。
ホット&コールド両方あります。一杯5000ドン~1万ドン程度
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鍋に大量に作られています
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屋台グルメの王様。バンチャンヌン
バンチャンヌンといえば、現在ではベトナム全国で食べられる屋台グルメの王道中の王道。子供から学生、大人までみんなバンチャンヌンが大好き。ライスペーパーを網で焼いて、その上に幾種類のソースや具を散らしたもの。最近ではベトナム風ピザとして外国人に売り出している店もあります。そのバンチャンヌンの発祥は、ダラットにある小さな屋台からはじまったと言われています。ダラットで食べられるバンチャンヌンはどこよりボリュームがあります。
ソーセージやチーズを使っている屋台も
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このボリュームで一枚2万ドン程度
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旅行者の知らないB級グルメはバインドゥック
バインドゥック(Banh Duc)はガイドブックにも紹介されていない、知る人ぞ知るB級グルメ。米粉もしくは小麦粉を練って固めた上に、ひき肉ベースの甘いソースをかけます。ダラットの人々は朝食やおやつで食べます。ダラット市内中心にも専門の食堂がいくつかあるので、わからなければホテルのスタッフに店の住所を聞いてみるのがいいでしょう。
食堂ではみなさんもくもくと食べています
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ソースも大量に作りこみしています
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自分で巻く生春巻き。ネムヌン
ネムヌンは生春巻きの一種で、炭火で焼いたつくねを野菜と一緒に巻いて、甘いタレにつけて食べるのが特徴です。中部ダナンやが名物と言われていますが、ここダラットのネムヌンも評判が高いです。屋台では食べれなく、基本は食堂もしくはレストランで扱っています。
いかがでしたか。ダラットの名物は非常に多彩。メイン料理もあれば、おやつ感覚で食べられるものもあるので、1泊や2泊でもここで紹介した料理すべてを網羅することも可能です。以上、ベトナムナビがお届けしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2016-08-10