湖の畔からスタート!ダラットの二大滝を見てみよう♪
こんにちは、ベトナムナビです!
今回ご紹介するのはベトナムの高原地帯ダラットの南部観光スポットです。
ダラット南部には有名な滝が二つあります。それは「ダタンラ滝」と「プレン滝」です。
どちらも至近距離にあるため、併せて訪れることをおすすめします。
モデルコース
最初はトゥイェンラム湖からスタートします。この湖はケーブルカーで渡った先の竹林禅院を超えた先にあります。
このトゥイェンラム湖を半周して、そのまま徒歩でダタンラ滝へと向かいます。ダタンラ滝で楽しんだあとは、そのままプレン滝へ向かいます。
移動手段
トゥイェンラム湖からダタンラ滝、プレン滝までは一本道なので迷うことはまずありませんが、徒歩だと少し距離があります。
ハイキング気分で通すことができればいいのですが、もし歩くのはしんどいという人であれば、ダラット市街地からバイクを借りるか、もしくはバイクタクシーを見つけることをおすすめします。
ただし、この界隈にはタクシーが非常に少ないので見つけるのにいささか苦労するかもしれません。
また、プレン滝の前にはバス停がありますので、帰路に関しては心配ありません。
トゥイェンラム湖
トゥイェンラム湖はスアンフーン湖ほど観光地化はされていませんが、手漕ぎボートのレンタルや道路沿いには露店も多く並んでいます。
旅立つ準備としては水分補給も兼ねてペットボトルの水は何本か購入しておきましょう。
また、アイス屋さんもありますので、小腹が空いているさいはどうぞ(笑)
広大な湖です。
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小さな円形の広場があるので休憩するのもおすすめです。
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ナビが訪れた時は個人経営のツアー案内所がありました。
ダタンラ滝とプレン滝の観光ツアーで、車で行くとのことです。
もし徒歩が嫌だという方はこちらに申し込むこともできます。ただし、値段はしっかりと交渉しましょう。
トゥイェンラム湖からタダンラ滝へ
竹林禅院を抜けてトゥイェンラム湖を正面に左回りに歩くと写真のような森に続く一本道があります。
ここからはひたすら歩くのみで、露店らしき店もタクシーも通りませんので肝に銘じておいて下さい。
何度も言うようですが、水分補給用にペットボトルの水はたくさん携帯しておきましょう。
ここからダタンラ滝までは歩いておよそ40分ほどです(ナビは早歩きで行ったので、女性の足ならば60分はかかるかと思います(^^;)。
周囲は喧騒から離れ、とてものどかな光景が広がっています。人の気配もなく、野鳥のさえずり、小川のせせらぎが心地よく耳に入り、疲れも忘れてしまいます。
また、道中イチゴの箱詰めを発見!実はこれ、目の前の平屋の住人が作ったもので、イチゴの量り売りをしているとのこと。ダラットのイチゴはベトナムで一番甘くて美味しいと言われています♪
イチゴを箱詰めにして量りを置いただけでのシンプルな売り方ですね☆
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こちらも同じくイチゴを売っています。
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横を振り向くと舗装されていない砂利道も。
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平屋です。時折家々を垣間見ることができます。
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◇ダタンラ滝
歩くこと40分強。ついに最初の目的地が見えてきました(^^)
他の観光客はみなさん観光バスで着ている様子です。まあ、そっちの方が楽ちんですよね…(^^;)
ダタンラ滝はプレン滝よりも規模が大きいので、きっと思う存分楽しむことができるでしょう。
ダタンラ滝に向かう前にはお土産屋もあるので、ここで休憩しておきましょう。
フレッシュジュースやアーティチョークティーなどダラットの特産品を試飲することができます☆
少し休んだらチケットを購入して入場しましょう。
なお2012年現在入場料は1万ドンです。
オートコースターに乗ろう
ダタンラ滝までは雑木林の中を歩きますので、「もう歩くのはちょっと…」という方にはコースターで行くことができます。
オートマティックなので操作は必要ありません。自動でダタンラ滝の目の前まで行くことができます。
ただし、片道で料金がかかるるというのと、行きは下り道なのでそこまで疲れません。ですので、行きは徒歩で、帰りにコースターに乗ってみてはいかがでしょうか。
ダタンラ滝までは下り坂の一本道です。所々狭かったり歩きづらい場所もあるので、ヒールを履いている女性の方は特に注意してください。
ここら一帯も森林に覆われていて、緑の匂いが心地よく鼻孔をくすぐります。
また、頭上にはコースターのレールが敷かれています。コースターに乗っている人と目が合ったら手を振ってあげましょう(^^)
お土産屋もあります。
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ここで体力を回復させましょう。
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ダタンラ滝到着!!
ダタンラ滝に到着しました!
すでに欧米人をはじめとした観光客で賑わっています。
驚くのは滝がとても至近距離にあることです。「ゴーッゴーッ」という音と同時に水しぶきも飛んできます。
みなさん滝の前で記念撮影をしています。また、こちらにもお土産屋がちゃっかりあります(笑)
なお、吊り橋を渡って歩くと滝の上まで行くことができます。
なんとも見晴らしがいいので、是非おすすめします。
また、滝から流れる小川に沿って歩くと、もう一つ滝がありますので、どちらも見ておきましょう!
コースターで帰路へ
戻る際は最初にご説明したコースターに乗りましょう。帰路は登りになるので、ジェットコースターのようにゆっくりあがっていく感覚がなかなかスリリングです(笑)
ダタンラ滝からプレン滝へ
ダタンラ滝を楽しんだあとはプレン滝へ向かいましょう。
また一本道をひたすら歩き続けます。ただし今度は下り坂が大半を占めるので幾分楽に思えるかもしれません。
ただし、トゥイェンラム湖からダタンラ滝までの道のりよりも距離が若干ありますので、覚悟してください。
ナビが途中休憩のため立ち止まっていると、一台のバイクがナビの前に止まって「どこへ行くんだい」と声をかけてきてくれました。プレン滝に行きたいと言うと、「同じ方向だから乗せてあげるよ。後ろ乗りな」と乗せてくれました☆
ベトナム人の優しさを感じるひと時でした。バイクで数分走るとすぐにプレン滝が見えてきました♪感謝です!
◇プレン滝
山を下りきった正面にプレン滝があります。観光地化されていて、ツアーバスもたくさん停まっているので見落とすことはありません。
駐車場付近にはお土産屋やカフェ、小さなレストランもありますので、こちらで一休みしてください。
お土産屋が並んでいます。
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ミネラルウォーターもここで補給できます。
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プレン滝はベトナム最後の王朝の別荘の一つとして開発されたのが始まりと言われています。
滝の規模自体はダタンラの方が上ですが、広い敷地面積が特徴となっています。
歩いて石段を下りてプレン滝へ向かいます。ダタンラ滝のようなコースターはありませんが、その代わりにケーブルカーがございます。
ただし、とても短い距離なのでケーブルカーは興味がある人だけ乗ってみてください。
ちなみにナビは往路徒歩です(笑)
ケーブルカーだと滝を見下ろすことができます。
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道中は舗装されていますので歩きやすいです!
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プレン滝へ到着
プレン滝へ到着すると、滝と溜まりが見えてきます。
スワンボートをレンタルすれば滝の近くまで行くことができます。
またプレン滝の特徴は、『滝の下回り込むことができます』。
円周を描くように滝の真下をくぐることができますので、絶対歩いてみてください。
ただし、足場が若干脆いので足を進める際はご注意を。
スワンボートの貸出があります。
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徐々に近くなってきました。
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溜まりの頭上には一本の吊り橋があります。
ケーブルカーでここまで来た際はこの吊り橋を渡ることとなります。
歩くと簡単に揺れるので要注意です。なんだかジャングルの奥地を探検しているようなハラハラ感があります(笑)
ゾウ乗り体験
またプレン滝ではゾウ乗り体験「エレファントライディング」もあります。
しかも、ここではゾウのみではなくダチョウにも乗ることができます!!
ベトナムのアニマルライディングにはなぜかどこもダチョウがつきものなんです(^^)
ただし、ご想像の通りダチョウは暴れるし乗りにくいので非常に危険です。刺激すると簡単に振り落されてしまうので、小さなお子様は乗せないでください。
いかがでしたか。トゥイェンラム湖からダタンラ滝、そしてプレン滝までのツアーコースは。
何度かご説明したように、全行程を歩くとなるとかなりの体力が必要です。
タクシーをダラット市街地からチャーターするか、もしくはバイクタクシーのレンタル、ツアー参加が王道と言えるでしょう。
ただし、マイナスイオンを吸収したい方は是非徒歩でのハイキングをおすすめします。
以上、ベトナムナビがお届けいたしました!!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-12-05