ホーチミン発ひとり10ドルで行けちゃう日帰りエクスカーション~前編~

ホーチミンから一番近い海へ。ひとり10ドルを握りしめ、ローカルバスやフェリーに揺られること3時間、女子ふたりでも行けちゃう激安日帰りエクスカーションやいかに!?まずは前編!

シンチャオ☆ナビゴンです!毎日暑い暑い日が続いているここホーチミン。日中は35℃を超すことも多い残りわずかな乾季シーズンを満喫しようということで、ホーチミンから一番近い海へ向かうことを決意したナビゴン&ナビータ。ひとり10ドル(18万5千ドン)を握りしめ、ローカルバスやフェリーに揺られること3時間、女子ふたりでも行けちゃう激安日帰りエクスカーションやいかに!?

いつ来てもパンチ効いとんねん!


AM8:00 サイゴンバスセンター発

集合場所はベンタイン市場南門前にあるサイゴンバスセンター。ここはホーチミンからベトナム全土へ向かうローカルバスの出発地。「それにしても、いつ来てもパンチが効いてる場所やのぉ~。」呟かずにはいられない程、ベトナム全土から集まった、もしくは今まさにこれからベトナム各地へと里帰りしようとしているベトナムの田舎のおじちゃんやおばちゃんやおじいちゃんやおばあちゃんの熱気でムンムンしてる。
最初に向かう先はNha Beニャーベー、20番バス。そこからフェリーに乗り、更に再びローカルバスに乗り継ぎカンヨービーチへと向かうのです。バスの行き先はこんな風に壁に張り出してあります。
バス番号が掛けられた場所の下で待つこと5分。近づいてきたにこやかな笑顔のおじちゃんが英語で話かけてきた。「ナイスな帽子だね~!」「あら、そうですか?ありがとう(*^_^*)」じゃなくって~、これがベトナム名物トランプ詐欺の最初のお約束文句だから気をつけなくっちゃ。「ノーノー!あなたに用はありません。」噂通り、空港、駅、バスターミナル、ベンタイン市場などなど、旅行者が集まるところに悪人も集まるみたい。旅行者の皆さんはくれぐれもついて行くことなどないよう気をつけてくださいネ!!!

ベトナムのローカルバスは遠足気分♪

ベトナムローカルバス、乗車運賃は車内で支払います。チケット売りのおばちゃんやお兄ちゃんが回ってきたらお金を渡してチケットを受け取りましょう。ひとり3000ドン。できるだけ細かい小銭を準備しておくと便利です。
ベトナムのローカルバスの特徴その1、大音量でラジオや音楽のサービス!?その2、飲み物やフルーツなどの車内販売!これは日本では見られない光景です。おっと、何やらいい匂いをさせて…揚げパンを持ったおばちゃんが隣の席にキター!「これも何かの縁です?きっと…。」朝食をまだ食べてなかったからひとついただきましょうかね~!
おはようございま~す!

おはようございま~す!

揚げパンひとつ2000ドン

揚げパンひとつ2000ドン

けっこう売れてる

けっこう売れてる

いただきま~す♪

いただきま~す♪

ベトナムローカルバスでは飲食したって全然OK!揚げパンを食べ、大音量のベトミュージックに揺られながらふと小学校の遠足などを思い出したナビゴン&ナビータです♪朝食タイム、ニャーベーまでは1時間はあっという間☆

フェリーで豪華船旅気分♪

ベンタイン市場を出発すること1時間、ニャーベーへと到着しました。ここから対岸のカンヨーの街まで乗り継ぎはフェリーです。バスを降りると皆ぞろぞろと前方へと歩いて行くのでその流れにそってフェリー乗り場へ行くのは簡単です。
バスの停留所から人の流れに沿って進めばフェリー乗り場が見えてきます。

バスの停留所から人の流れに沿って進めばフェリー乗り場が見えてきます。

フェリー乗り場に到着。乗船料は…500ドン!?(約2.5円)大丈夫なんか、この船!!!

フェリー乗り場に到着。乗船料は…500ドン!?(約2.5円)大丈夫なんか、この船!!!

アイス屋さんも。

アイス屋さんも。

もぎりのおねーさんが何故かノリノリ♪

もぎりのおねーさんが何故かノリノリ♪

トイレもあります。使用料1000ドン

トイレもあります。使用料1000ドン

船だ船だ~!

船だ船だ~!

「500ドンでもクルーズはクルーズよ!」

「500ドンでもクルーズはクルーズよ!」

海だ海だ~、川じゃないよね!?!?byナビゴン

海だ海だ~、川じゃないよね!?!?byナビゴン

海風にあたりながら気分は大女優。byナビータ

海風にあたりながら気分は大女優。byナビータ

田舎道をさらに進め!

フェリーはほんの10分ほどでカンヨーの街へ到着。そこから更に渋いローカルバスを乗り継いでビーチへと向かいます。フェリーを降りた後、再び前方へと人の流れに合わせて進むとバスが待っています。90番バス。1路線しかないので間違える心配はありません。ただし、停留所でアナウンスなどが無いので、海へ向かう人たちはみな一緒に降りますが、念のため乗車するとき運転手さんに、「Bai Bienバイビーン(ビーチ)」と伝えておくと安心です。この辺りがベトナムローカル旅の多少勇気のいるところ。いざ、健闘を祈ります(^O^)/
たった10分で到着~!

たった10分で到着~!

フェリーを降りたら、まっすぐ進むとバスが待っています。一路線のみ。

フェリーを降りたら、まっすぐ進むとバスが待っています。一路線のみ。

ビーチまで更に1時間、ゴトゴト道をバスは行く

ビーチまで更に1時間、ゴトゴト道をバスは行く

景色もどんどん田舎になって…

景色もどんどん田舎になって…

到着~!「おぉ、藁ぶき屋根の立派な停留所ではありませんか~!」お待ちかねのバイタク軍団に交渉してビーチまで乗せて行ってもらうこともできますが、値段交渉も面倒だし、ほんの20分程度、ランチ前の炎天下ハイキングと行きますか!くれぐれも水分補給はこまめにしましょう(*^_^*)

塩田を勝手に見学!?

バスの停留所からシーサイドまで歩くことおよそ20分。「さあもうひと頑張りで海だぜ~!海でビールだぜ~~!」暑さと共にナビータのテンションもマックスに。
そんな時、道路右脇に何やら白い田んぼを発見!「お塩?塩の山??」ちょっと見てみようと田んぼのあぜ道を進んでゆくと…。
こうやって海水を干して塩を作るんですね。真っ白じゃん!

こうやって海水を干して塩を作るんですね。真っ白じゃん!

どれどれ。

どれどれ。

結晶になってる!食べれる!!

結晶になってる!食べれる!!

「おじちゃん、ありがと~(^O^)/(^O^)/」と、塩田の隣に住むオーナーらしき人物に別れを告げ、二人はもうすぐそこに広がる海へと向かうのでした~。
<後編へとつづく・・・>

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-04-26

ページTOPへ▲

その他の記事を見る